gooブログはじめました!

健康的食生活のための情報を発信です。
1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[テルペン類]食生活について語ろう

2023年02月22日 | 美容ダイエット

・テルペン類Terpenes てるぺんるい

  植物の発芽・成長・開花を調整する物質で殆どの植物に多少に関わらず炭素を含み有機化合物とし存在、テルペノイドterpenoidともいう。炭素数の数により5個でイソプレンIsoprene(C5H8)を基礎単位としてイソプレン2つ(炭素:C10H16)をモノMonoテルペンとしている。順に3こをセスキテルペン(C15H32)等と呼ぶ。

構造的に鎖状(脂肪族)、環状(芳香族)がある。芳香性のものは、モノテルペンMonoterpene(殺菌・鎮痛・抗ウイルス作用など )、セスキテルペンSesquiterpene(鎮痛・抗炎症作用など)で殆どを占める。針葉樹に含むカンファーCamphre、柑橘類の皮などに含むリモネンLimonene、ピネンPinene、シネオールCineole、はっかに含まれるメントールMentholの成分などで芳香性炭化水素系で精油される。カンキツ類の香り成分は、モノテルペンと総称する一連の揮発性物質をいう。

ビタミンA、D、E、K、コエンザイムQ10(ユビキノン)、クロロフィル、ヘム、胆汁酸もテルペノイドに由来する。テトラテルペンであるカロテノイドの生成は、フィトエンPhytoeneなどの中間体を得てから生成する。魚を焼くと強力な発がん物質であるニトロソ化合物が生成されるが、カンキツ類の香り成分はニトロソ化合物の生成を抑制する。

香料、刺激剤、消炎、血流改善、鎮静作用があるとしてアロマセラピー、医薬品に用いられている。粘膜を刺激することから室内汚染空気汚染ガイドラインで規制の対象とされテルペン類0.03mg/m3の総揮発性有機化合物(TVOC)がWHO(世界保健機構)によりガイドラインが定めている。

 

ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。

 


この記事についてブログを書く
« [がざみ]食生活について語ろう | トップ | [動物性香料]食生活について... »

美容ダイエット」カテゴリの最新記事