・マカダミアナッツMacadamia nuts まかだみあなっつ
ヤマモガシ科、オーストラリア原産(1857年に発見)で、亜熱帯雨林地域で自生する。樹高10m~20mに成長、クリ(栗)の花に似た細長くなる淡黄色より白色の花を咲かせる。
ナッツの原材料としての輸入量がオーストラリアからが最も多い。ハワイに1880年代に当初防風林として移植されナッツチョコレートとして商品化したのはここ30年来で1970年後半という。
5、6年で実を結び梅ぐらいの2cmで緑色の果肉に被われ中の硬い茶色の種子を割った仁(ジン)で淡黄色の球形をしているものを食用とする。和歌山県の栽培では4〜5月頃に開花後、9〜10月頃にマカダミアナッツを収穫できているといわれる。
ツマミ、オードブル、製菓用としてチョコレート菓子、ケーキ、アイスクリームに利用している。炒り味付け100g中でエネルギー720kcal、水分1.3g、たんぱく質8.3g、脂質76.7g、炭水化物12.2g、灰分1.5gを含む。
炒って味付けしたものは、76.7%の脂肪を含み、その脂肪酸の50%以上がオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)で脳の血流をよくし活性化させる。人の皮膚にある成分でもあり年齢とともに減少する事からスキンケア、化粧品としてオイルを抽出して使われる。またパルミトレイン酸Palmitoleic acid(一価不飽和脂肪酸)を脂肪酸の20%と多く含み保湿性に優れる。
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