14日、こども達は先発隊で(わたしの)姉のやってる「のらねこ軒」へ行った。
その日は豪雨により新幹線が止まっちゃったりして大変だったのだが、なんとか着いた模様。
これからしばらく夫婦二人の暮らしになる。
15日、レッスンは休み。タップダンスのクラスもお盆で休み。
夫婦二人だけで、休日である。
大人の休日なんである!!
なにをしようか大人の休日。オサレなレストランで素敵なディナータイムか。はたまたシティーへ出て銀ブラか。いやいや、なにしろ大人だけ。そうなったらこれしかないでしょう!!
「町田から小金井公園まで 自転車往復50キロの旅」
東京都小金井市。駅でいうとJR中央線”東小金井”界隈は、スペインから東京にやってきて町田にやってくるまでの5年間を過ごした場所。その色々な思い出のつまった小金井市にチャリンコで行ってみることにしたのである。思春期みたいな悩みをぶちまけているだけではない。思春期みたいなセンチメンタルな行動をとるのであるふはははは。
経由地は府中市分倍河原。こちらは私の兄一家が住んでいる町で、毎度毎度遊びに行く度に「自転車でいけるかな?でも子連れで道が悪いと危ないからなあ」と思っていた。ちょうどこれで道の善し悪しと坂の程度を偵察できる。
町田から府中までは鎌倉街道でつながっている。途中多摩川が流れていて、そこまでに2つ山を乗り越えなくてはならない。町田のリス園のあたりと、多摩市との境目あたり。この坂がどんなもんか?
張り切って8時27分出発。スタジオ鍵あけて、鎌倉街道をひた走る。

ひとつめの峠。リス園や薬師池公園などがあるあたり。蓮がきれいに咲いていた。

多摩市に入る。峠2つめ。
それほど大変でもない。

多摩川9時40分。楽勝じゃん!!

ちょっと休憩。川は意外ときれいだった。

10時25分分倍河原 大国魂神社。楽勝じゃん!!ビバ大人だけ!!
歩道もずっとあって悪くない道。
疲れちゃったらここまでにして引き返そうと話していたが、余裕だったので小金井まで行く事にする。
鎌倉街道はここで終了。甲州街道に乗り換えて、

さらに小金井街道に乗り換える。
小金井街道は「カルメン」にバイクで通っていた時に使っていた道で、違反きっぷを切られてギャラがふっとんだ思い出なんかがある。
歩道せまく、車道もせまく、自転車は走りにくい。

武蔵小金井の壁面緑化。
こんな上手くいっている壁面緑化めずらしいと思う。

そして11時40分東小金井商店街到着。このへんはあまり変わっていない。

豆腐と松前漬けをよく買いにきた「北海屋」。まだあったがお盆休みで閉まっていた。買いたかったな。貧乏生活のちょっとした楽しみだった。

駅前はオドロキの変貌を遂げていた。さびれたしょぼい駅だったのが、高架になってぴかぴかしている。しかし駅前のしょぼいゲームセンターはそのままだったりしてなんだかおかしい。
駅前交番は「カルメン」のディナーショーの特別ギャラ5000円をそのまますっぽり落として駆け込んだところ。なんかカルメンのギャラのことばかり思い出す。住んでたアパートは改装して健在。近くの家のおおきなモクレンの木も健在。近くのキウイ畑はアパートに変身。
自転車で走っていると色々思い出す。ベビーカーをおして歩いた道。近くの大学のゴミ置き場へ机を拾いにいったこと。アパートの二階に住んでた宗教おばさん。タブラオ終わって深夜に行ったファミレス。
懐かしく、愛おしく、しかし間違いなくきっぱりと既に過ぎさった時なのだ。いい思い出だが戻りたいとは思わない。そんな過去。
と、ここへ来て急にがくっとエネルギー切れになる。
気づけばおなかぺこぺこだ。股関節もぼんやり痛くなってきた。
よくランチを食べに行った喫茶店はもう無くなっていた。そこで食べようと思ってたのに。
とりあえず終着点と決めていた小金井公園へ行って武蔵小金井でどこかへ入ろうと決め、無言で自転車を走らす。もう余裕などと言わない。あの2つの山を超さねば町田には帰れないという事実が気分を落ち込ませる。オットがいろいろ気を使って話しかけてくれるがまるで返事を返せない。
武蔵小金井は駅前のビルもすごい変わっていた。もうこの辺は写真なんか撮ってられるかよという感じで写真はのこっていない。
もうとにかくいっぱい食べようと大戸屋に入る。ごはん大盛り、コーヒーつけて、食後にデザートも!!
食べたら元気になった。
食べたら元気になった。
食べたら、元気になったーーーーーーー!!!
ヒトとは単純なものだね、俺たちもまだまだイケるね、とホッとした様子を隠しきれないオット。心配かけてすんません。また自転車に乗り13時出発。
小金井街道で向かい風に阻まれまた元気を無くすも、府中で自転車道路(いい道)を発見し少し元気をとりもどし、多摩川超えて峠に向けてコカコーラを飲んだらすっごく元気になって、一気に峠を2つ越す。思っていたよりは楽だった。思ってたよりはね。またエネルギーがしゅうううん、、となってきたのでコメダコーヒーに入って500円の珈琲ジェリーを食しまた元気になって家に16時50分到着。

府中の自転車道路で咲いてたヒマワリ。
往復で48キロ。休憩込みで8時間。自転車は6時間くらいこいでたのかな。
子連れでは決してできない距離と坂道で大変満足だった。
発見したこと。
1、いつもは子らのペースにあわせるので自分は余裕のため「自分はまだまだまだまだ出来る」と思っていたのだが、大人のペースで活動すればがくっとエネルギーが切れたりする。
2、「疲れた」だの「なんでじてんしゃでいくの」だの言う人がいなかったり、そういう人をどう誤摩化して先に進ませるか考えなくてよかったりするってのは、もう正直に言っちゃうけど楽!!
だけど「あ、あそこに公園あるな」とか「坂の上にコンビニ発見!」とか目が勝手にチェックするのも面白かった。どうやって誤摩化すかを考える事が血肉化している。そして、それはそれで嫌なことでもない。
だけど家に帰ってからもやれ宿題やれだの、明日の準備はしたのだの、おうちの仕事は終わったのだの言わないでそれぞれブログ書いたりサッカー見たりするのは、やっぱり楽だな!!
3、

ハイドレーションシステム。水を補給するもので、ストローくわえてチュウって吸うと水がぴゅーと飲めるもの。登山グッズであるが自転車旅行では更にすっごくいい!!前カゴにいれておけば信号待ちの10秒くらいでさっと水分補給できる。
ということで良い休日だった。
さて、明日は夏休み前レッスン!!
もうひとがんばりいきましょう。
その日は豪雨により新幹線が止まっちゃったりして大変だったのだが、なんとか着いた模様。
これからしばらく夫婦二人の暮らしになる。
15日、レッスンは休み。タップダンスのクラスもお盆で休み。
夫婦二人だけで、休日である。
大人の休日なんである!!
なにをしようか大人の休日。オサレなレストランで素敵なディナータイムか。はたまたシティーへ出て銀ブラか。いやいや、なにしろ大人だけ。そうなったらこれしかないでしょう!!
「町田から小金井公園まで 自転車往復50キロの旅」
東京都小金井市。駅でいうとJR中央線”東小金井”界隈は、スペインから東京にやってきて町田にやってくるまでの5年間を過ごした場所。その色々な思い出のつまった小金井市にチャリンコで行ってみることにしたのである。思春期みたいな悩みをぶちまけているだけではない。思春期みたいなセンチメンタルな行動をとるのであるふはははは。
経由地は府中市分倍河原。こちらは私の兄一家が住んでいる町で、毎度毎度遊びに行く度に「自転車でいけるかな?でも子連れで道が悪いと危ないからなあ」と思っていた。ちょうどこれで道の善し悪しと坂の程度を偵察できる。
町田から府中までは鎌倉街道でつながっている。途中多摩川が流れていて、そこまでに2つ山を乗り越えなくてはならない。町田のリス園のあたりと、多摩市との境目あたり。この坂がどんなもんか?
張り切って8時27分出発。スタジオ鍵あけて、鎌倉街道をひた走る。

ひとつめの峠。リス園や薬師池公園などがあるあたり。蓮がきれいに咲いていた。

多摩市に入る。峠2つめ。
それほど大変でもない。

多摩川9時40分。楽勝じゃん!!

ちょっと休憩。川は意外ときれいだった。

10時25分分倍河原 大国魂神社。楽勝じゃん!!ビバ大人だけ!!
歩道もずっとあって悪くない道。
疲れちゃったらここまでにして引き返そうと話していたが、余裕だったので小金井まで行く事にする。
鎌倉街道はここで終了。甲州街道に乗り換えて、

さらに小金井街道に乗り換える。
小金井街道は「カルメン」にバイクで通っていた時に使っていた道で、違反きっぷを切られてギャラがふっとんだ思い出なんかがある。
歩道せまく、車道もせまく、自転車は走りにくい。

武蔵小金井の壁面緑化。
こんな上手くいっている壁面緑化めずらしいと思う。

そして11時40分東小金井商店街到着。このへんはあまり変わっていない。

豆腐と松前漬けをよく買いにきた「北海屋」。まだあったがお盆休みで閉まっていた。買いたかったな。貧乏生活のちょっとした楽しみだった。

駅前はオドロキの変貌を遂げていた。さびれたしょぼい駅だったのが、高架になってぴかぴかしている。しかし駅前のしょぼいゲームセンターはそのままだったりしてなんだかおかしい。
駅前交番は「カルメン」のディナーショーの特別ギャラ5000円をそのまますっぽり落として駆け込んだところ。なんかカルメンのギャラのことばかり思い出す。住んでたアパートは改装して健在。近くの家のおおきなモクレンの木も健在。近くのキウイ畑はアパートに変身。
自転車で走っていると色々思い出す。ベビーカーをおして歩いた道。近くの大学のゴミ置き場へ机を拾いにいったこと。アパートの二階に住んでた宗教おばさん。タブラオ終わって深夜に行ったファミレス。
懐かしく、愛おしく、しかし間違いなくきっぱりと既に過ぎさった時なのだ。いい思い出だが戻りたいとは思わない。そんな過去。
と、ここへ来て急にがくっとエネルギー切れになる。
気づけばおなかぺこぺこだ。股関節もぼんやり痛くなってきた。
よくランチを食べに行った喫茶店はもう無くなっていた。そこで食べようと思ってたのに。
とりあえず終着点と決めていた小金井公園へ行って武蔵小金井でどこかへ入ろうと決め、無言で自転車を走らす。もう余裕などと言わない。あの2つの山を超さねば町田には帰れないという事実が気分を落ち込ませる。オットがいろいろ気を使って話しかけてくれるがまるで返事を返せない。
武蔵小金井は駅前のビルもすごい変わっていた。もうこの辺は写真なんか撮ってられるかよという感じで写真はのこっていない。
もうとにかくいっぱい食べようと大戸屋に入る。ごはん大盛り、コーヒーつけて、食後にデザートも!!
食べたら元気になった。
食べたら元気になった。
食べたら、元気になったーーーーーーー!!!
ヒトとは単純なものだね、俺たちもまだまだイケるね、とホッとした様子を隠しきれないオット。心配かけてすんません。また自転車に乗り13時出発。
小金井街道で向かい風に阻まれまた元気を無くすも、府中で自転車道路(いい道)を発見し少し元気をとりもどし、多摩川超えて峠に向けてコカコーラを飲んだらすっごく元気になって、一気に峠を2つ越す。思っていたよりは楽だった。思ってたよりはね。またエネルギーがしゅうううん、、となってきたのでコメダコーヒーに入って500円の珈琲ジェリーを食しまた元気になって家に16時50分到着。

府中の自転車道路で咲いてたヒマワリ。
往復で48キロ。休憩込みで8時間。自転車は6時間くらいこいでたのかな。
子連れでは決してできない距離と坂道で大変満足だった。
発見したこと。
1、いつもは子らのペースにあわせるので自分は余裕のため「自分はまだまだまだまだ出来る」と思っていたのだが、大人のペースで活動すればがくっとエネルギーが切れたりする。
2、「疲れた」だの「なんでじてんしゃでいくの」だの言う人がいなかったり、そういう人をどう誤摩化して先に進ませるか考えなくてよかったりするってのは、もう正直に言っちゃうけど楽!!
だけど「あ、あそこに公園あるな」とか「坂の上にコンビニ発見!」とか目が勝手にチェックするのも面白かった。どうやって誤摩化すかを考える事が血肉化している。そして、それはそれで嫌なことでもない。
だけど家に帰ってからもやれ宿題やれだの、明日の準備はしたのだの、おうちの仕事は終わったのだの言わないでそれぞれブログ書いたりサッカー見たりするのは、やっぱり楽だな!!
3、

ハイドレーションシステム。水を補給するもので、ストローくわえてチュウって吸うと水がぴゅーと飲めるもの。登山グッズであるが自転車旅行では更にすっごくいい!!前カゴにいれておけば信号待ちの10秒くらいでさっと水分補給できる。
ということで良い休日だった。
さて、明日は夏休み前レッスン!!
もうひとがんばりいきましょう。
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