エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

大阪の粗大ゴミは減っている 市民環境調査隊

2007年07月23日 12時08分20秒 | エ・ビ・スの環境調査隊
大阪市は平成9年から粗大ゴミの収集が有料になっています。
安いもので200円、最高で1000円必要です。
申し込みはけっこう面倒。
大型ゴミが出るのは、引越しの時とかだから、
普段は少ないでしょうけど。

この粗大ゴミの量は、有料化の前年、
平成8年がピークで86,000トンありました。
大阪人は、お金には厳しいから、
無料のうちに捨てました。
有料化直前の駆け込み需要はすさまじかったようで、
電話がつながらなくて、みんな怒ってたようです。
今の年金に近いかな。

この粗大ゴミの量は、平成17年で19,000トンに減ってます。
ピーク時の1/4。
ここ4年くらいは、20,000トンを超えていません。
有料化の施策は成功したと言えるでしょう。
みんな捨てなくなりましたね。

ということは、家にゴミが溜まっているのか?
景気が悪いから、家具とかの買い替えがないのか?

平成13年から始まっている家電リサイクル法の影響も大きいと思う。
電化製品の買い替えはしてるでしょうから、
市が回収しなくなっただけで、
実際は増えているんじゃないでしょうか?

本来は、家具・調度品なんかは、代々使われていくもの。
エ・ビ・ス家でも、一生使えるかどうかを基準に選びます。
よっぽどでないと粗大ゴミはでません。
選ぶ基準は、その人の好みやセンスもあるけど、
買うときに、古道具としての価値が出るかどうか?
アンティークになるものは、捨てなくてもリサイクルされますからね。

大阪市の皆様も有料化に伴って、考え方が変わったんですかね。
問題は1点。
部屋の模様替えが大変になった・・・
家具を買う以外に捨てるときの値段も考えないと、
予算がオーバーしちゃうことです。
引越しもそうだな。


「環境」人気ブログランキングはコチラ

banner_02[1].gif


にほんブログ村 環境ブログへ

にほんブログ村 環境ブログへ

by エ・ビ・ス


最新の画像もっと見る