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2013秋ドラマ 勝手に総括&各賞発表

2013-12-31 13:42:28 | 2013秋ドラマ
いつも当ブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます!
秋ドラマ期間中は、身内の葬儀があったり、私の趣味で上京したりと色々な事が重なって、ブログの更新が度々遅れ、申し訳ありませんでした。
他のクールの時は、連ドラが始まって1か月くらい経った時に「序盤戦雑感」という記事を書いているのですが、今回は時間が無くて書くことが出来ませんでした。

さて今日は、3か月に1度の恒例である、私の自己満足の記事、
2013年秋ドラマ(10~12月期)について「勝手に総括」&「勝手に賞」を考えてみました。

私が完走した秋ドラマは、以下の9本です。

月8(TBS)「刑事のまなざし」
月9(フジ)「海の上の診療所」
火9(フジ)「ミス・パイロット」
火10(フジ)「よろず占い処 陰陽屋へようこそ」
水10(日テレ)「ダンダリン・労働基準監督官」
水10(フジ)「リーガルハイ」
木9(テレ朝)「ドクターX~外科医・大門未知子~」
土9(日テレ)「東京バンドワゴン~下町大家族物語」
日9(TBS)「安堂ロイド~A.I.knows LOVE?~」

※木9(TBS)「夫のカノジョ」は、第2話までは観たのですが、あまりググッと来なかったため、2話にてリタイアしてしまいました。

このうち毎週の感想を書いたのは4本で、あまり多くはなかったのですが、全体としては秋ドラマはそんなに悪くはなかったのではないかな、と思いながら、そこそこ楽しんで観ていました
「何かが少し足りなかった(もうひと工夫あればもっと面白かった)」ドラマが多かったかなぁと。


各ドラマの総括は下の方に書きますが、まず各賞から発表します!
「30代主婦の気ままで勝手な自己満足」の記事ということで、流し読みしてください!

優秀作品賞 「ドクターX~外科医・大門未知子~」
終始一貫して面白かったです!!
シーズン1は観ていなかったのですが、シーズン2から観始めても何の違和感を覚えることなく面白かったです。
豪華キャストを揃えても面白くない作品が最近は多いのですが、本作は脚本が面白く、かつ演技派のベテラン俳優が揃いに揃って楽しみながら演じていらっしゃっていて、相乗効果でドラマ全体がどんどん盛り上がっていたように感じました。
そして、最後のオチまで満足。
分かりやすい内容で、とにかく各話がスッキリとまとまっていて、観ている間はドキドキしながらも終わったら爽快な気分になることが出来るドラマで、とても素晴らしかったです。

2位は「リーガルハイ」でした。
本作もとても面白かったです。
「問題作」ではあるのですが(笑)、人間の醜い部分を果敢に攻めていっている所が、シーズン1と同じくとても好きでした。
ただ、ちょっとシーズン2は捻りすぎていたというか、クドすぎるように思えたというか…。
少し入り込めなかった回が何話かあったということで、第2位とさせていただきました

この2作が突出していました

その2作からは少し落ちるのですが、

3位は「東京バンドワゴン~下町大家族物語」
4位は「ダンダリン・労働基準監督官」
5位は「刑事のまなざし」
この3本は、視聴率はイマイチでしたが内容はとても良くて、とても好きでした。
演出次第ではもっと面白くなったような気がして、少し勿体なかったなぁと思っていました。
どこが勿体なかったかは、各ドラマの総括の方で書きたいと思います。

あとは、「面白かった順」として
 「よろず占い処 陰陽屋へようこそ」>「ミス・パイロット」>「安堂ロイド~A.I.knows LOVE?~」>「海の上の診療所」
でしたが、この4本は部分部分を早送りで観てしまったのですよね
テンポが私としてはあまり好きではなくて、早回しで観たらそこそこ面白かった、という感じでした
詳細については、各ドラマごとに下に書きます。


優秀主演女優賞 米倉涼子さん(ドクターX~外科医・大門未知子~)
助演陣が個性派・演技派揃いで濃いキャストばかりだったのに、全く埋没せずに、怯むことなくズバッと斬っている姿が、本当に素晴らしかったです!
まさに米倉さんにハマっていて、カッコ良かった!!の一言に尽きます(笑)
そして個人的な話ですが私は米倉さんと同年代でして、あの御年であんな生足でミニスカートをはきこなせているという・・・体を維持するのにどれだけケアをしているのだろうか・・・と毎回感嘆していました(演技とは違うかもしれないけど、でもこの役はハイヒールでカッコ良く歩く姿も象徴的に効果的に使われていたので・・・ね)。
カッコいい女性のドラマは好きなので(だったら何故シーズン1を観なかったか…医療系はあまり観ないので)、まさにハマりました。

次点は「ダンダリン」の竹内結子さんでした。
変人で堅物で、最初の方は感情もなくて…という難しい役どころでしたが、見事に演じていらっしゃったなぁと。
あんな綺麗なお顔で「うぅ・・・」と犬のように唸るとは思いませんでした(笑)
もう少し愛らしさというか感情移入できる部分があれば良かったのですが・・・ということで次点とさせていただきました


優秀主演男優賞 堺雅人さん(リーガルハイ)
夏ドラマに引き続き、文句なしで堺さん
私はシーズン1を観ていたので「半沢直樹と古美門は違う」とは分かっていたけど、シーズン1を観ていない人はビックリしたんじゃないかな!?と思う位、見事に別人で(笑)、今回もとても素晴らしかったです。
そして、シーズン2は前回に増して下ネタが多かったですけど、古美門になりきって弾けていて、本当に凄いなぁと思いました。
長ゼリフ、滑舌の良さ、勢い…全てがパワーアップしていて、ひたすら圧倒されました。
2クール連続で濃厚な役どころ、本当にお疲れ様でした

次点は「東京バンドワゴン」の亀梨さんと「刑事のまなざし」の椎名さんでした。
お二人とも、とても役柄に合っていて良かったです。
少し地味でしたけどね


優秀助演女優賞 倉科カナさん(よろず占い処 陰陽屋へようこそ)
普段はとても可愛らしい方なのに、本作では男っ気がなく、化粧っ気もなく、おしゃれも全くせず…の女子力ゼロの理系オタクぶりがとてもハマっていて素晴らしかったなぁと思いながら、ずっと観ていました。
倉科さん演じる路子のドタバタぶり(+知念君演じる瞬太)を観ていると、毎週とても楽しくて、ホンワカできたというか…。
本作の良いスパイスになっていて、今までとは違った倉科さんを観ることが出来たなぁと思い、選ばせていただきました。

次点は「リーガルハイ」の新垣さんでした。
更にパワーアップしていて、古美門と互角に渡り合っている姿は、本当に凄かったです!
でも、あんな顔(どんな顔?)のガッキーはあまり観たくなかった(笑)

「ミスパイロット」の相武さんも好きでした


優秀助演男優賞 遠藤憲一さん(ドクターX/安堂ロイド)
あはは…近藤教授@藤木さんファンの方が読んでいたらゴメンナサイ
やっぱり海老名教授(エビちゃん)@エンケンさんは、私にドストライクでした!
役柄としても美味しい役どころではあったとは思うのですが、強面のエンケンさんからあんな表情こんな表情をこんなにも観ることが出来るとは思わず…(笑)
蛭間教授@西田さんに対しての忠犬ぶり…涙を流してしまったり、証拠隠滅のために紙をムシャムシャ食べてしまったり、トイレで悩む姿、高級焼き肉店で無邪気に笑う姿・・・
海老名教授は、演じ方によっては「とても嫌な奴」「腰巾着でズルい奴」と思われてしまうような役だったと思うのですが、エンケンさんがとても愛すべきキャラクターとして演じていらっしゃったため、「エビちゃん!」と思わず毎回何度もテレビ画面(+ツイッター上)で声を掛けてしまうほど、私にとっては気になるキャラクターでした
そして、同じクールで「安堂ロイド」にも出ていらっしゃったのですが、こちらはエビちゃんとは全く違っていて超クールで、パブリックイメージ通りのエンケンさんで、こちらはこちらで素晴らしかったです。
ということで、主に「ドクターX」についての評価ではあるのですが、「安堂ロイド」の役も良かったので、2つの作品名を書かせていただきました。

次点は「東京バンドワゴン」の玉置さんと「陰陽屋へようこそ」の知念さん。
お二人を主役にしたドラマにしても面白かったんじゃないかと思わせるような、とても気になる愛らしいキャラクターだったなぁと思い、次点にさせていただきました。

「ドクターX」の西田さんも、憎らしいだけのキャラクターではなく、コミカルな面もあり、でも恫喝するところは本当に怖くて、緩急が効いていてとても素晴らしかったです。
個人的に「ミスパイロット」の斎藤さんが演じていた国木田教官が、今クールで一番ハマったキャラクターだったのですが(爆)、ストーリー自体が残念で、ひたすら斎藤さんを楽しんでいました・・・。

「ドクターX」のフジッキーも好きでしたよ
でもまぁキャラクターとしては、ラスシンの凛太郎のように藤木さんの潜在的な魅力が出るような役どころではなかったかなぁと思い、個人的にはとても楽しませていただいたのですが、このような形とさせていただきました
思ったよりも登場場面が多かったし、未知子を利用して失敗する役柄かと思いきや、未知子と医師としていい雰囲気で終わったので、いい意味で予想を裏切ったので満足はしています。サービスショットもあったし(笑)
ドロドロとしたドラマの中で、しかも強面な曲者揃いの中で清涼剤と言うか目の保養な所もあり、そして恋愛要素も匂わせたり、お色気もあったり(笑)、他のキャラクターには無い役割をしっかり果たしていましたよね!



主題歌賞 堀田家BAND「サヨナラ☆ありがとう」(東京バンドワゴン)
エンディングテーマ曲も、このオープニングテーマ曲も、どちらも最初に聴いた時からとても素敵だと思っていました。
そしてこの「サヨナラ☆ありがとう」が、最終回でああしてリンクするとは!・・・感動しました
とてもテンポが良くて楽しい気持ちにさせてくれる曲調だけど、歌詞はどこか悲しくて苦しい思いも入っていて、それでも感謝の思いを持って前に向かっていこうというような思いも入っていて・・・。
「LOVEだね」「青」「紺」「藍」というドラマの核となる言葉もキチンと埋め込まれていて、こういうドラマの内容としっかりリンクしている曲は大好きです。
玉置さん素晴らしい!と感嘆しました


以上、各賞発表!でした。

ここからは、それぞれのドラマを総括します。

月8(TBS)「刑事のまなざし」
メインキャストの中堅~ベテラン俳優は安定した演技で、1話ごとのゲスト俳優も毎回素晴らしくて、ほぼ毎回ホロッとしながら観ていました。
内容も深くて・・・でも、毎回終盤に意外性を持たせようとして結論が二転三転していたと思うのですが、そこをもう少しスッキリと見せるようにした方がよかったかなぁ?と思いました。
夏目刑事のまなざしで「真相は実は違う所にある!」と見抜く所を最後の約15分で毎回見せたかったのだと思うのですが、分かりにくい回があったり、盛り上がるところがその手前になってしまったように思える回があったような気がして、勿体ないなぁと少し思ってしまったというか・・・。
そして、こういうじっくりと見せてくれるドラマも良いとは思うのですが、もう少し演出に工夫というか、特徴的な何か(決めゼリフとか、決めのジェスチャーとか?)があれば、もっと印象に残って話題になったのではないか?と感じた次第です

※これまでの感想
 第1話 第2話のみ


月9(フジ)「海の上の診療所」
景色が綺麗で、題材は悪くはなく、主演の松田翔太さんは三枚目がとても面白くてハマっていたと思います。
でも・・・もう少し各話の内容を掘り下げていって、「コミカルな中にも深みがある」という所を見せてくれた方が良かったかなぁ・・・と。
あとは、コミカルな人が多すぎたかな、と。
主演のコータ先生がコミカルなのはいいのですが、コミカルにボケまくる人が多くて、真面目なのはマコちゃんだけだったので、コータ先生の面白さを際立たせるために外野は大人し目にして、もう少しメリハリを利かせた方が良かったのではないかと思いました。
部分部分はとても面白かったのですけどね・・・もう少し心に残るドラマになり得たんじゃないかなぁと、どうしても思ってしまいました

※これまでの感想
 第1話のみ少しだけ


火9(フジ)「ミス・パイロット」
ストーリー自体は、アメリカ編で小田(相武さん)が試験に落ちた後からは何を最終的に描きたいのかが全く見えず、後半は「国木田教官(斎藤さん)のドSセリフにひたすらキュンキュンするドラマ」として観ていました
(アメリカで国木田教官が晴(堀北さん)をハグする予告編を何週間も見せられて、何週間も焦らされて、やっとそのシーンが来たけど想像とは違うLOVEゼロ内容でガッカリしたという、私はとても残念さんとなっていました
うーーーん、パイロットになる過程をもう少し掘り下げて真剣に見せてくれるドラマだと思っていたのですが・・・。
このドラマのOA中に実際に4回飛行機に乗ったのですが、「訓練生が乗っていたらどうしよう!?」と、ふと思ってしまいました
実際の訓練生(以下P訓と書きます)もああいう感じなのでしょうか?
特に男性P訓が、もう少し大人っぽい感じにした方が良かったのではないかと思いました。
真面目で熱心に勉強をしていて志が高いように見えたP訓が小田だけで、その小田が途中で脱落してしまい、小田の脱落理由は分からないでもないのですが、残ったP訓が、確かに成長は見えたけど、もう少し成長したところを見せてほしかったような・・・。
成長を見せるドラマなのか、青春ドラマだったのか、恋愛もありだったのか・・・もう少し絞った方が良かったのではないかな、と思いました。
まぁそうは言いつつも、国木田教官と晴と小田の、恋愛感情が入っているのか入っていないのか分からないやり取りに、かなり楽しませてもらったので、そういうドラマだったと思えば面白かったかな、と(最後、国木田は小田を飲みに誘っていたってことは、小田を受け入れようとしているってことなんですかね!?←誰に聞いているのでしょう 笑)。
ツッコミどころが満載で、ある意味では「ドクターX」に並ぶくらいに楽しんでいたドラマでした(笑)
あっ、あと今回の菜々緒さん(グランドスタッフ)、とてもハマっていたと思います

※これまでの感想
 第1話のみ


火10(フジ)「よろず占い処 陰陽屋へようこそ」
面白かったと思うし、下町の味わいが感じられたし、「ほぉほぉほぉ」と思えるような人心を読む術があったりして良かったとは思います。
ただ、ちょっと登場人物(近所の人達)が多かったような。
あとは、主要キャストのセリフ回しで今回ちょっと苦手に感じる点があった(その方の他の出演作はとても好きなのですが、今回は…)ので、それらの点で少しテンポが悪いと感じるところがあったのが少し残念でした。
上の助演の所で書いたのですが、路子(倉科さん)や瞬太(知念さん)のキャラクターはとても好きだったので、上の部分がクリアになれば、私としてはかなり上位に行ったかもしれません。
脚本や設定、音楽はとても良かったと思いました。

※これまでの感想
 第1話 第2話


水10(日テレ)「ダンダリン・労働基準監督官」
結構面白いと思いながら観ていました
労働者に関わる様々な問題を監督官の立場からどう解消していくかを、重すぎることなく分かりやすく描いていて、私は好きでした。
でも、少しコミカルさが過ぎた所もあったような…監督官たちが少し不真面目に見えた点があったのが残念だったのと、土手山課長がキレすぎた回が何回かあったような
段田凛が強烈で非人間的なキャラクターだったので、周りはもう少し大人し目にして段田凛を際立たせる感じにした方が良かったかも?(「月9」と少し似た見方になりましたが)
・・・とは思いましたが、土手山一家の話や南三条家の話が、本ストーリーに上手く絡み合っていて、最終話までの話の持っていき方がとても良かったと思います。
裏番組が違うドラマだったら、あと5%は視聴率が上がっても良かったんじゃないかなぁ。
また続編が観たいなぁと思えるようなドラマでした

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話


水10(フジ)「リーガルハイ」
シーズン2も面白かったです。
そして、くだらない裁判の数々…(←褒め言葉です!)よく考え出すなぁと、感嘆しっぱなしでした。
テンポの良い会話から、くだらない応酬になったと思いきや、いつしか物事の核心に触れていって暴き出していくという流れが本当に素晴らしく、模範的な解決ではないから若干スッキリしない部分はあるのだけど、こういう解決方法もアリかなぁと思わされ・・・。
でも、シーズン2は少しゴチャゴチャし過ぎたかなぁ・・・シーズン1は相手側の弁護士・三木先生が分かりやすかったですからね(笑)
もう少し「NEXUS」陣営をシンプルにさせても良かったのでは、と思いました。
古美門・黛・貴和の会話のやり取りは、私は好きでした(扱っている題材は重かったですけどね)。
古美門事務所の4人は、シーズン1と変わらず、むしろパワーアップしていて、安定した面白さでした。
続編はたぶんあると思いますが(笑)、あまり複雑にしすぎずに、おバカさ&痛快さをとことん追求していただければ・・・気長にお待ちしています

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話


木9(テレ朝)「ドクターX~外科医・大門未知子~」
上の作品賞、主演女優賞、助演男優賞でたくさん書いた通りです(笑)
そして第1話の感想の中で書いていた感想が、最終話まで終わった今読んでもその通りだ!と思ってしまったという・・・ということは、終始分かりやすい展開だったということですね。
その第1話の時に書いていた感想と言うのが、こちら↓
「分かりやすい展開だったし、ドロドロしているけどドロドロしすぎていなくて、軽く笑えてしまう部分もあるのが、本作の良い所なのかもしれませんね。
その「笑い」の部分も、コメディとかそういうのではなく、真面目に演じている上での笑いなのが面白さを助長しているというか・・・。
「半沢直樹」もそうですけど、その業界(本作では大学病院、半沢では銀行)では当たり前の事が、一般人から見るとものすごく滑稽に見える部分があり、その所を真面目に、でも痛快に描いている所が、両作に共通しているのではないかと思いました。」


続編希望!です(笑)
シーズン2では未知子の過去が少し明らかになったり、「神の手」ならぬ「デーモンズ・ハンド」を持つ外科医として常に強く生き続けているかと思いきや人間的な感情を持ち合わせていることが分かったり・・・でも、分かってきた部分もあるけどまだ謎に包まれているので、今後の未知子をまた観てみたいです。
今回のシーズン2の役者陣はかなりすごい方達ばかりだったので、ハードルは更に上がるかもしれませんが、脚本・演出も素晴らしい本作なので、期待しています

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話


土9(日テレ)「東京バンドワゴン~下町大家族物語」
面白かったし、心温まるお話になっていたし、音楽が効果的に使われていて素晴らしかったです。
土曜日の夜に、ホロッと涙をしながら、温かい気持ちになることが出来ました。
そして、我南人(玉置さん)の歌声が素晴らしく、「LOVEだねぇ!」という魔法の言葉が効果的で、もっと視聴率が高かったらこの「LOVEだねぇ!」という言葉ももっと流行ったのでは!?
でも、登場人物が多すぎたので、ドラマ全体としては少しガチャガチャした印象になってしまったのが残念でした。
タイトルに「大家族」とあるので家族の数が多いのは仕方がないとして、ご近所さんのレギュラー登場人物も多かったので・・・もう少し「堀田家」を濃厚に描いてもらいたかったかも。
原作に忠実に描いたのかもしれないけど、ドラマ化に当たってはもう少し登場人物を厳選した方が良かったのではないかな、と思いました(私は原作を見ていないので、堀田家の家族構成を把握するのにすら、かなり時間が掛かりました。公式HPもそんなには見ないので)。
とは言っても、ラストに向かって少しずつ伏線が回収されていって、「あの時のこれは、ここに結びつくんだ!」というのが何か所もあって、こういうしっかりと練られているドラマは私は大好きなので、とても良かった!と思いました
また堀田家に会いたいです。スペシャルドラマ辺りでいかがでしょうか?

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話


日9(TBS)「安堂ロイド~A.I.knows LOVE?~」

うーーーん、面白くなくはなかったのですが・・・ね。
男性、女性、SFファン、アニメファン、アイドルファンを幅広く取り込もうとしたのだろうな、とは思うのですが、どれも中途半端で終わってしまった感が否めず。。。
展開自体は悪くはなかったと思うのですがね。
あとは、女性のキャラクターがどれも知的には見えなくて(演者さんが悪いのではなく、もう少しカッコいいキャラがいた方が良かったのではないか・・・と。ファーストガンダムで言うセイラさんみたいなw)、中堅の女優さんをどこかで配置した方が締まったような気がしないでもなく・・・。
映画にして2~3時間で凝縮して描いたら、もっと面白かったかも・・・。
でも、こういう未来が絡んだカタカナだらけの話は嫌いではないので、色々とツッコミながら最後まである意味では楽しく観させていただきました(私は最近、疲れて動きたくなくなったら「ユカワOSに切り替わります」と言ったりしています)。
「日曜劇場」の枠で、(特に終盤に)グロイ映像を観させられるとは思わなかったですけどね


以上が、各ドラマの総括です。
もう大みそかなので短くしようと思ったのですが、やっぱり今回もとても長い記事になってしまい、申し訳ありませんでした。

最後になりますが、これまでコメントやトラックバック、web拍手、ツイッターやメールで声を掛けていただき、本当にありがとうございました!!
どんなルートでも構いませんので、またお気軽に声を掛けていただけると嬉しいです。

色んな事が立て込んでいたため、記事アップが遅れて申し訳ありませんでした。
あっという間に年末になってしまったので、三が日は少しゆっくりしてブログの方もお休みさせていただき、2013年の振り返り等々は1月4日辺りに書こうかなと思っています。
今年も一年ありがとうございました!!
みなさま、よいお年を!
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2 コメント

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Unknown (きこり)
2013-12-31 17:57:15
お疲れ様でした~!
年末は何かと雑用が多くてなかなか集中できないですよね。
「ドクターX」おもしろかったですよね~
「医龍」みたいなひやひやドキドキする医療ものもいいですが、こんなふうに絶対失敗しないって安心感のあるものも見やすいです。
私は岸部一徳さんが好きで見始めたんですが、今じゃすっかり未知子に夢中です(笑
あの手術の時の目をカッ!と見開くとこもお約束なんですが見ると、よっしゃあ!って・・
海老ちゃんも、ホントemiさんが書かれているようにエンケンさんだからこそのかわいさがありましたよね。
いいキャラでした。
今年もいっぱいお世話になりました。
お話ができてすごく楽しかったです~
来年もどうぞよろしくお願い致します。
よいお年をお迎えください<(_ _*)>
返信する
>きこりさんへ (emi)
2014-01-03 12:41:51
きこりさん、コメントありがとうございます!
2日間PCを離れていました。
レスが遅れて申し訳ありませんm(__)m

ドクターX、面白かったですよね(^^)
岸部さんキッカケでしたか~
蛭間教授とのメロン代を巡る狸と狐の化かし合い(?)とか、未知子を上手く操縦する所とか、晶さんもいい感じで自由で楽しそうでしたね(笑)
最終回で晶さんが未知子をガシッと抱きしめるシーン、とても好きでした。

未知子も魅せてくれましたよね~!
カッコ良かったです(*^_^*)
エビちゃんも可愛かったし、キャラクターそれぞれが生き生きとしていたので、観ていて楽しかったです。

こちらこそ、去年も大変お世話になりました!!
色んなドラマで、きこりさんとお話することができて、とても楽しい一年でした♪
ありがとうございました!
今年もどうぞよろしくお願いいたします!!
面白い作品が多いといいですね(^o^)/
返信する

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