照明をつけるだけで冷暖房が出来、電力消費も電球分なみという
冷暖房機能のある電球「冷暖電球」
そんなエコ時代に適応した夢のようなが電球が開発された。
開発したのは「増益電機」研究技師の井川氏。
この冷暖電球は当初会社からは評価されずお蔵入りになる運命にあった。
しかしこれに目を付けた宣伝担当の初係長が独断で冷暖電球を売り出すことを決め
テレビCMに自ら出演までして、売り込みに遁走した。
その結果、冷暖電球は、爆発的な売上を記録し初係長は、部長へと昇進する。
この冷暖電球の原理は・・・あれ、何も解らない。
何の資料も説明も明らかにされていないのだ。
実はこの冷暖電球、1964年公開の映画「日本一のホラ吹き男」に出てくるもので、
架空の物である。
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そのあらすじはというと、東京オリンピックを目指して、日本期待の三段跳びのホープ
植木等演じる初等がアキレス腱切断の重傷を負い入院中に祖先の伝記を
手に入れた所から始まる。
その伝記に書かれてある「大ボラ吹けど、必ず実現して、浪人から一万石の大名に
三段出世を遂げた」という内容にに勇気づけられ、日本一の大会社「増益電機」に
入社を決意。
その入試試験では、大ボラを吹いて臨んだが結局失敗におわった。
しかし 彼は諦めず社長にあの手この手でご機嫌伺いし正社員になってしまう。
まず営業部に配置されたが「こんな仕事は一月で卒業して係長に昇進」と
大ボラを吹き予言通り、係長にスピード出世した。
その後宣伝課づけとなった彼は、「三カ月で課長になって見せる」と宣言し
冷暖電球の売り込みを始める。
これが大当りし、彼は一躍秘書課長に抜擢された。
しかし彼は「あと二カ月で部長になる」とまたも吹聴。
ナイロニア国が発電機を購入するっという情報を掴むと、商売仇の丸々電機西条社長の
メカケをだまし、売り込みに成功。
見事部長に昇進を果たすといういかにも植木等の映画らしい脳天気な映画である。
冷暖電球にしても今ならある程度の原理や開発技術に触れなければ
リアリティがないなどのきついツッコミが入るだろうが、そんなことは
お構いなく全く触れていないのも、この時代のおおらかさ(ええ加減さ?)なんだろう。
エコと無縁の映画なのだが、意識せずエコ商品を考えついた事は面白い。
(何ら科学技術的裏付けもなく絵空事の製品ではあっても)
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by エ・ビ・ス
冷暖房機能のある電球「冷暖電球」
そんなエコ時代に適応した夢のようなが電球が開発された。
開発したのは「増益電機」研究技師の井川氏。
この冷暖電球は当初会社からは評価されずお蔵入りになる運命にあった。
しかしこれに目を付けた宣伝担当の初係長が独断で冷暖電球を売り出すことを決め
テレビCMに自ら出演までして、売り込みに遁走した。
その結果、冷暖電球は、爆発的な売上を記録し初係長は、部長へと昇進する。
この冷暖電球の原理は・・・あれ、何も解らない。
何の資料も説明も明らかにされていないのだ。
実はこの冷暖電球、1964年公開の映画「日本一のホラ吹き男」に出てくるもので、
架空の物である。
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そのあらすじはというと、東京オリンピックを目指して、日本期待の三段跳びのホープ
植木等演じる初等がアキレス腱切断の重傷を負い入院中に祖先の伝記を
手に入れた所から始まる。
その伝記に書かれてある「大ボラ吹けど、必ず実現して、浪人から一万石の大名に
三段出世を遂げた」という内容にに勇気づけられ、日本一の大会社「増益電機」に
入社を決意。
その入試試験では、大ボラを吹いて臨んだが結局失敗におわった。
しかし 彼は諦めず社長にあの手この手でご機嫌伺いし正社員になってしまう。
まず営業部に配置されたが「こんな仕事は一月で卒業して係長に昇進」と
大ボラを吹き予言通り、係長にスピード出世した。
その後宣伝課づけとなった彼は、「三カ月で課長になって見せる」と宣言し
冷暖電球の売り込みを始める。
これが大当りし、彼は一躍秘書課長に抜擢された。
しかし彼は「あと二カ月で部長になる」とまたも吹聴。
ナイロニア国が発電機を購入するっという情報を掴むと、商売仇の丸々電機西条社長の
メカケをだまし、売り込みに成功。
見事部長に昇進を果たすといういかにも植木等の映画らしい脳天気な映画である。
冷暖電球にしても今ならある程度の原理や開発技術に触れなければ
リアリティがないなどのきついツッコミが入るだろうが、そんなことは
お構いなく全く触れていないのも、この時代のおおらかさ(ええ加減さ?)なんだろう。
エコと無縁の映画なのだが、意識せずエコ商品を考えついた事は面白い。
(何ら科学技術的裏付けもなく絵空事の製品ではあっても)
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by エ・ビ・ス