3/30ボランティア

昨日、ボランティアショーに行ってきました。

昨日のは珍しく「えこ企画」ではなくてYさんの企画もの。
練習日程もなにもかもお任せで、すごくラクチンな状態。

場所は老人ホーム。軽い認知症の方たちらしい。
だからといって何か変わるわけでもありませんが、
子供と違ってお年寄りは反応がゆっくりのこともあり、
時々「これはつまらないのではないか！？」と
踊りながら恐怖におびえる事も多々あります。
「ボランティアに来た人達がつまらない自己満足ものをやって帰って行くのを我慢してみてる」状態ってサイアクじゃん、、と常々思っていたので。

会場がほどよい狭さ（タブラオサイズ）だったせいか、
職員の方もぐいぐい盛り上げてくださったせいかわかりませんが
はじめの「オレ！」って言ってみましょう！コーナーから盛り上がる会場。
おおお！このような反応は（お年寄りでは）はじめてかも！！
のりのりの手拍子付で始まるギターデュオ。
癒し系みどりんが出てきた時の会場の沸きっぷり（さすが）。
トレオ軍団からパクらせてもらった「オナカスイタ」のセビジャナスには笑いもおき、
（トレオ様だってこういうことでパクったなら怒るまい）
どんどんいい感じの世界になっていったのでした。

わたしは今回さっきも言ったようにお気楽な立場だったこともあり
「自分と世界」みたいなことの実験（？）にいそしみ、
「この世界の中で、わたしは小さい」という
心地よい開放感と「まだまだ感」を感じてました。
「わたしはこれで精一杯ですが、これでいいですか？」
ということを「世界」の構成員であるお客さんと共演者に聞きながら踊っていたという感じです。
特にその前にいるじっと見てくださっている人生の先輩には、
「わたしの持てる力の全てを出してもまだ足りない」という感覚が沸いてきて、
ああ、いままでのわたしはなんて不遜だったのかと思ったのでした。
「楽しませてやろう」なんてね。
「自己満足のものを見せて帰るのはダメだ」なんてね。
思い上がりだよ。

ショーが終わった後はそんなことを考えてしまって
ちょっと無口になってしまいましたが
（こういう自分に完全に向っちゃう事ってどうなのさ？とかも思うし）
こうやって書くほどには深刻でもなく、
帰りは「オナカスイタ！」といってラーメンたべて帰ったのでした。

Yすこさん、ごちそうさま！うまかったっす！！
今度はおTさんに払ってもらおう！！（よろしくTさん）

Fくん　Tさん、A子ちゃん、いつもありがとう！
また来月もよろしくです！！