おや４月

４月ですね。
自分試しのような３月が駆け抜けて行き
「わたしったらまんざらでもない」という思いと、
「わたしったら全然だめだ」という思いとが
気持ちよく共存して、興奮して、饒舌になって、
少々混乱して、今度は内にこもっていました。

世の中は春になっていて
プロ野球も開幕してドラゴンズは３連勝！
愛しのマサさまはいつ投げるのか。

子らも進級してふたりとも「ひまわり組」に。
（同い年ではありませぬ。園が違うためこのようなことに）
園の他の子もちょっとウキウキしたり泣いたりと
なんとなく浮き足立っています。春だ。

そんな中、わたしは内側に引込んだまま
まだもうちょっと出て行きたくない感じです。

べらべらべらべら喋っていたことは
確かに「わたし」の感じていたことなんだけど、
でも「その時のわたし」が誰かと喋りながら気付いたこともあるし、
書きながらどんどん「これじゃ！」と思った事でもある。
それから、ここ何ヶ月かで読んだり見たり聞いたりして
大量の「これはいい！」と思った刺激物。
とりあえず即出来るものは実践して
「やっぱりいい！」と思ってはいるものの、
それを消化して「今のわたし」の血肉にするのは、また別の作業。
時間と、巣と、何冊かの（刺激のない）本が必要。

こういう行程をしないでもどんどん回る人はいるのだろうなあ。
などと思いつつ、じっとする寒い春の日。

れんしゅうを　しようとおもふ　ひにかぎり
　よやくもはいるし　あめもふるはる。

（練習をしようと思っていたのに
スタジオ予約はいっぱいだし、雨も降ってしまったから
今日は練習はできなくてああ残念だなあ～、
レッスン時間まで家でうだうだしよ、と思うダメダメな春の日。）