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座席が減ってる!

2010-06-03 | 鉄道&街歩き
私と子ども2人は東西線で通勤・通学しているのですが、ある日の夕食の際に、昨年から再び導入され始めた大型扉の車両の件が話題になりました。

東西線は混雑が著しいので、少しでも乗り降りの時間を短縮しようと、かなり前のことになりますが、数編成導入されたのですが、駆け込み乗車の多発によりかえって停車時間が増える等により評判がよろしくなく、その後は普通の幅の車両が導入されていたのですが、更に混雑がひどくなってきたということで、再び、ということのようです。

扉が広くなる分、座席が少なくなるわけで、私が「始発を待っていても、この車両がくると座れない場合もあって嫌だねえ」と言ったら、息子が「優先席が減ってしまってカワイソウだなあ」と。

確かに、そうです。普通幅の車両は、図のAかBのような座席配置で、1両あたり52席(車イススペースの関係で、それより少ない場合もあります)、その中に優先席は6か8席。

ところが幅の広い車両はCのような座席配置で、全体も44席と8席減りますが、優先席は4席だけになってしまいます。

通勤で他に利用している京王線と都営新宿線はDのように両端が優先席なので、これと同じ考えにすれば、8席に戻せます。もしかしたら既にそうなっているかとも思ったのですが、それ以降新型車に遭遇していないのでわかりません。ただ古いほうの大型扉車は、片側だけでしたので、多分同じでしょうね。

あるいは、席の間に棒が立っていますから、そこで区分してEのように配置すれば、どのドアから入ってもわりと近くに優先席があるということで便利かもしれません。
なお、携帯電話の電波との関係はというご意見もあるかもしれませんが、本当に携帯電話の電波がペースメーカーに影響があるものか、また、もし影響があるのであれば、単に端っこだけで規制しても車両内に反射した電波が飛び交っているはずなので、車両全体を携帯禁止にすべきでと思っていて、その考えが正しければ、このような配置もありかなと思っています。

子どもだと思っていたのに、意外に見るべきところをしっかり見ているなと、息子をちょっこし見直した一言でした。

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