先日、何気なく「ごんぎつね」の朗読の放送を聞いていました。
「ごんぎつね」 というと小学四年生の頃を思い出します。小学四年生の国語の教科書には「ごんぎつね」が載っているのです。ごんぎつね がかわいそうでかわいそうで何度見ても泣けてきます。
そんな名作ですから私が小学四年生の時の学芸会の出し物として「ごんぎつね」が選ばれたのです。
この「ごんぎつね」にはもう一人の主人公である兵十という男の人が出てきます。「ごんぎつね」では兵十のお母さんが亡くなります。
私の役どころは村人G、こんなセリフを考えてしゃべりました「兵十、おっ母が死んでかわいそうになぁ~」
私はこの時に「兵十」を「へいじゅう」というように読んでいました。ところが、朗読では「へいじゅう」ではなく「ひょうじゅう」と読んでいるのです。
「え!?なぜ、Why?」と思って調べてみると「ひょうじゅう」という読み方が正しいということが分かりました。
どうやら当時は小学四年生では「兵」を「ひょう」という読み方は教えていなかったので「へい」と読むようにしたらしいのです。いつの頃からか固有名詞を読み替えるのは良くないということで「ひょうじゅう」に戻されたようです。
子供の時の常識が現在の常識ではないのですね。
「兵十」は「へいじゅう」と読んでしまいますよね。
「ひょうじゅう」なんですね。。
わたしは、ごんぎつねの作者の出身地辺りで学生生活をおくりました。
作者の記念館へも訪れました。
ごんぎつねは本当に悲しい悲しい物語ですよね。。
ところで・・・
アニメ映画のごんぎつねで使われている、葛城ユキさんの「心からイエスタディ」という曲、好きです。
そうですよね「へいじゅう」だったですよね。
そうですか ごんぎつね の作者の記念館などあるのですね。
ごんぎつね は、悲しい悲しい物語ですが、子供の頃から大好きな童話でした。
でも、世の中理不尽なことが普通にある厳しい世界だということも理解できるようになった物語でもありました。
>「教えてない読み方はしてはいけない」とか呆れますね。
まったくそのとおりです。固有名詞ですから読み方を変えてしまうのはおかしいと思います。「ひょうじゅう」とかふり仮名をつければ良いですよね。
でも、もしかしたら当時はビートルズの
「HEY JUDE」が流行っていたから・・・
それがかかわっているのではないかと妄想するのでした。