まとめ上手

昨日は、息子どのの参観日があって、須田君の完封ショーを生で観ることが出来ず。
夜、遅くにインターネットの動画でチェックしたので、今朝は眠い、眠い。
初夏を思わせる陽気。神宮にはいわゆる「佑チャンファン」が大集結。
慶応-法政戦の途中ですでに第二内野席も開放。3万人いきそうな勢いだ。
「これで先発が斎藤じゃなかったらすごい騒ぎになりますねえ」などとおなじみのファンの方と話す。

明治学生応援席の熱気と応援はすさまじく、早稲田側はちょっと圧されている。
早稲田・斎藤、明治・古川の先発で始まったゲ－ムは、両校チャンスはつかむものの、あと1本が出ないという展開。
錯綜する歓声とため息。
斎藤はさほど調子はよくないものの、無難にまとめる。斎藤の非凡さはどんな状態でも無難にまとめられるところ。まとめ上手なのだ。

6回、先頭の1番・上本が三塁線を破るツーベース。早稲田スタンドのボルテージは上がる。
細山田が送って、ワンアウト三塁。
3番・松本はファウルで粘ってセカンドゴロ。この間に上本がスタートよくホームを陥れて、先制。
上本のスタートが素晴らしくよかったが、ひょっとしてエンドラン？
続く、4番・田中幸が三遊間を破り、5番・小野塚が今季初安打となるツーベースでツーアウト二、三塁。
4年生の作ったチャンスを1年生のバットがモノにする。原の放った打球は左中間を破るツーベース！！
3-0。俄然盛り上がる早稲田スタンド。
「まとめ上手の佑ちゃん」は6回のピンチをしのぐと、7回の打席では代打を送られ、お疲れさん。
7回から「もう一人のゆうちゃん」福井優也がマウンドへ。
ここまで、リーグ戦では不安定な投球が続いているだけにちょっと不安。
ちょっと荒れてはいたが、146、147km/hのストレートで明治打線と力で勝負。2イニングを被安打1無失点。
まったくの無警戒で二盗、三盗をやすやすと決まられるなど余裕はなかったものの、リーグ戦でようやく結果を出せて一安心。
今後は本来の力を出してくれるでしょう。
8回にも泉の2点タイムリーツーベースでダメ押し。9回は松下が締めて完勝。
優勝へ大きく前進した。