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2006年12月に悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫)の告知を受けました。治療を経て現在経過観察中です♪

入院3日目。いよいよ治療開始です!!!

2007-01-24 18:35:31 | ABVD療法1クール
24日、10:00~吐き気止めが始まり、治療が開始されました。
治療中は吐き気はなく過ごすことができていたんですが・・・。
4種類目のダカルバジンが半分入った頃から寒気がしてきたんです。
でも、点滴棒をコロコロ押しながらお見舞いに来てくれた親戚を1階まで送りに行く事ができたんです

でも、点滴棒に輸液ポンプがつき、ダカルバジンは光に反応し、血管痛を起こすので、点滴の管まで遮光袋で覆われています。
その姿で正面玄関まで送りに行ったので、みんなにジロジロ見られてました
なんかすごい病気をしている人!!!って感じなんですかね??
若いのにかわいそう・・・。とか思われてるのカナ・・・。なんて勝手に妄想してました
送りに行って、病室に帰ってきてから、寒気がひどくなり、体温はどんどんあがり、最終的には39.2度まで熱発しました。

寒くて、看護師さんに掛け物をほしいって頼んだんです。でもこの看護師さんがなかなか理解してくれなくて・・・。
Ns・・・「熱がでているので、冷やしたほうがいいと思うんです。氷枕持ってきますね。」
ナナ・・・「まだ寒気がしているので、まだこれから熱が上がると思うんです・・・。今は寒いので、掛け物をもらっていいですか??」
Ns・・・「でも・・・。熱があるので、冷やしたほうが・・・。」
ナナ・・・「寒気が治まって、熱くなったらまたお願いするので今は掛け物下さい。」

Ns・・・「わかりました。掛け物持ってきますね。」

と言ってくれたので、寒気を我慢して掛け物を待っていたんですが、なかなか持ってきてくれません・・・
お見舞いに来ていた妹が「お姉ちゃん!!!なかなか持ってこないじゃん!!!私ナースステーションまで行って来るよ!!!」って。
ナナ・・・「もうちょっと待ってみるか。忙しいんだよ。」

・・・・・・。どのくらい待ったか??
ノックの音が聞こえて、やっときたぁwwwwと思いきや!?
さっきの看護師さんではありません。しかも掛け物ないじゃん!!!
結局もう一度説明し、やっと掛け物Get
さっきの看護師さんきっと忘れてるんだろうなぁ・・・。

私も患者さんからコールがあって、すぐ対応できないこととかあったなぁ・・・。
待つ側は辛いなぁ・・・。なんて今更ですが感じました。

Drが病室に来てくれました。
「熱が出てるんですか!?薬はもらいましたか??何度まででました!?あまり熱発する人いないんですけど珍しいですね~。」って。
Nsから報告は受けてないのかい!!って思っちゃいました・・・。私が辛そうな顔してたからわかったんでしょうね。
自分が働いている病院とちょっとしたことで比べてしまいます。Drから指示があったようで内服薬をNsが持ってきてくれました。

家族が帰ってから、何でかわかりませんが涙が出てきてしまうんです。
抗癌剤が体に入っていくのを見て、あ~いよいよなんだ・・・。私はガンなんだなぁ・・・。今まで告知を受けたけど実感がわかなかった。でもこうやって治療を受けることですこしづつ実感してきました。家族の前では心配かけたくないと言う思いもあり元気な姿を振舞ってしまいます。弱音を吐いていない自分がいます
それが疲れてしまうんでしょうか??

泣いている時、何回かNsが病室に来ましたが、声をかけてくれるNsはいませんでしたどうしたんですか!?とか声をかけてほしかった。
家族にも弱音をはけず、Nsにも言えず・・・。
短大からの友達、今は同じ病院で働いていた友達に弱音を吐いたメールを送ってしまいました。
この友達は自分の本音も言えて、仕事のことも真剣に話しができる、辛い時など、お互い話しをして励ましあえて、前向きに考えられる友達なんデス

友達から「辛い時は溜めずに話しをして。聞いてあげることしかできないかもしれないけど、それでナナの気持ちがラクになるなら。我慢しないで泣きたい時は泣きな。」って言ってくれました
この友達の存在は私の安定剤です
友達に話しをしたことで気持ちがラクになり、眠りに入ることができました

シカシ!!!!
夜中気持ち悪いなぁ・・・。ムカムカするなぁ・・・。と思っていたら突然の吐き気が!!!
病室内のトイレには間に合わず
ガーグルベースン(よくピンク色のものが使われています。吐く器みたいなの)に吐いてしまいました
Nsコール押して「スイマセン・・・。吐いてしまいました・・・。」

夕食はまだ元気だったので、けっこう食べてしまったんです
治療当日はこんな感じで終わりました。