emitanの心にうつりゆくもの

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ダンダリン・労働基準監督官 第1話

2013-10-03 23:55:41 | 2013秋ドラマ
第1話 「働く人を守りたい…ブラック企業に制裁を」

※いつも当ブログは、あらすじを(長く)書いてから感想を書くのですが、今回は時間が無いので、あらすじをいつもより粗々に書きつつ感想を書いていきたいと思います。

喪服姿でアパートの室内に複数名が入ってくる場面から始まった本作。
そこにあった水槽の魚=「死ぬまで闘う魚」の事を「まるでアイツみたいじゃないか」と言った後で、3か月前に遡り、この部屋にいる段田凛(竹内結子)が登場。


→段田凛は死んでしまったのですかね??

ドラマの中で、今回段田凛は2回話していた「山のあなたの空遠く、『幸』住むと人のいふ」という言葉。

→カール・ブッセの「山のあなた」(上田敏さん訳)の詩とのこと。
 ドラマ中で段田凛は2回唱えていましたが・・・
 段田凛にとって、どういう言葉なのでしょうね??

西東京労働基準監督署へ出勤途中の段田凛が
・張り紙「ウエイトレスさん大募集 若くてかわいい元気なの子募集中です」を法律違反だと警告


→私が学生時代の時は、こういう求人広告が普通に載っていました
 就職活動している時あたりに禁止になりましたが、面接で結構セクハラ発言受けたなぁ
 こういう広告が法律違反となって、良いような悪いようなですよね
 ドラマの中でもそんな感じで描いていましたよね(笑)

・工事現場の3階に手すりが不足しているのを見て「法律違反です」と指摘

→こういう感じで、毎回少しずつ労働に関する法律違反を見せていくのかな?
 こういうのを知るのが私は好きなので、これからが楽しみです

「鴨光ハウジング」というリフォーム業者。
そこの社員・西川(渡辺いっけい)が、リフォーム詐欺(今回の案件では、契約書に法外な違約金をこっそり書いておいて、リフォームできなかったら違約金で稼ぐ)をしようとしていたが、相手側にやりとりをボイスレコーダーで録音されてしまい窮地に。
そんな帰り道、段田凛と一緒に仕事に出ていた南三条(松坂桃李)を轢きそうになってしまい、倒れて頭を打った南三条を段田凛と西川は病院へ運ぶが、その時に西川が職場環境の愚痴を言ってしまったことから、段田凛は鴨光ハウジングを調べに行くと言い出してしまう。
西川は慌てて調べないでくれと懇願し、家庭内の困窮した事情を話すと、段田凛は涙を流す。
しかし段田凛は、南三条の制止を振り切って鴨光ハウジングに乗り込み、社長・鴨光(でんでん)と揉み合いのケンカになってしまう。


→こんな突っ走ってしまう同僚や部下がいたら、本当に嫌だなぁ・・・と思ってしまいましたが、でも暴走気味になってしまう人って、たまに今までも遭遇したかも
 ダメだと言っても「私の言ってることの方が正しいのに、何故止めるんですか?」って言ってしまう人・・・私は苦手です
 (でも話をよく聞いてあげると、こういう人って少し和らぐんですよね~)。

 
「うぅ・・・」と低音で唸って睨みつける段田凛。

→この姿、何回も登場していたけどブルドックみたいだった(笑)
 そして、そういう時に相手の顔を見ると感情が暴走してしまうですって
 あの美しい竹内結子さんがこんな顔を!?と思ったけど、なかなか役作りが上手くいっているんじゃないかな、って思いました

段田凛は上司・土手山(北村一輝)に「お前が張り切れば張り切るほど、傷く人だっているんだよ!」と怒鳴られてしまう。
家に帰った段田凛のケータイに、西川の妻から西川が自殺未遂をしたとの連絡が入り、慌てて病院へ駆けつけるが、西川は監督署が調べに入ることは絶対に止めてくれと叫ぶ。
そんな西川に段田凛は「バカですね。会社にしがみつくより、命にしがみついた方がいいと思います」と言い残して帰って行く。


→段田凛は過去にも暴走したことがあって、人を死なせたことがあったのかなぁ?

南三条を社労士にとスカウトする社会保険労務士弁護士(2013.10.14修正)・胡桃沢(風間俊介)。
南三条が家に戻ったら、母がミネラルウォーターの投資詐欺にかかっている様子・・・


→石野真子さんが桃李くんの母親役ってことにビックリ。

妻と離婚して、月2回面会していた息子と上手くいかない土手山。
元妻から「退屈なんじゃない?あなたと居たって。ワクワクしちゃうような話、あなたできる?できないでしょ。退屈な毎日を過ごしてる人は、退屈な話しか出来ないのよ」と言われて傷つく。
翌朝、段田凛は、定例会議で西川の自殺未遂の事を議題に上げる。
鴨光ハウジングがパワハラを行っているのなら監督署ではなく「労働局」の案件だが、残業不払いの線で攻めていきたいと話す段田凛。
先日の臨検(監督指導/立ち入り調査)に従わなかった鴨光ハウジングが行政指導に素直に従うはずがないと話す土手山に対して、段田凛は「(社長を)逮捕しましょう」と言い出す。
土手山は監督官による逮捕は全国の監督署でも年平均2件しか事例が無いと言い、「事なかれ主義」の真鍋所長(佐野史郎)も当西東京労働基準監督署ではまだ事例が無いと話すが、段田凛は「前例がないのなら作ればいいのでは?それとも前例があることしかやらないような、そんな退屈な仕事のやり方でみなさんは定年まで働くんですか?」と話す。
すると土手山は「貴様!言って良い事と悪い事があるぞ!俺は自分が退屈な人間なんて認めないぞ!絶対にそんなこと認めん!」と怒鳴り出し、鴨光ハウジングを逮捕するための準備に奔走し始める。
警察に留置場を借りる要請、検察に起訴についての心証をもらう、逮捕容疑の裏付け、被疑者を運ぶレンタカーの手配、当日着る服装・・・


→土手山が段田凛の「退屈」という言葉に反応して、あんなに奔走するとはビックリしました(笑)
 で、結局は小宮(トリンドル玲奈)の泣き落とし作戦で、警察と検察の協力を得ることに成功という・・・。
 ここらへんで、やっとコメディっぽい所が出てきて、少し観やすくなったような気がします。

逮捕当日、逮捕直前に鴨光に気づかれて逃げられないように、会社の玄関まで職員たちは雨の降る中、ほふく前進。→いやぁ、ほふく前進には大爆笑しちゃいました。
 サーッと走っていけば全然大丈夫そうに見えたんですけど(笑)
 この場面でやっと「あぁ、このドラマはそういうテイストのドラマなんだな」と思いました。
 もっと最初からコミカルにやっていった方が良かったかも!?

段田凛たちは、法律に対しての司法警察員として、労働基準法第37条違反(賃金不払い)で鴨光を逮捕して警察署へ連行。
慌てる西川に対して段田凛は「労働基準法の最初に、こう明確に書かれています。条件は労働者と使用者が対等の立場において決定すべきものである」と声を掛けて帰る。
鴨光ハウジングでは、経理部長が労働基準監督署の言う残業代の不払いは発生していないですよねと社員を集めて尋ねるが、誰も手を挙げない。
そんな中、西川は「申告できなかった残業、あります!」と手を挙げる。


→西川が心変わりするのが早っ!と思ったのは私だけかなぁ?
 「悪い事は悪いと声を上げるのなら今だ!」と思ったのかな?
 監督官たちが段田凛の正義感溢れる行動に心を動かされた理由は何となく分かるけど、西田も自分のために奔走する段田凛を見て心が動いたってことでいいのかな?(笑)

帰宅途中の南三条に、胡桃沢は「お前の所に段田凛って女、異動してきた?」と尋ねる。
残業している段田凛のケータイに、「UNKNOWN」の差出人から「おまえ、殺されるぞ」というメールが入る。


→段田凛は、何かのスジでは有名なようですね
 で、殺人の予告まで入って・・・。

 序盤は、ちょっとドラマのテイストが分からなくて「何だ、コイツ!?」というイラッと感が強かったのですが、だんだんコミカルな面が入ってきたので、最終的にはまぁまぁ楽しめました
 去年夏にやっていた「トッカン」と似ているけど、ダンダリンの方が画面が明るいので今のところ好きかも、です。
 法律関係が関わるドラマは好きなので、来週も観続けようと思うのですが、たぶんリーガルハイの感想を書く方を優先すると思うので、こちらのドラマの方は時間が空いた時に書かせていただく形になると思います
 時間、被らなきゃよかったのに


 実験的に、書き方を変えてみました。
 読みにくかったら申し訳ありません
 
 秋ドラマも、何本か感想を書いていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!!

※公式HP(こちら
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2 コメント

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こんばんは (愛植男)
2013-10-04 20:19:00
このドラマ何だろうと見てしまいました。
監督所の所員を見てるとことなかれ主義で定刻の5時が来たらお疲れ様ですと帰って行く、こんなん見てたら税金泥棒と言いたくなるけどね。
これから先は主人公が長いものにまかれていくのか、周りが仕事に目覚めるのか?
長いものにまかれたらドラマにならないだろうね。
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>愛植男さんへ (emi)
2013-10-04 22:42:54
愛植男さん、コメントありがとうございます!

監督署の職員の描き方、結構極端でしたね(^_^;)
実際はどうなのか分かりませんが、いちおう「労働者を監督する官庁」として見本となるべく、サービス残業はしない!ということなのでしょうかね?

>これから先は主人公が長いものにまかれていくのか、周りが仕事に目覚めるのか?
職員たちが、仕事に対して「忘れていた何か」に気づいていった感じで今回は終わったと思うので、私は後者(周りが仕事に目覚める)かな、と思っています!

もう少し、どういうところを狙っているかが分かるドラマの方が、観やすいかもしれませんね~。
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