秋晴れの日

用があって東京にきていた私の母が帰札した。
母はわずか4日の間に、カキフライを揚げ、ハンバーグを作り、南蛮漬けを揚げ、最後に「ステーキが食べたい」と言って、駅前のおしゃれカフェでミディアムレアに焼かれたステーキをもりもり食べて帰って行った。
わたしはうっかりそれに全部つき合ってしまい、そしてまた胃をやられている。

ごはんを食べないと、胃が痛くないかわりに足に力が入らない。
へろん、という足音が出る。



そして昨晩、子（上）の物言いに腹をたてて暴れたら腰をひねってしまい、腰が痛い。
背中も筋肉痛だ。

胃と腰は近いので、もうどっちが痛んでいるのかわからないような状態である。



今朝は朝食に、みそしる（具少なめ）とヨーグルトをよく噛んでモソモソ食べる。
その横で、子は山盛りのごはんにタラコだのトビッコだの漬け物だのをトッピングして、みそしると共にガブガブ食して、「いってきまーす！」と出かけて行った。


今日は秋晴れ。

空たかく、いたむ胃と腰、猫がなく。

一句詠み、出来の悪さに、悶絶し。




さっ、気を取り直して、ふて寝でもしますか。