映画「不都合な真実」を見てきた。
アメリカ元副大統領 アル・ゴア氏ライフワークである
地球温暖化への警告をこめた講演を中心にしながらゴア氏の
生い立ち、政治家としての活動、環境対策に取り組んだ経緯なども
緒リ込みながら描かれているドキュメント映画だ。
講演のシーンでは、アメリカでの場面が映し出される。
そこでゴア氏が演台に立ち挨拶は「一瞬だけアメリカ大統領だった、アル・ゴアです」。
この一言で会場から笑いと拍手が起こる。
皆大統領選の際のフロリダ開票のドタバタ騒ぎを覚えているためだ。
ツカミはOKだ。
その中で氏が訴える内容は、地球史の中での気温上昇の経緯、
異常気象との関連性、温暖化防止のための取り組み方などである。
温暖化問題に関心のある者にとっては、ある程度知っていることであり、
全く目新しい物とは言えないが、グラフやCG映像を使い時おりジョークを
交えながらの講演は解りやすく、入門編としては最適であろう。
只、ゴア氏の政治生命をかけての温暖化問題への取り組みに対して
耳をかさない政治家や、学者との戦い、又その中で起こる様々な妨害や
データーの改ざんなども描かれていたが、こちらの方をもっと深く
掘り下げた方が映画としては面白かったのではないかと思う。
ただ、環境問題への彼の情熱と行動に対して、よく理解出来た映画ではあった。
映画の中で「これは政治の問題ではなく、モラルの問題なのだ」という
彼の言葉はブッシュ政権への痛烈な批判に聞こえた。
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by エ・ビ・ス
アメリカ元副大統領 アル・ゴア氏ライフワークである
地球温暖化への警告をこめた講演を中心にしながらゴア氏の
生い立ち、政治家としての活動、環境対策に取り組んだ経緯なども
緒リ込みながら描かれているドキュメント映画だ。
講演のシーンでは、アメリカでの場面が映し出される。
そこでゴア氏が演台に立ち挨拶は「一瞬だけアメリカ大統領だった、アル・ゴアです」。
この一言で会場から笑いと拍手が起こる。
皆大統領選の際のフロリダ開票のドタバタ騒ぎを覚えているためだ。
ツカミはOKだ。
その中で氏が訴える内容は、地球史の中での気温上昇の経緯、
異常気象との関連性、温暖化防止のための取り組み方などである。
温暖化問題に関心のある者にとっては、ある程度知っていることであり、
全く目新しい物とは言えないが、グラフやCG映像を使い時おりジョークを
交えながらの講演は解りやすく、入門編としては最適であろう。
只、ゴア氏の政治生命をかけての温暖化問題への取り組みに対して
耳をかさない政治家や、学者との戦い、又その中で起こる様々な妨害や
データーの改ざんなども描かれていたが、こちらの方をもっと深く
掘り下げた方が映画としては面白かったのではないかと思う。
ただ、環境問題への彼の情熱と行動に対して、よく理解出来た映画ではあった。
映画の中で「これは政治の問題ではなく、モラルの問題なのだ」という
彼の言葉はブッシュ政権への痛烈な批判に聞こえた。
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by エ・ビ・ス
アメリカ人は温暖化意識が希薄なので、インパクトはあるのでしょうけど。
エンドロールの中で、今すぐできることをスローガンにしていたのですが、
「今すぐ電力会社に電話しよう」
「電力会社がダメなら、政治家に訴えよう」
「それでもダメなら、立候補しよう」
というのがあって、笑ってしまった。
アメリカらしいですね。