エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

CO2増加は温暖化とは無関係、故にCO2削減など無意味だ。

2007年02月12日 01時12分09秒 | エ・ビ・スの環境雑感
東京大学生産技術研究所の渡辺正教授は、「CO2が環境面で問題視されるのは
温暖化の主因になっているということだが、地球が温暖化しているという
前提からして、正しいとはいえない」と唱えていた。
仮に温暖化が進んでいるとしても主因は太陽活動の活発化,
つまり自然現象だろうとしている
2005年11月のJPEC (日本PE・FE試験協議会)の講演会でNASA (米航空宇宙局)の
観測記録など最新のデータを示しながら、「確かに場所によって地球の温度が
上がっていることは事実だが、その場所は世界の大都市圏に集中している。
他の地域の気温はむしろ安定しており、逆に下がってる場所さえある」と指摘。
「地球温暖化は都市化(ヒートアイランド)と太陽活動の変化の影響」であり、
仮にCO2の影響が事実だとしても「対処する時間はまだ十分に残されている」との
考えを示した。(JPEC講演会レポート
加えて温暖化効果はCO2とほぼ同じ赤外線吸収能をもつ水(H2 O)の方が大気中の量が
CO2の数10倍あるため、水蒸気の方がはるかに影響が大きいとも説いている。
付け加えれば、彼によれば人類にとっての地球環境に最も重要なのが温暖化ではなく、
食料とエネルギーであり、人間の食物は水と塩以外は植物の光合成に由来するものであり、
地球に到達する太陽エネルギーが一定であり、生産量は決まっている為、
CO2の増加は光合成の効率を上げるから人間の食料事情には有効なものらしい。
ということは、この説が正しいとすれば、クリーンエネルギーの研究開発など
無駄だと言う事なのか?
そこで、現在も同じ説を唱えているのかを、知りたかったので、
彼の研究室のホームページ(渡辺研究室)にアクセスしたが、この説に関する記述はなく
2005年6月に公開を終了していた。
もし、この説を唱え続けているのであれば、この説の支持者は世界において
どのくらい存在しているのだろうか?
又、一度メディアに出てゴア氏や他の科学者達と討論してもらいたいし、
北極や南極の氷塊については、どう説明をつけるのかも聞いてみたい。
ついでに言えば、この人ダイオキシンについても「一種の天然物」という説を
唱え大騒ぎするほどの事ではないとしている。
果たして真相はどうなんだ?

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