茶花(saka)日記

2011年3月、脳腫瘍で旅立った夫とともに。
お茶と花に癒されて、日々の出来事を綴ります。

2011-09-01 18:03:29 | 日記
もう9月。
今日は母が出掛けたので、久々に一人でお留守番。
まだ、解約等していないものがあったので電話をする。
母がいるとなんか電話がかけにくいので。

先日、夫が亡くなるまでお世話になった大学病院から
「合同慰霊祭」のお知らせが届いた。
病理解剖を承諾したから。
まだ、結果を知らせる連絡が来ていないことが気になっていたので、
その件を確認するために問い合わせた。
病理解剖の事務関係の方が対応してくださったが、なんと事務的なこと。
一から説明しないとわかっていただけなかった。
説明しているうちに悲しくなって、なんとか電話中はこらえたが、
切ってから、大泣きした。

やっぱり、母がいない時に電話して正解だった。
久々の号泣。
ひとしきり泣いたら、すっきりした。

病理解剖の件は、あと1ヶ月くらいのうちに連絡がきて、
主治医からの説明があるとのこと。
病院に行くのも、主治医に会うのも、ストレスが非常にかかることだが、
これこそ、きちんと終わらせないと夫に合わせる顔がない。
きちんと聞いて、夫にちゃんと報告しよう。
そして、同じ苦しみを味わっている方たちに役立つ情報が、
少しでも増えることを願っている。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ごんままさんへ (茶花)
2011-09-02 17:38:00
アバスチンを投与していたことも関係していたと思いますが、
主治医から「大学病院で最期を迎えた場合、病理解剖したいので、考えておいてください」と、少し前から言われていました。
夫自身のことも知りたかったし、
それが少しでも病気の解明につながればと承諾しました。
でも、今は結果を聞くのが怖いです。

台風が接近しているようなので、ごんままさんも気をつけてくださいね。
ちょっとご無沙汰してしまいましたが、
また、そちらにもおじゃまさせていただきますね。
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若草物語さんへ (茶花)
2011-09-02 17:16:33
うちは、義母は夫が亡くなる丁度4ヶ月前に、義父は3ヶ月前に亡くなりました。
二人とも、夫が発病した年の始めに体調を崩していました。
妹弟家族と共に介護の方針を決めている矢先に、
肝心の夫が発病してしまったのです。
結局、夫の病に関しては、はっきりしたことは伝えられず、二人とも旅立ってしまいました。
形だけですが夫が喪主になり、葬儀をすませましたが、あの時は本当に辛かったです。
辛いことを数えだしたら、本当にきりがないですね。

でも、めげずにがんばりましょう!
私もバイキング食べまくっています!

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そよかぜさんへ (茶花)
2011-09-02 16:57:53
夫が旅立ち6ヶ月過ぎましたが、
通院していた病院、発病当時住んでいた場所、
デイサービス等の近辺には、行く気持ちになりません。
そのかわり、夫とよく散歩に行ったところにはもう少し涼しくなったら行きたいと思っています。
のんびりと二人で景色を眺めた、いい思い出があるので。
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もう9月・・・ (ごんまま)
2011-09-02 16:54:04
9月になりましたね。
茶花さん、ご主人の病理解剖に同意なさったんですね・・・
勇気に敬服です。
この病気のことが少しでも解明されるように・・・私も祈ります。

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台風め! (若草物語)
2011-09-02 10:36:59
今日は 月命日。今は晴れているのですが、いつ豪雨になるかわからない空・・・
なので 墓参は中止し、今月のお彼岸に
娘と行く事にしました。

昨年末より入院していた義母が4月に亡くなり、その月命日がお彼岸の頃なので・・・

弱った義母(軽く認知症もあり)に主人の事は「脳梗塞で入院」としか伝えておらず、亡くなった事も 義妹の要望で伝えませんでした。
なので 義母は 先にいた主人を見て さぞかし驚いたことでしょう。
私も まさか2ケ月後にまた「喪主」をするとは 思いませんでした。
この時ばかりは 主人を怒りましたねー!
「なんで長男のあなたがちゃんと見送らないのよ!」

だから「もうイヤ」という ミー(次女)の言葉になったのです。

主人の「病理解剖」の結果は 5カ月後、警察で聞きました。「低酸素性脳症です」と言われ
「調書」にサインです、病院を訴えませんという言葉も添えて。
「技師が人工呼吸器のパイプはずしたくせに!」と 心で叫びながら、ペダルに思い切り力を込め!今日の台風よりも早く自転車をこぎ 友人とバイキングを食べまくりました。
お酒が飲めたら やけ酒のいきおいでしたね。

本当に訴えなくて良かったのか、主人だった訴えていたかもしれない、と思うと 
台風にも負けないくらいの嵐が 私の心の中で
暴れるのです・・・


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姉が旅立ってブログを綴り (そよかぜ)
2011-09-02 00:55:34
始めたころ、姉の想いを知ろうと、看護記録やオペの記録、治療方針を開示してもらいました。担当者はお若い職員さんでしたが、不明な点があれば主治医や担当の看護師に問い合わせますので、遠慮なくと仰ってくださいました。
カルテを読んで、何処をコピーするか、精読しましたが嫌な顔、ひとつせず実に誠実な方でした。姉も「献体」をしようかと考えているときもありましたし、「臓器移植」も頭の隅っこにはあったようです。今も同じ病院に通っていますが、脳神経外科の病棟に行けるようになったのはごく最近です。カルテを読み始めたのも姉が旅立って6月ほど経ってからでした。
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