emitanの心にうつりゆくもの

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リーガルハイ 第1話

2013-10-10 20:50:34 | 2013秋ドラマ
第1話 「完全復活・古美門研介!すべては依頼人のために 無敗の弁護士が非道の悪人に立ち向かう!」

弁護士・古美門研介(堺雅人)は、恋愛が発覚したアイドル・南風るんるん(小島藤子)に対してこれまで投資したCD代や精神的苦痛による慰謝料を請求するファンの弁護を請け負い、弁護士職務経験として検察庁から古美門事務所に来ていた羽生晴樹(岡田将生)と連携して、難しい案件と思われた裁判に全面勝訴する。
検察庁を辞めてこのまま自分の所で働かないかと誘う古美門に対して、羽生は「僕は僕の道を模索してみます」と話し、去り際に古美門に「最後に一つ質問してもいいですか?なぜそこまで勝利にこだわるんですか?」と尋ねる。
すると古美門は「勝たなければ意味がないからだ。あらゆる手を使い、容赦なく相手を叩きのめし勝つ。それが全てだ」と話すため、羽生が「もし負けたら?万が一」と聞き返すと、古美門は「当然弁護士を辞めるだろうね。負け犬に存在価値はないのだから、人間も辞めちゃうかもしれないね」と答える。
その頃、三木長一郎(生瀬勝久)の事務所では、ベテラン弁護士の磯貝邦光(古舘寛治)が殺人罪の被告人・安藤貴和(小雪)の弁護の担当を降りたいと願い出るが、三木は却下する。
安藤は、運送会社の社長の愛人だったが、社長を毒殺しその娘を重体にした罪で起訴され、一審で死刑判決を受けて控訴していた。
安藤は、過去に2度の結婚歴があったが、夫は二人とも死亡していて高額の保険金を受け取っていたことから、世紀の悪女としてマスコミを賑わせていた。
安藤は、磯貝からの情報により古美門を新たな弁護士として希望し、古美門と黛真知子(新垣結衣)は会いに行くが、古美門は「問題はやっているかいないかではない。私にいくら払えるかです」と言って弁護料として2億円を要求する。
すると安藤は、1億円+釈放後に古美門に精一杯の奉仕をすると提案し、古美門はそれに乗ることにする。
黛は「先生は人命を金儲けの道具にしています。命が惜しければ金を払え。こんなの脅迫じゃないですか。確かに今回は証拠が揃ってます。彼女の有罪は間違いないでしょう。でも、死刑が妥当だとは私には思えません。私たちの仕事は適正な量刑に導くことです」と怒るが、古美門は「違う。依頼人のオーダーならクロでもシロにする。それが我々の仕事だ」と言って取り合わず、そんな二人に使用人・服部(里見浩太朗)は「思い込みというのは怖いものだと思いまして」と声を掛ける。
古美門は、羽生に間に入ってもらって安藤の裁判の主任検事・醍醐実(松平健)に会いに行くが、収穫なく終わる。
羽生は黛を呼び出し、自分は死刑制度には内心では反対していることを告げた上で「無罪なんて無茶です。情状酌量に訴えて死刑だけは回避させるべきだ」と話すが、黛は「でも本人が無実を主張する以上、それを信じなきゃ。私たちは弁護士だから。(勝つ望みがない裁判を何度もひっくり返してきた古美門の事を)人間性は軽蔑しかしてないけど能力は尊敬している」と話す。
古美門は、草の者・加賀蘭丸(田口淳之介)に依頼して、亡くなった社長が住んでいたマンションのセキュリティが甘い事を立証し、証拠品である毒物の入った瓶に付着していたとされる安藤の指紋は取り調べ中についたものであるとして証拠能力を否定して冤罪を主張し、形勢逆転に成功する。
そんな中、黛は、毒物の出どころを突き止めて真犯人を明らかにしたいと言って、古美門が「我々の仕事ではない」と反対する中でメッキ工場を回り始める。
すると、インターネットの掲示板で青酸化合物を売ったことがある土屋秀典(中尾明慶)という男を見つけたため問いただすと、土屋は安藤に青酸化合物を売ったことを打ち明ける。
事務所に戻った黛は古美門にそのことを打ち明けるが、古美門は「我々が他言しなければ誰も知らない。誰も知らない真実は存在しないのと一緒だ。言いふらして安藤貴和を死刑台に送るのか?我々の仕事は真実を追求することではない。依頼人を守ることだ」と言い放つ。
公判で、検察は追加の証人の申請をし、土屋が安藤に青酸化合物を売ったと証言する。
黛は、自分は土屋の事を他の人には話していないと古美門に訴えるが、古美門は「信念とやらを貫けて良かったな。裏切り者」と言って黛を解雇する。
古美門は安藤と接見し「世界中の人間が君を憎もうと、私だけは君の味方だ。私は君を無罪にする、必ずだ。次は君の出番だ。被告人質問では私の質問に全て『いいえ』と答えなさい。それ以外は何もしゃべるな。検察側の質問には黙秘を貫く。それで勝ちだ」と話す。
しかし、被告人質問で、安藤は自分が土屋から毒物を買って被害者を殺したことを認める証言をし、安藤の控訴は棄却される(死刑判決が下される)。
検察庁では、羽生が醍醐に「僕にはやりたいことがあるので。世界を変えます」と告げて検事を辞め、検事・本田ジェーン(黒木華)も一緒に辞めて、三木の事務所を辞めた磯貝と3人で弁護士事務所「NEXUS」を立ち上げて黛も誘うが、黛は「私は古美門研介のパートナー弁護士よ。私たちはまだ負けてない。必ず安藤貴和を助ける」と言って断る。
羽生は新事務所で、磯貝と本田に向かって「僕たちの目標は言うまでもなく、世界から争いを無くすこと。勝ち負けじゃない、みんなが幸せになる世界を作ることだ。ただそのためには、乗り越えなくちゃならない大きな壁がある。古美門研介。彼を本当の意味で倒した時が、時代が変わる時だ」と話す。
その夜、古美門は「人間やめます 古」という書き置きを残していなくなってしまう。
服部と黛と蘭丸は、古美門を探しに街中を探し回るが見つからず、古美門事務所を訪れた三木と三木の秘書・沢地君江(小池栄子)が、野菜を育てている温室の隅でうずくまっている古美門を見つける。
三木は古美門に「旅に出ることにした。当分の間、仕事も世間の情報もシャットアウトだ。だから、お前に黒星がついたことなど、俺は知らん。俺にとって、そんな事実はない。さっさと上告しろ!負けを帳消しにしろ!俺はその頃戻る。そしてお前を地獄へ叩き落とす。いいな!」と声を掛け、戻ってきた黛たちに古美門の居場所を教えて帰って行く。
黛は、古美門を何度も殴り、蹴りを入れ、「私を一人にする気ですか?二人で戦わなきゃダメでしょ!私は裏切ってませんから。弁護士として、依頼者が不利になるような情報を売ったりはしません!私はあの証拠を握りつぶしたんです!安藤貴和が犯人だとしても、死刑はおかしい。絶対に救わなきゃいけません。勝負はこれからです!」と叫んで、安藤が証言を翻した原因と思われる面会者記録の写しを古美門に見せ、「やられたらやり返す」と話す。
すると古美門は「甘い!やられてなくてもやり返す。身に覚えのない奴にもやり返す!誰彼かまわず八つ当たりだ!」と言い放ち、元気な顔を見せる。
古美門と黛は、安藤に接見し、被告人質問の前日に会ったとされる「吉永慶子」という人物について尋ねるが、安藤は「最高裁なんてやらない。裁判は終わりよ。あなたたちは首。さよなら」とだけ言って出て行ってしまう。
そんな安藤に古美門は「裁判やってくれないと、私の黒星が取り戻せないんですよ!」と叫び・・・


というような内容でした。

いやぁ・・・シーズン2が始まりましたね
半沢人気もあってか、初回視聴率が21.2%だったそうで。
でも、半沢のような「正義感」「勧善懲悪」を期待して、前作を観ないでこのシーズン2を観た人たちはビックリしたんじゃないかなぁ。
古美門は真逆ですからね・・・腹黒いし、自分の事ばかりだし、お金の亡者だし(笑)
「問題作」と言われる所以が分かったのではないでしょうか。
私も、部分部分は気持ちの良い思いはしない(モヤモヤする)のですが、本作は「破天荒な中から、今まで見えなかった人間の本質が見えてくる」というようなドラマだと思っているので、これからの展開をドキドキしながら見守っていこうと思っています

安藤貴和は、本当は殺したのか/殺していないのか?
証拠はたくさんあるけど、本人は殺していないと言っている・・・
そういう時、弁護士はどう考えるのでしょうね??
古美門は「我々の仕事は真実を追求することではない。依頼人を守ることだ」と言っていたけど、確かにそれは間違っていないけど、「クロでもシロにする」のは絶対に間違っていますよね。
だから、黛の言うとおり「適正な量刑に導くこと」が正しいと私は思うのですが、古美門は今後どう動くのでしょう??

裁判に負けたことによって憔悴した古美門を、何だかんだ言っても三木が心配して声を掛けに行き、黛が殴る蹴るwで目を覚まさせたところは、前クール+スペシャルドラマも観ていた私にとっては、何だか感慨深かったです(笑)
そして、何といっても「やられてなくてもやり返す!身に覚えのない奴にもやり返す!誰彼かまわず八つ当たりだ!」には大爆笑でした
「やられなくてもやり返す!」はCMで何度も流れていたので知っていたけど、まさかその先があって「誰彼かまわず八つ当たりだ!」まで言ってしまうとは思いませんでした
隣室で寝ているはずだった私のダンナまで大爆笑していました(耳では聞いていたのね 笑)。
その後の黛の「それはただの迷惑な奴です」の返しにも、大ウケしてしまいました
古美門&黛らしさが出ていて、やっぱりこの二人の凸凹コンビは最高です!!

新キャストの羽生役の岡田将生君も、とても良かったです!!
「女たらし」じゃなくて「人たらし」なのね(笑)
すごく堂々としていて、キラキラしていて、古美門までをも魅了するという役どころに、とてもピッタリ嵌っているように思いました!
岡田くんはまだ24歳なんですよね~。
去年のドラマ「聖なる怪物たち」や大河ドラマでの頼朝役のような少し湿っぽい役より、こういう役をしている岡田君の方が私は好きです♪
最終的に古美門と対決することになるのか?それは裁判で?それとも黛を巡って!?
どんな役どころなのか、楽しみです

細かい小ネタも散りばめられていましたね~。
滝川クリステルさん風に「き・み・じゃ・な・い」とか、
ウニを持ちながら「朝ドラの主人公でももっと成長するぞ」とか、
「変わらないのは君と磯野家くらいなものだ」とか、
週刊誌の袋とじとか、暴れん坊将軍の音楽とか・・・
まぁすごい勢いで出てくるので、スルーしないと話についていけないのですけどね(笑)

OP映像、シーズン1では毎回変わっていたけど、今回はどうなのかな??
などなど、気になるところがたくさんあって疲れますが、
来週も楽しみです

※公式HP(こちら
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2 コメント

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始まりましたね~ (ルル)
2013-10-11 17:11:14
こんにちわん

確かに半沢さんから堺さんを観た方は
驚くでしょうねー。
別人を演じる技量にもびっくりでしょうが。

ワタシ的には古美門は憎めない人だなぁと。
(堺さんだからも?w)
逆にきれいごとを並べる人の方が
信用出来ないような。。
今回など植物になると言って
ちっちゃくなった姿が可愛かったことw

小ネタも楽しいので余所見が出来ない
ドラマなんでじっくり味わいたいですー。

まだ始まったばかりで他にも
どんなドラマ出てくるか?
今期もどうぞ宜しくお願いします
>ルルさんへ (emi)
2013-10-11 21:50:24
ルルさん、こんばんワンです
コメントありがとうございます!

古美門が植物になっちゃう姿とか、服部さんの前で泣き出しちゃう姿とか、確かに可愛いところもあって憎めないところはありますよね~。
でも私、学生時代に刑法や刑事訴訟法の授業を受けていたことがあったのですが、その時に先生から教わったこととは古美門はかけ離れているので、どうしても戸惑ってしまうことが多いです
そういうドラマだと割り切って観ているので、最終的には楽しいのですけどね(笑)

たくさん楽しい小ネタが隠されているので、観ている方は忙しいですよね♪
リピしても笑ってしまいます。

来週から始まるドラマもありますね~。
私はドクターXが(笑)
またルルさんのところにもお邪魔させていただきますね♪
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします!!

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