エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

「省エネはするな!」極端な意見と現実

2006年12月26日 15時06分57秒 | ニュース拾読み
アエラに養老孟司の記事が載っていた。「省エネはするな!石油エネルギーを使いきれ」
というタイトルだった。おもわず買ってしまいました。
表紙の浅田真央ちゃんもかわいかったし。
http://www.aera-net.jp/

それはさておき養老孟司の記事。
エネルギーを石油に頼っていると弊害が多い。
いっそのこと石油を使いきってしまえば石油の問題はなくなる。
どのみち3~40年でなくなるのだから
早く使い切って、石油のなかったころにもどれ、という内容だ。

確かにあまりにも石油に依存している現代は
便利以上の弊害も多く生んでいる。
いっそのこと石油のなかった100年前に戻れば環境にはいいかも。
だからといって、なくなるまでガンガン使えってのもねぇ。
替わりのエネルギーもいると思うし。
ガソリンがなくなったら、車は全部ゴミになってしまう。
そのゴミはどうするんだろう。

代替エネルギーに全てがかかっているような気がする。

もう一つ極端な意見として気になっているのが、
所ジョージが言ってる、「ゴミ回収をやめろ」という意見。
ゴミ回収を止めると、ゴミは自分で焼却場へ持っていかなければならない。
ゴミを捨てることが大変な負担になる。
となると、家庭から極力ゴミを出さないようにしようと思うようになる。
結果としてゴミが減る、という内容だ。
この考え方は結構好きで、
ゴミ問題は処理の仕方が問題なのではなくて
なんでもゴミにしてしまうのが問題だという考え方には賛成です。

でも、ゴミになるようなものを買わないようにすることは大変難しいです。
何を買っても必ず包装してあるから
中身だけ買って帰るのが無理なんだよなぁ。

極端な発想というのは、発想自体は面白いんだけど
それができないからみんな悩んでいるわけで・・・
小さなことからコツコツやるのがいいのか悪いのか?


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by エ・ビ・ス



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