・ビタミンB複合体Vitamin B complex びたみんびーふくごうたい
発見のビタミンは、順にABCしていたが後にビタミンBに多くの成分が混在していることが判ってきたことからB1、B2・・・・・とし区別してきた。これらを総称しビタミンB複合体、B群としてB1、B2、ナイアシン[ニコチン酸・B3]、パントテン酸[B5]、B6、ビオチン[ビタミンH・B7]、葉酸[ビタミンM・B9]、B12、B13[オロチン酸・オロット酸]、αーリポ酸[チオクト酸・B14]、B15[バンガム酸]、コリン、イノシトール、パラアミノ安息香酸などがある。
多くは、体内でタンパク質の分子と結合して酵素として働き、水溶性、分子中に窒素を含み腸からの吸収が一定になると尿中に排出されてしまい常に補給を必要としている。
ビタミンB群でありながらBがつけられていなくその物質名で呼んでいるものは、発見が遅く名前のつけ方が複雑化してきたもので混乱を避けることから物質名を採用したといわれる。欠番と成ってなっているものの中には、のちにビタミンでないことが判って除かれた。
ビタミンB群の重要なことは バランスが非常に大切であり、そのうちの1種類でも欠けるか量が不足するとその不足する種類の量に合わせてしか他のビタミンB群が働かない。
新陳代謝、成長促進させストレスで消費されやすく抗神径炎作用がある。いずれも多くが肝臓、酵母、米ぬかより見出しているが生理作用、化学構造は相違する。推奨量としビタミンB1、B2、B6とも1~1.4mg程度だが栄養ドリンクには5mg程度含むものが多い。
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