ナスカ展

国立科学博物館でいまナスカ展をやってます。

ペルー！！死ぬ前に一度いきたいと思っている唯一の場所。
１ヶ月くらいかけて、のんびりと、ナスカとマチュピチュ、行きたいなあ。
いちおう言葉は通じるわけだし、いいよねえ、とうっとりする唯一の場所。
だけど、どう頑張ってもあと１０年は無理だ。

そんな想いを胸に、行ってきました。はるばる上野まで。

今回のナスカ展は「バーチャルでナスカを飛ぶ」というのがあるのです。
３Dの動画で、上空からのナスカが見れるんです。１３分。
映像が空を飛んだとたんに（ほんとに空飛んだみたいだった）、
ぼろぼろと涙が出てきて、終わるまで泣きっぱなし。
なんだなんだこの思い入れようは！と自分にびっくり。

ナスカの文明は、紀元前１００年からはじまって、８００年くらいあるので
つぼや織物などの展示物には原ナスカー前期ー中期ー後期
と分類分けされて表示されています。
ぐっときたのは全部「前期」だったのも面白かった。
後期になればなるほど洗練され、複雑になってくるのだけど
「うう。たまらん。欲しい」と思うのは全部、前期。

特にたまらんのは「カワウソ」のつぼだったのですが
も～欲しい～。ああいうのってレプリカ作って売らないんだろか？
欲しいなあ。誰か作ってくんないかな～。

この前スティーブンキングの話をしたので、ついでにバカ話をひとつ。
ナスカの地上絵には無数にまっすぐの線が描かれているのだけど、
ちゃんと焦点があって、そこが「ラインセンター」と呼ばれているのです。
ラインセンター自体たくさんあるんですが、
その説明が3Dの動画と共にされたときは
「あああ。ビーム（＠ダークタワー）だっ！！」と思いまた涙でした。
キング読者の人にしか通じないネタです。
最近読みすぎでちょっとおかしくなってるかもしれません。
それで泣くなんてどうかしてる、ほんと。

だけどこのナスカ展のコピーが「ナ～、スカっとするだろう？」
っていうのも同じくらいどうかしてると思いますけどね。