7時1分 八王子から「あずさ91号」に乗って、信州、松本を目指す。
今日は「オール早慶戦」。
同じ車両に乗っている人には登山装備の人が多い。松本駅に着いたのは9時30分過ぎ。
松本に来るのはこれで5回目。でも、バスは使ったことがないので少し戸惑った。
地元の人にバスターミナルの場所を聞き、バスで松本市営球場を目指す。「松本第一高校前」で下車。
照明塔が少し離れたところに見える。
わくわくして少し小走りになってしまうのはここでも同じ(笑)。
中に入ると、おなじみのファンの方が声をかけて下さり、一緒に観戦させていただくことに。
球場では、松本の伝統校、松商学園と松本深志の試合が行われている。両校の力の差は明らかで大差がついている。
劣勢の松本深志のプレーにはスタンドから拍手。
この後のスケジュールのことも考慮してか、試合は8回で打ち切り。
12時少し前に慶応のメンバーが姿を現し、少し遅れて早稲田のメンバーがアップを開始する。
現役部員20名+OB3名の構成。
OBは山岡(新日本石油ENEOS)、矢口(かずさマジック)、末定(東京ガス)。
キャッチボールをする選手たち
神宮に較べると小規模であるものの、両校の応援がスタンドを盛り上げる。
松本市市長の始球式など一連のセレモニーも終わって、いよいよプレーボール。
(早稲田スタメン)
8 泉(2年 国士舘)
4 前田将(4年 早稲田実)
9 松本(2年 千葉経済大付)
7 田中幸(3年 宇和島東)
5 大西(4年 観音寺一)
3 末定(東京ガス)
2 山岡(新日本石油ENEOS)
6 本田(3年 智弁和歌山)
1 須田(2年 土浦湖北)
早稲田先発の須田
1回裏、先発の須田がコントロールに苦しみ、甘く入ったボールを慶応打線に捕えられ4本のヒットで3失点。急きょリリーフした福本(4年 高知)も慶応に勢いを止められず、4回終わって0-5。5回からリリ-フした松下(1年 明徳義塾)も6回に4本の長短打を浴びて3失点。0-8の劣勢に「観光気分」なんてすっ飛んで、悔しさがこみあげてくる。打線も慶応の先発の清見(新日本石油ENEOS)-居村(1年 桐朋)-伊東(4年 千葉敬愛)のリレーにに8回まで5安打無得点と抑えられる。
「何とかせえよ!!」
9回ワンアウトから代打・小野塚(3年 早稲田実)がレフトオーバーのツーベース。
続く矢口は貫禄のバックスクリーンへの大ホームラン!!
貫禄の矢口
ヒットの山岡を代打、細山田(2年 鹿児島城西)がライト線へのツーベースで迎え入れて3-9。が、反撃もここまで代打、田中豪(3年 早稲田実)が三振に倒れてゲームセット。
試合に負けたのは悔しかったが、神宮、東伏見以外で観る試合もなかなか楽しいものである。