エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

携帯電話のリサイクル(2)

2007年03月01日 18時07分56秒 | エコ・マシン
携帯電話の世帯普及率は、90%に届こうという勢い。
すごい時代になりましたね。
15年前には考えられなかったツールです。
ビジネスで利用するのは当然ですが、
プライベートでそんなに電話することないけどなぁ。
今や、財布と鍵と携帯がないと出かけられないもんなぁ。

そんな携帯電話のリサイクルについて、
以前レポートしましたが、
NTTドコモ埼玉支店と、
警察がユニークなことを始めるそうです。

それは、警察に届く「落し物」の携帯電話のリサイクル。
携帯電話をなくすと大変な事になります。
どこかに忘れて慌てた経験は誰にでもあるでしょう。

拾得物の携帯電話。
その中で引き取り手のない携帯電話が、
年間2000~3000台にのぼるんですって。
なくした時のことを考えると信じられない数。
どんな人が落として取りにいかないのでしょう?
なくしたら、まず自分の携帯に電話するよね。
警察に届けられていたら、誰か出てくれると思うんだけど。

で、この落とし主のでてこない携帯電話は、
産業廃棄物として処理されていました。
個人情報保護法の関係で、そうせざるをえなかったようです。
これをNTTドコモが回収・リサイクルすることにしたんですって。
個人情報を読み出せなくしたうえで、
リサイクル業者に引き渡されます。
業者は、精錬工場でコバルト、金、銀、ニッケルなどの
貴金属類を抽出して、再利用します。
携帯電話って稀少金属の塊だもの。

それにしても落とし主。
落としたときに電池が切れてると探しづらいことはある。
でも・・・
もしかして落としたんじゃなくて、捨てたんですか?


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