NEW環境展で屋根の輻射熱を抑制するためヒートアイランド対策に有効と言われる
屋上緑化システムを出展している企業が3社程あった。
各社なりの特徴があるので少し比較してみよう。
まずダイワリースの「ecoヤネ」だが、このシステムはトレイユニットを
組み合わせるだけの簡単構造でトレイは大和ハウス工業の住宅工場から出る
廃プラスチックをリサイクルしたものだ。
重量も1?F当たり約30Kgと軽量なので手軽に緑化ができる。
植栽は潅水設備不要のツルマンネングサを採用しているため
導入後の手間がかからない。
又トレイの運搬に専用パレットを使用することで、現場で発生するゴミを低減出来る。
次にブルー・ジー・プロ株式会社の「てまいらず」は、メンテナンスが
ほとんどいらない低管理型の薄層緑化システム。
植物には、乾燥に強い多肉植物のセダム(メキシコ万年草)を使用、
植栽トレーを敷き並べていくだけの簡単施工のトレー式屋上緑化システムで、
屋上面に直接「てまいらず」を敷き並べ、専用連結器具で固定するだけの簡単施工だ。
トレー方式なので取替え、移動(屋上の空調設備の増設等)も簡単に出来る。
セダムだけの採用でメンテナンスコストの低減が可能。
特に盛夏の渇水時に散水する以外は散水の必要なく、除草の必要もないのが特徴だ。
上記2m社のシステムは植栽こそ違うがトレーを使用する事においては
よく似ており同類のシステムと言える。
最後に丸中ゴム工業株式会社の「MRCモスグラス」は、、寿命が長く二酸化炭素を
体内に蓄積していくため最も二酸化炭素濃度低減に適した植物と言われている
コケ植物(スナゴケ)と人工芝(サンドグラス)を一体化し製品化した独自の製品で、
まったく新しい素材として注目されている。
このシステムは軽量であることや、コケは太陽光と自然降雨で生長するため、
刈り込みなどの管理が不要である点、又土が不要なため流土によるドレインや
排水溝などの詰まりの心配がなくスナゴケの根による、防水層の破損がなく
防水層に優しい。
加えてスナゴケの水分の蒸散によるクーリング効果もある事が大きな特徴だ。
このように屋上緑化システムも以前紹介したサツマイモを使ったシステム
(市民調査隊第2チームフィールドワーク開始の項参照)も含め各社が様々なシステムを開発している。
以前に比べて低コストでメンテナンスも楽になっている。
このことが屋上緑化に拍車がかかることになればと大いに期待する。
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by エ・ビ・ス
屋上緑化システムを出展している企業が3社程あった。
各社なりの特徴があるので少し比較してみよう。
まずダイワリースの「ecoヤネ」だが、このシステムはトレイユニットを
組み合わせるだけの簡単構造でトレイは大和ハウス工業の住宅工場から出る
廃プラスチックをリサイクルしたものだ。
重量も1?F当たり約30Kgと軽量なので手軽に緑化ができる。
植栽は潅水設備不要のツルマンネングサを採用しているため
導入後の手間がかからない。
又トレイの運搬に専用パレットを使用することで、現場で発生するゴミを低減出来る。
次にブルー・ジー・プロ株式会社の「てまいらず」は、メンテナンスが
ほとんどいらない低管理型の薄層緑化システム。
植物には、乾燥に強い多肉植物のセダム(メキシコ万年草)を使用、
植栽トレーを敷き並べていくだけの簡単施工のトレー式屋上緑化システムで、
屋上面に直接「てまいらず」を敷き並べ、専用連結器具で固定するだけの簡単施工だ。
トレー方式なので取替え、移動(屋上の空調設備の増設等)も簡単に出来る。
セダムだけの採用でメンテナンスコストの低減が可能。
特に盛夏の渇水時に散水する以外は散水の必要なく、除草の必要もないのが特徴だ。
上記2m社のシステムは植栽こそ違うがトレーを使用する事においては
よく似ており同類のシステムと言える。
最後に丸中ゴム工業株式会社の「MRCモスグラス」は、、寿命が長く二酸化炭素を
体内に蓄積していくため最も二酸化炭素濃度低減に適した植物と言われている
コケ植物(スナゴケ)と人工芝(サンドグラス)を一体化し製品化した独自の製品で、
まったく新しい素材として注目されている。
このシステムは軽量であることや、コケは太陽光と自然降雨で生長するため、
刈り込みなどの管理が不要である点、又土が不要なため流土によるドレインや
排水溝などの詰まりの心配がなくスナゴケの根による、防水層の破損がなく
防水層に優しい。
加えてスナゴケの水分の蒸散によるクーリング効果もある事が大きな特徴だ。
このように屋上緑化システムも以前紹介したサツマイモを使ったシステム
(市民調査隊第2チームフィールドワーク開始の項参照)も含め各社が様々なシステムを開発している。
以前に比べて低コストでメンテナンスも楽になっている。
このことが屋上緑化に拍車がかかることになればと大いに期待する。
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