卒業

子（上）の卒業式。

校長先生の心に響く良いスピーチ。

教育委員会の人の驚くほど心に響かないスピーチ。
あそこまでいくともはやひとつの技術とも言える。

大人もいろいろ
スピーチもいろいろ

子（下）の合気道の道場で同じだった男の子の所作がなんとも美しく凛々しく感激する。
しかし歌はもごもご歌っていておかしい。

当の子（上）は周囲と溶け込む術を体得中らしい。
合唱も、前は突き抜けて声が聴こえて来たものだが、今日は目立たないよう溶け込ませていた。ふーん。
わざと声おとしたでしょ、と言うと図星だったようで
「だって何か言われるんだもん」
と言っていた。
これ最近よく言う。何か言われるんだもん。
そうか。何か言われるの嫌なのか。
私もそうだったかなあとか思う。
大気圏外に突き抜けるまではあれやこれや大変なんだろうなあ。

いろいろあった友達とも記念撮影パチリ。
これからもいろいろあるだろうけど、がんばんなさい。
人ごとだから言える言葉だけど。
自分は追体験したくないけど。

先生に挨拶。ありがとうございました。

表面的なこと。うそっぽいこと。茶番。本気じゃないこと。逃げ。ごまかし。
そう思うようなことは沢山だけれど、その中にはたまには本気の心や真剣な想いが混ざっていることはある。
全部がうそなわけじゃない。

なんかそういうことを考えるモードになってしまってものすごく疲れてしまい、あんまり感動したりはしなかった。素直じゃないね。
だけど全然「あがり」って感じじゃないや小学校卒業。
むしろ本番はこれからって感じ。
これからは怒濤の中学時代。

親も腰すえていきましょう。
逃げぬよう。
ごまかさぬよう。