今夜のできごと

今日レッスンが終わり、夜２２時過ぎに家につくころ
子供の泣き声が団地方面からきこえてきた。
はじめは誰か子供がおこられて泣いてるかと思ったけど
ちょっとただの泣き声と違う。せっぱつまってる感じの声。
なんと言っているのか、しばらく分らなかったのだけど
どうやら「かあーちゃーん」と言っているようだ。
気になるので見に行く。
近づくにつれ「どこへいったの～！！」とも聞こえてきて
これは迷子か！？とどきどきする。
団地のベランダには２、３人人が出て来ているのだけど
どこで泣いているのか特定出来てない様子。
でも声の聞こえ方で団地のどこかの部屋にいることは分った。
道路から「どうした～？」と声をかけてみる。
しばらくしーんとしてからまた「かあちゃ～ん！！」
そこで、団地のベランダに出てた人が
「お母さんいないの？」と声をかけ、
それを合図に何人かが出てきて声をかけたら答えがあり、
どこにいるのか特定も出来た。
だからまあもういいか、と帰って来たのだけれど、
家に帰って来てからまた心配になる。

最終的にその子の下のおばさんと話をしていたようだけど
顔見知りではなかったようだし、
ベランダにいた人達もあんまりおせっかいそうな人はいなかった。
おせっかいおばさんがいたらよかったんだけど。
わたしがおせっかいおばさんになればよかったかなあ。。。

子供が寝てる隙にどっかへ行っちゃうというのは
そんなに酷いことだとは思わない。
たとえ遊びにいくんだとしても。
そういうことが必要な時というのはあるものだから。
そして間の悪い時に子供が起きちゃって大騒ぎ。
そういうこともあると思う。
そういうことだったらいいなあと思う。

そしてそのお母さんを厳しい目でみないで
「今度はうちに預けてもいいよ」とか
「なにかあったらおばさんとこおいで」とか言ってくれる
ご近所さんとつきあえるようになったらいいなあと思う。

ひとりぼっちの子供も、
ひとりぼっちにせざる得なかった親も
上手に他人に頼れるようになったらいいね。
わたしもだけどね。