女医EMIのJOY HAPPY LIFE

旅行・映画・イベントなどとにかく遊びが(遊びも)好きな毒舌ママ女医EMIが楽しくすごす毎日のエッセイ。株もはじめました

読書

2012-09-01 16:30:42 | Weblog

最近の読書感想。


宮部みゆきさんの「ばんば憑き」。いろんな短編集で面白い。一部はおでこちゃんのシリーズも出ていて楽しい。


花形みつるさんの「アート少女」。挿し絵からして面白くなさそうだったのにかなり面白くてビックリ。中二の美術部長、根岸節子の周りのやる気なさそうな部員たち。でも部の存亡をかけた展覧会のために頑張る姿が素敵だったし、美術ネタも多く勉強になります。

これが良かったのでいくつか連続で読みました。

花形みつるさんの「遠まわりして、遊びに行こう」。バイトで遊び塾の講師になった18歳の新太郎は子供たちの世話をしてイライラしながらも癒され、かっこつけをやめ、成長していく。明らかに弟を可愛がる母との関係も共感できてちょっとウルっとくる。でもそんな母のケガで自分だけ一年休学してまで世話をしてあげるなんて、めちゃくちゃ偉い。しかも母は弟にいてほしがっていて、新太郎が自分の人生を一部諦めた(というか中断した?)というのに感謝もあまりされていないし。普通はこれだけ放り出されたら自分も放り出すと思うんだけどね。

花形みつるさんの「キリンちゃん」。麒麟を育てる小学生のケンちゃんと麒麟の交流がホロリ。そしていじめっ子だった仙太郎とも和解して仲良くなり、仲間になるシーンもホロリ。子供向けですが意外に良い。

鈴木おさむさんの「禁煙アッコ」。毎日80本吸っていたのもすごいけど徹夜だと1日200本吸うとはビックリ。周りも迷惑だと思う。和田アキ子さんは川中美幸さんが同じ楽屋だと空気清浄器を持ってくるイヤミな女だと言ってましたが、4畳の狭い楽屋で紅白とかで3日も一緒というのは苦痛です。しかも他の歌手の商売モノの喉を潰すような行為だし、それはされて当たり前だと思う。しかも副流煙禁煙法でタバコを吸わないマネージャーに無理やりタバコ吸わせるなんて全く自己中。けれどやめたことは評価できます。


鈴木おさむさんの「ハンサム☆スーツ」。最後はうまくまとまったけど現実にはなかなかこうはいかないよなぁと思う。ハンサムになっただけで全ての対応が変わるのは分かる。まあそうだろうな~という感じ。痴漢冤罪なんかは、主人公がかわいそうに思えてくる。


夏樹静子さんの「花を捨てる女」。夫婦関係の殺人事件短編集。なかなか納得いく短編がたくさんありオススメできます。

皆川博子さんの「倒立する塔の殺人」。戦時中・戦後の女学生たちやその教師たちの殺人の話。レトロな環境設定ながら非常に面白くてさっさと読んでしまった。筆力があるのでオススメできる。


篠原美季さんの「よろず一夜のミステリー」。万一夜社のバイトで美形の恵(けい)は変人を雇うのが好きそうな大金持ちの社長に振り回されながら呪い水の謎をときます。シリーズ化するようで楽しみ。

ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」。久しぶりに読んだけれどやはりなかなか面白いファンタジーだと思います。


内田春菊さんの「南くんの恋人」。実は初めて読みました。たしか深田恭子さんがドラマやってたけど見たことないし。恋人があんな小さかったら苦労するし嫌になるかもしれませんね。事故で意外にあっさり恋人が死んでしまうので終わり方が悲しい。私の好みではないかな。


スー・モングレディエンの「ひみつのマーメイド2」。仲間のエラの貝をみつけ、秘密の貝が2つ揃います。ケンとの仲も進展しそうで青春ぽい。子供向けだがまあまあ。


内田春菊さんの「シーラカンス・ロマンス」。処女喪失話の短編集マンガ。読んでいてハッピーになれずいまいち。


セイン・カミュさんの「日本人のヘンな英語」。漫画だけど面白い。

映画「もしドラ」。たまたま読んだ週刊雑誌で「AKBの前田敦子さんの演技がひどすぎてみる時間の無駄」という酷評を見たあとに偶然テレビ放送になったのでどんなもんか見てみました(笑)かなり覚悟して見た割には普通。確かに演技がいまいちだけど周りの俳優(特に大泉さん)が良かった気がして、全体的にはそこまで悪くない。むしろ野球の試合は目がウルウルした(笑)


海堂尊さんの「外科医 須磨久喜」。バチスタ手術を日本に持ち帰り変法スマ手術を広め、胃大網動脈のCABGを考案した外科医の須磨先生の伝記ふうの本。素人にもたぶん分かりやすいと思う。医者としては非常に興味深く、面白く、読ませてもらいました。


テネシー・ウィリアムズの「欲望という名の電車」。哀れな嘘つきの姉ブランチが妹ステラとその夫スタンリーのもとに転がり込む。ブランチはちょっとスノッブ風で嘘つきといえども、スタンリーの態度のひどさは無理。義姉の荷物を勝手にあけ、詐欺を勝手に疑い、嫌みばかりで、恋仲も壊し、物を壊し、強姦までしてステラには姉の気が触れたように説明して、、、最後は精神病院から来たらしい医者とナースに無理に連れていかれそうになりブランチが錯乱してしまうというみじめな話でもう読みたくないです。


篠原美季さんの「琥珀色の語り部」。かなり込み入った性質のアンブローズとアンバーが琥珀の精霊としてあらわれ、ユウリはオニールの目を取り戻すために活躍する。相変わらずの美男美女揃いで実写なら迫力ありそうで素敵。



桜庭一樹さんの「荒野」。シリーズ。三作続くが小説家の娘である荒野が義兄に恋をしたりいろいろドロドロ。あんまり好みじゃないや。


中島かずきさんの「髑髏城の七人」。信長や隆慶一郎が好きならたぶんこれも好きになります。極楽太夫、兵庫、沙霧、捨之介がカッコいい。狸穴は予想通り家康だし、天魔王も蘭丸もいかにもだし、非常に面白かったのでオススメ。

東直己さんの「ライト・グッドバイ」。ネクロフォリアのおかしな男と親友にならされる主人公がちょっとおかしかったです。


東直己さんの「探偵、暁に走る」。またまた事件に巻き込まれ、危ない目にあいながら事件の謎をとく。主人公の友人の近藤という熱血正義感が殺されて犯人を探しますがいろんなトラップがありなかなか読みごたえがありました。


東直己さんの「半端者」。バー探偵シリーズの主人公の若い頃の話。桐原やサクラバが出てきてもしやあの人?と思ったらサクラバはたぶん消えたようで違うらしい。年取りすぎたからか時間巻き戻しになっていて次回作が何歳設定か気になった。


東直己さんの「旧友は春に帰る」。モンロー(紋野)みたいに年老いて中身の成長しないままの元美女ってむごいなぁと思います。


相沢沙呼さんの「午前零時のサンドリヨン」。マジシャンの少女が主人公になりイジメや学園内の事件の謎をといていきます。サンドリヨンとタイトルにある通り、少女趣味ですがなかなか面白かった。


ムン・ヒョンジンの「サムスン式仕事の流儀」。1万時間精力的に取り組めばエキスパートになれる、人脈を作れ、約束にはたった数分でも遅れたら約束を破ったことになる、報告書には解決法も提案しないと意味がないのできちんと把握してから報告しろ、決裁スピードをあげないとスピーディーな部下の報告が無駄になる、議事録は会議終了と同時にメールで出席者全員に送信するのがベスト、出張報告書は感情や感覚を忘れないうちに帰りの飛行機で書き終えろ、電話でなくメールなどで業務の証拠を残せ、シャツの上のボタンまでかけろ、ドレスコードを守りセンス良い服を着ろ、サムスンは月に二回ほど不要文書をシュレッダーにかける日があるがデスクは片付けて資料をそれぞれ揃えておけ、運転手や秘書など身近な人には親切にしろ、社長の気持ちで働き諦めず勤めれば仕事力が身に付く、楽な上司はいないからどんな上司とも衝突するな、上司にあわせるのも大切、役員や上司の習慣を把握して万全の準備で配慮しろ、接待は良い料理で、手土産は大事なツール、相手の記念日
や家族を把握してプレゼントを本人や妻子に贈る、テイクだけではなくギブも必要、交渉ではプライドは結果(利益)のためにしまっておく、読書と勉強は新人のうちから習慣にしろ、時にはおべっかも能力になる、結婚していないと評価が下がる。いろんな教訓がありました。国ごとのビジネススタイルもコメントされていたが「中国人は注文しておきながら最終的に価格が合わないと製品を持ち帰らないこともあるので最後まで油断はできない」というコメントが笑えた。


ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「アーヤと魔女」。意外に短くあっさりしているので小学生向け。意外な展開ですがハッピーエンドは良いです。

東直己さんの「向う端にすわった男」。珍しく短編集。冒頭のシンケンヘーガーの男はガックリするオチすぎて、次の短編で続きがあるのかと期待しちゃいました。調子のいい奴、は予想外に怖い話ですが付き合う男女はやはり釣り合うものだなぁと思いました。でもほんの28歳の男が渋いオジサンモードになってイキがってるように見えるので主人公がイマイチ。25過ぎた男が晩年だなんて微妙なセリフ言わせてます。


東直己さんの「探偵はひとりぼっち」。春子と恋人になりたてでまた殺されそうな事件に首をつっこむ主人公。つくづく、こういう男にほんわか恋愛は似合わない。しかもラストで春子が妊娠。大変です。


筒井ともみさんの「女優」。突然、女優をやめた女優の姪がその謎を調べていく。でも結局は本人の自白で終わるので、推理ものにもならないし、続く感じが何だか不完全燃焼で、いまいち。



イーサン・ブラックの「殺意にまねかれた夜」。珍しく女性の連続殺人の話だが、少女時代のノーラがかなり哀れで悲しくなります。モテモテなのに愛せなかったり、子供が欲しいのにクズのせいで子供を生めなかったり。


ジョン・クレランドの「ファニー・ヒル」。名前は知っていたけれど読んだことがなかったので読んでみました。田舎の少女ファニー・ヒルが騙されて娼婦になるも上手く運に恵まれて遺産を貰い、最終的には素敵な男性と結婚して子供を生む話。官能的な手紙の形で書いた小説ですが、手紙にした意味がわからない。しかも運が良すぎて嘘くさい。


長嶋有さんの「ぼくは落ち着きがない」。私より年配が書いたとは思えないくらいの作品。悪くはないけど女子高生が書いた携帯小説ふうだったのと、タイトルがイマイチしっくり来ない。


映画「ハチミツとクローバー」。原作知りませんが、映画は全く面白くなかった。ひたすらみんなが片思いですが、大学生にしては純情すぎる人ばかりというのは気になる。確かに純情タイプはいますが、主人公のはぐみはあんな大きい人が絵を描くの見られたりしたくらいで恥ずかしくて逃げ出すのはかなり違和感。食堂でもワクワクびくびくがあやしくて、リアルにいたら知的障害があると思ってしまいそう。青春をやたら出したい雰囲気も苦手だし、やたらに登場人物にタバコを吸わせる演出も嫌い。終盤の告白される前のはぐみの笑顔も言われる前からニタニタで申し訳ないけど気持ち悪い。ファンのかた、毒舌な私を許してください。しかし特に蒼井優ファンでもない私にはわかりません。流れとしてもう少し小柄でぽっちゃりしていたらあの小動物のような雰囲気も似合うけれどあの細くて背の高いはぐみだととてもおかしい、と思ったら原作ではやはり小柄な女の子らしいです。それでも誰か好きな俳優さんでも出ていれば楽しみはあるけれど映画の俳優女優さんは私の好きな人がい
なかったのでイマイチでした。


エドワード・オールビーの「動物園物語」。動物園の話がなかなか出てこず、おかしな男に翻弄され大変なことをさせられる会社重役の悲劇。二人だけで劇が進むのがすごい。

エドワード・オールビーの「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」。ドタバタ夫婦劇だが殺人の話は理解しにくい。こっちはイマイチ駄作じゃないかと個人的には思ってしまう。劇としては人気あるらしいのですが。


よみうりランドとスシロー

2012-09-01 15:29:04 | Weblog

今日はゆっくり過ごして、昼にドライブ出発。

よみうりランドでまずはランドドッグと写真。でもいつも一人で撮れるのに、今日はママとがいい!と言い、一人で撮ろうとしたら逃げられ、携帯ではあいりの帽子とドッグしか撮れず(笑)デジカメでママと一緒に撮りました。

プリキュアショーのラストだけチラ見して鑑賞。ダンスが新しくなっていました。しかしまぶしいらしく、仏頂面(笑)

あいり希望でメリーゴーラウンドに乗りました。あしかショーとか観覧車は?とよく他のもすすめてみるのですが、いつもコレです。あいりは好きみたい。

ちなみに、沖縄イベント中で素敵な歌が聞けました。しばらく沖縄イベント開催中だそうです。

子供プレゼントはキュアピースでした。あいりはご機嫌。

でも狐の嫁入りというよりスコールのような雨が何度かあり、さっさと20~30分で退散。でもちょうど車に乗るときには雨がやんだのでラッキーでした。


それから、スシローでランチ。ネギトロ巻きとチョコケーキを食べてあいりは満足の様子。パパ、ごちそうさまでした(^_^)


深澤農園の梨

2012-09-01 06:35:50 | Weblog

朝食のデザートは昨夜貰った山梨の深澤農園のブルビー。めちゃくちゃ美味しい。送ってくれて大感謝です(^_^)

今朝は、エアコンのフィルターを掃除しました。スッキリしました。