新・瘋癲球人日記

野球をこよなく愛する瘋癲球人の日記

左腕対決

2006年04月02日 | 早稲田野球
今日は朝から雨の予報。
ゲームは見られないものと諦めていました。
寝坊を決めこんでいたのですが、起きてみると雨は降っていません。
慌てて東伏見に向かいます。

グランドに11時30分過ぎに到着。
バックネット裏に詰め襟の一団。
昨日、入学式をすませた入部希望者たちのようです。

大学球界屈指の左腕である日体大小笠原、これからそうなるであろう早稲田ルーキー大前の左腕対決にわくわくします。
雨が降らなくてよかった。

(早稲田スタメン)
4 上本(2年 広陵 4)
8 前田将(4年 早稲田実 23)
3 大西(4年 観音寺一 1)
D 北崎(4年 福工大城東 3)
6 生島(2年 大阪桐蔭 7)
7 田中幸(3年 宇和島東 25)
5 小野塚(3年 早稲田実 20)
9 田中豪(3年 早稲田実 22)
2 笹沢(4年 帝京 21)

(1回表)早稲田の攻撃
1番・上本のファースト後方へのフライはセカンドのまずいプレーにも助けられヒット。
2番・前田将の一、二塁間を破るヒットで一、三塁。
3番・大西、4番・北崎が連続三振。
低めの威力あるストレート、キレのいいスライダー。
「なかなか小笠原君を打つのは難しいなあ」
なんて考えていると、6番・生島がセンター前への2点タイムリー!!
送球の間に生島は二塁へ。
6番・田中幸ライトライナーでチェンジ。
(1回裏)日体大の攻撃
ワンアウトから2番・中田(4年 高陽東)がヒット。
続く黒木(3年 横浜)は4-6-3のダブルプレー。
上本からのバックトス、それをうけた生島のジャンピングスロー。
派手なプレーにバックネット裏が盛り上がります。
ここで応武監督がベンチから飛び出して来て、バックネット裏にいらした大御所OB広岡さんに感想(?)を求めにいらっしゃいます。
広岡さんから「ダメ出し」。
お二人のやりとりにバックネット裏もなごみます。
(2回表)早稲田の攻撃
先頭の7番・小野塚がレフトオーバーのツーベース。8番・田中豪が送って、ワンアウト三塁。
9番・笹沢のサードゴロで小野塚が飛び出して、三本間にはさまれてタッチアウト。
おやおやおやおや。
1番・上本センターフライでチェンジ。
(3回表)早稲田の攻撃
2番・前田将ライトフライ、3番・大西レフトフライ、4番・北崎ライトフライで三者凡退。
(3回裏)日体大の攻撃
大前は先頭バッターを歩かせるも、後続を三者連続三振。
ストレートでもカーブでもスライダーでも空振りがとれる。
(4回表)早稲田の攻撃
5番・生島ファーストゴロ。6番・田中幸が一、二塁間を破るヒット。7番・小野塚がまたもツーベースで二、三塁。
「スクイズあるよな」
8番・田中豪にそぶりなくカウント2-1。ここでスクイズ。3-0とリードを広げる。
さらに9番・笹沢の当たりがセンターのミスを誘って4-0。
1番・上本はセカンドゴロでチェンジ。
(5回表)早稲田の攻撃
2番・前田将セカンドゴロ、3番・大西ピッチャーゴロでツーアウト。
4番・北崎がバットを折りながらもレフト前へ運ぶ。代走、川本(3年 瀬戸内 12)。パスポールで川本は二塁まで進むが生島ショートゴロでチェンジ。
(6回表)早稲田の攻撃
7番・田中幸がライトフライ。7番・小野塚がフォアボール。8番・田中豪がライト前ヒット。
ここで笹沢に代打、大島(3年 木更津総合 17)。
大島はボテボテのショートゴロ。これで二、三塁。
1番・上本はライト右へタイムリー。6-0。
続く前田将の初球に上本はスチールを試みるもタッチアウトでチェンジ。
(4回裏、5回裏、6回裏)日体大の攻撃
大前はそれぞれ1本づつヒット(詰まっているが)を許し、バックのエラーにも動揺することなく日体大打線を抑えて、降板。

実は大前君のピッチングを生でみるのははじめて。
大きな曲がりのカーブ、スライダー、回転のきれいなストレートなどすべての球種がよくコントロ-ルされていたのが印象的でした。逸材であることは間違いないので大切に育てて欲しいと思います。


ルーキー大前投手

(7回表)早稲田の攻撃
2番・前田将サードゴロ。3番・大西はセンターへのスリーベース。
代打、山川(1年 中京 33)が三遊間を破るタイムリーで7-0。
代走に萬谷(4年 栄光学園 2)。萬谷は続く代打の小島(1年 愛工大名電 34)の初球に二盗を試みるもタッチアウト。
小島はセンター前ヒット。小島はスチールで二塁へ。7番・田中幸はライトオーバーのツーベース!!
小島ホームインで8-0。7番・小野塚はフォアボール。8番・田中豪見逃し三振でチェンジ。
(7回裏)日体大の攻撃
早稲田2番手は大谷(4年 報徳学園 11)。
いきなりバックスクリーン横に一発食らうも後続は許さない。1-8
(8回表)早稲田の攻撃
9番・途中出場の細山田(2年 鹿児島城西 27)がレフトフライ、1番、途中からショートに入っていた丹羽(1年 土岐商 32)が空振りさ三振、2番、これも途中出場(セカンド)の竹内も空振り三振の三者凡退。
(8回裏)日体大の攻撃
大谷が3本のヒットを集められて2失点。8-3。
(9回表)
3番、途中出場の泉(2年 国士舘 31)がファーストゴロ、4番・代打本田(3年 智弁和歌山 35)がセンターフライ、5番・小島が見逃し三振でチェンジ。
(9回裏)日体大の攻撃
ようやく「大谷ペース」ですんなりゲームセット。8-3。

試合後の練習のあと、新1年生たちと上級生たちの「顔合わせ」が行われた。
出身校、ポジション、目標など、1年生が1人1人が自己紹介。
出身校の先輩を「よいしょ」するなど1年生もいるなど緊張の中にもなごやかなムードのうちに「顔合わせ」は無事終了。
この1年生たちの名前と顔も少しづつ覚えていきたいと思います。

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