emitanの心にうつりゆくもの

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東京バンドワゴン~下町大家族物語 第1話

2013-10-15 17:19:00 | 2013秋ドラマ
第1話 「四世代の力!愛の歌声で奇跡を!」

旅行添乗員・堀田青(亀梨和也)は、酔っぱらった状態で交番で「世界中、みんな愛が足りないんだよ」と語り、交番には女子大生・すずみ(多部未華子)もいたが、青が「僕はね、愛が欲しいんだ。愛が足りないから物騒な事件ばっか起こるんだよ」と言って近寄ってきたため、すずみは本の入ったバックを置き去りにして走り去ってしまう。
青の家は、明治18年から続く老舗古本屋「東京バンドワゴン」を営んでおり、そこには祖父で三代目店主・勘一(平泉成)と兄・紺(金子ノブアキ)が働いており、併設するカフェでは姉・藍子(ミムラ)と紺の妻・亜美(平愛梨)が働いていた。
青の父・我南人(玉置浩二)はロックミュージシャンをしており、「LOVEだねぇ」が口癖で、たまに家に帰ってきては青とよくケンカになってしまっていた。
東京バンドワゴンに藤島直也(井ノ原快彦)が現れ、古書を全部買いたいと言い出すが、勘一は「古本ってのはな、収まる時には自然とそいつの手に収まるようにできているんだよ。その本がそいつを呼ぶんだよ。てめぇみたいに金に飽かせて何でもかんでも買いあさるような奴には、ホコリ一つシミ一つ売れやしねぇんだ、この唐変木!」と怒鳴って帰らせる。
そんな中、女性が青に会うために店を訪れ、旅行中に添乗員の青に優しくしてもらったからと言い出すが、亜美は自分が青の妻だと嘘をついて女性を帰らせ、女性旅行客に甘い言葉を掛けないようにと青を諭す。
青は、昨日間違って持って帰ったカバンの中に隅田川女子大学の図書館のシールが貼ってある二葉亭四迷の「浮雲」という本が入っていたため、大学まで行ってすずねを捜し出してカバンを渡す。
青とすずねは「浮雲」の本の内容で意気投合し、青は禁酒したことを告げ、実家が古本屋だとして東京バンドワゴンの場所が書かれたカードをすずねに渡して去っていく。
勘一が古本の整理をしていると、買い取った覚えのない「世界大百科事典」が2冊置かれてあるのに気付いて紺に尋ねるが、紺にも覚えが無かった。
しかしその事典は、夜になると無くなっていて、翌日になるとまた置かれるということが繰り返される。
そのことについて、藍子の娘・花陽(尾澤ルナ)と紺の息子・研人(君野夢真)が、事典は近所のマンションに住む小学1年生・大町奈美子(井上琳水)が毎朝こっそり置いていって、毎日下校時に持って帰っていると勘一たちに教える。
翌日、紺は奈美子が置いていった事典を隠し、下校時に奈美子は事典が無いのを見てうなだれて帰って行くが、その後を追いかけた紺は、マンション前に行った奈美子が自動ドアが開かなくて困っているのを見て、花陽と研人に事典を持たせて奈美子に渡し、堀田家におやつを食べにくるようにさせる。
堀田家に来た奈美子は、体重が軽くて自動ドアが一人では開かず、管理人・ケン(光石研)がいつも下校時に待ち構えて抱っこしてドアを開けてくれるが「毎日毎日奈美子を待ってくれるのが何だか変だな」と思い、事典をランドセルに入れて重さを増やして自動ドアを開ける方法を思いついたと話す。
その管理人は、先日勘一が町内会の見回りパトロールをしていた時に不審人物ではないかと思って声を掛けたが突き飛ばして逃げた人物だったので、青が怒鳴り込もうとするが、我南人がやってきて「あれ、俺の友達なんだよ」と言って間に入る。
夜になって、堀田家の男性陣はケンを居酒屋に誘い、なぜ奈美子を抱きかかえるようなことをしていたのかを尋ねると、ケンは、奈美子の祖父である事、20年ほど前に奈美子の母・法子が10歳の時に失踪した事を話し出す。
そして2年前、日雇いの仕事中に昔の友人に会い、妻が亡くなったこと、法子は元気で子供も産んでいる事を聞き、法子の住むマンションの管理人の求人広告が出ていたことから、管理人になって法子と奈美子を見守ろうと思ったこと、つい奈美子を抱きかかえてしまったことを話す。
それを聞いた我南人は「このままでいいのか?平和じゃないね。静かに暮らせないね。奈美子ちゃん、変なおじさんって思ったままだね。愛する孫にさ、そんな風に思われて、ケンちゃんも奈美子ちゃんも両方が可哀想だね」と話すと、青は「誰が可哀想だって?そりゃあ奈美子ちゃんは可哀想だけどさ、悪いけどそっちの人はどう思われたって自業自得だろ?何があったって自分の勝手な都合で家族捨てて逃げ出すなんて、やっぱ最低だよ。一番やっちゃいけないことだろ。その後、奥さんや小さい娘さんが、どんな気持ちで暮らしてきたと思う?どんだけ寂しくて、悲しくて、どんだけ心細い思いさせたと思ってんだよ。そんな男が、一目会いたいとか、孫を抱っこしたいとか、よくそんな図々しい事言えたもんだなと思うね、俺は」と言い放つ。
我南人は青に「お前に親の気持ちの何が分かるんだろうね?」と話すと、青は「分かんないよ。というかさ、オヤジみたいな親に、親の気持ちなんかて語られたくないね」と話すため、我南人は「確かにそうだね。まぁ俺の事は良いんだけどさ、ケンちゃん俺の友達なんだよね」と言って青を殴り、二人はケンカになるが、花陽がいなくなったという知らせが入り、青と勘一は店を飛び出していく。
そして、紺はケンに「実は弟は、母親に捨てられたんです。オヤジの愛人の子なんです。生まれてすぐ母親に捨てられて、それでうちに来て。ああいう話題になるとすぐ熱くなっちゃうところがあって。悪い奴じゃないんです、許してやってください」と言って帰って行く。
花陽は藍子に、父親の名前を教えてほしい、名前も言えない人を父親をしないで、再婚したらいいのに等と言って、藍子に叩かれて家を飛び出したのだった。
しかし花陽は、行く場所が無くて離れの蔵で過ごしており、見つけた我南人は「花陽もLOVEを感じる年なんだね。じゃあ分かると思うけど、LOVEはね、遠く離れたって、相手の姿が見えなくたって、そこにあるものなんだよ。(花陽の心も体も)全てが藍子とその見えないお父さんのLOVEで出来ているんですよ。LOVEこそ全てなんだよ」と声を掛ける。
すると、駆けつけた青が我南人とバトンタッチし、花陽に「いつも仲良くする必要なんてないんだよ。ぶつかったっていいんだよ。でもね、心の底では信じてやろうよ。『俺たちは愛されて生まれてきたんだ』って」と声を掛け、花陽は家へ戻る。
翌日、外から大音量の音楽が聞こえ、みんなで音のする方角へ駆け寄ると、我南人が奈美子の住むマンションの屋上でバンドメンバーと一緒に歌を歌い始める。
管理人のケンは止めようとするが、我南人に促されて一緒にお客の前に立つことになってしまう。
我南人の歌声を聞きながら、藍子は花陽に「私ね、一生に一度の恋をしたの。つまりもう誰の事も好きにならなくてもいいっていう位、すごく大きな恋。その大きな大きな恋が、花陽になった。だからね、本当に新しい恋の事なんて考えられないのよ。花陽がいて、私たちの事を支えてくれる家族がいて、他に何が必要だって言うの?オススメはしないわ。でも後悔はしない!」と話しかけ、花陽は「LOVEこそ全てかぁ」とつぶやいて笑顔になる。
我南人は、ライブ終了後に観に来ていた法子に「(管理人のケンちゃんは)健一郎って言うの。健ちゃんね、長い事しょうもないことやってきてさ、でもね反省したのよ。頑張ってんのよ。昔ね、人を傷つけてしまってさ、まぁ謝ってもしょうがないんだけどね。せめて人を見守りたいと思ってるんじゃないかな?そりゃさ、許されないこともあるだろうし、許せないこともあるよね。でもね、憎んでも何も始まらないんだよね。未来はさ、パーッと明るくないとね。楽しくなっていくことを考えた方がいいんだよな。過去に何があろうとさ。そう思わない?僕はそう思って歌ったの。みんなが楽しくなればいいなぁって思って。邪魔したね、またね!みんな、LOVEだねぇ!」と話して、無許可ライブの取り調べで警察署に連行される。
法子はケンの腕をつかんで涙を浮かべると、ケンは「ごめん」と謝り、法子が「お父さん!」と言うと、ケンは泣きながら何度も「ゴメン」と言って謝る。
明くる日、藤島が東京バンドワゴンを訪れ、勘一に一冊の古書ついて魅力を語ると、勘一はその思い入れを評価するが、藤島が気を良くしてたくさんしゃべり出すと、勘一は「分かった風な口きくんじゃねぇ!てめえみてぇな調子よくペラペラ奴が一番信用できねぇんだ!」と怒り、一冊だけ売るが、他の本は感想文の内容が良かったらまた売ってやると言い、「金持ち野郎のそのクソ忌々しい性根が消えるまでは、まずは一冊一冊だ」と話す。
青が、店の前のベンチでビールを飲み始めていると、そこにすずみが現れ、青は慌ててビールを隠し・・・


というような内容でした。

何となく観たドラマだったのですが、とてもジーンときて、このドラマのテイストがすごく良いなぁ~と思い、観て良かったです
前半は登場人物を理解するのに疲れて、寝落ちしそうになったのですけどね
番宣を全く観ていなかったので、4世代もいるとは思わず、「この子供たちは玉置さん(我南人)の子供?もしかして孫!?」「じゃあ平泉さん(勘一)は、おじいちゃんじゃなくて曾じいちゃん!?」と、しばらく訳が分からなかったです
もう少し前半をスマートにして人物関係を分かりやすくした方が良かったのでは?と思いました。
後半はとても良かったので・・・。
あとは、軸になる話が「ケン&奈美子の話」と「藍子&花陽の話」の2本あり、あとは「青&すずね」のことも少し入っていたので、盛りだくさんというか、欲張りすぎていたような・・・。

でも、玉置さんwith安全地帯の挿入歌&エンディングテーマで、そんなゴタゴタ感が一掃したような気がします(笑)
やっぱり玉置さんの歌声は良いなぁ
「LOVEだねぇ」が口癖の我南人役も、とてもハマっているように思います!
オファーを7回断ったというインタビューをネット記事で読みましたが、これは7回オファーするよなぁと思う位、玉置さんにピッタリだなぁと思いました

歴史はあるけど、とても綺麗な古本屋でしたね。
前に剛力さんがヒロインだった月9でも古本屋が舞台でしたね。
私はこういう趣のある古本屋に出会ったことが無いのでイマイチピンとこないのですが、でも今回は古本屋という事よりも「下町の義理人情」「4世代の家族物語」ということがメインな感じなのかな?
そういう話は嫌いではないので、これからの展開が楽しみです

藤島という役について、ある役者さんの名前がハマリ役だとつぶやかれていたので「そうなのかな?」と思いながら藤島の登場シーンを興味津々に観ていたのですが、まだよく分からず(笑)
まぁ、私はイノッチの事も好きだし、原作を観ていないからかもしれませんが。

結構温かいお話になりそうなので、土曜の夜がとても楽しみになったかも、です。
良いセリフもいっぱいあって、こういうドラマはすごく好きです。
秋ドラマはまだ始まっていない作品もありますが、今のところ一番グッと掴まれたような気がします。
このまま、いい感じが続いてほしいなぁ

※公式HP(こちら
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