19.10以来2度目の再訪はスキーハイクで
岩見沢 利根別自然休養林
■ 山 行 日 2020年1月27日(月) 日帰り
■ ル ー ト いわみざわ公園~見晴台~見晴らしが丘~いわみざわ公園
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №6
■ 登 山 形 態 山スキーによるハイク
■ 地 形 図 1/25000地形図 「岩見沢」「上志文」
■ コースタイム 登り 2時間20分 下り 45分
<登り>
10:55 いわみざわ公園(バラ園)駐車場スタート
11:25~55 見晴台
12:35 金志の三又路分岐
13:15 見晴らしが丘(萩の山スキー場の上) ランチタイム&スキー1回
<下り>
14:20 下山開始
14:35 スキー場リフトの上(林道出合)
14:50 分岐
15:05 いわみざわ公園駐車場
2008年1月に増版された「スノーハイキング」はHYMLの編集で
北海道新聞社から発行された
★ 絵に描いた餅が・・・
2019年4月に出版された菅原靖彦氏の札幌から日帰り「ゆったりハイキング」や
2004年2月に出版された「スノーハイキング」は、2008年1月に増版される
と同時に購入しているのに、エバ夫婦にとっては「絵に描いた餅」だった。
この2冊の本を含めてHYMLが編集に携わっている本はすべて購読しているが、実
際のところ自分たちの山として役立てる事はほとんど無かった。しかし、行く山の選
択肢に悩んだり、近場の山しか行けない状態が増えてふと思い出したように再び開い
た本がこの2冊だった。公園とか休養林などと言うネーミング自体に縁がなかっただ
けに「ちょっと行って見るかぁ~」のノリで行ったのがキッカケだったかも知れない。
ゆったりハイキングでは、地元「鹿公園」を始め、中沼町の馬追丘陵・瀞台と長官山
苫小牧市のウトナイ湖や錦大沼公園、高丘森林公園、白老町のポロト自然休養林など
を巡るようになり、低山の楽しみ方を新たに発見し再認識させられた次第だ。
目指す山が遠い時・・・絵に描いた餅が実際は美味しい宝物だったと知らされた気が
する。そんな思いからスノーハイキングの本も見開き昨年秋に訪れた「利根別自然休
養林」にスキーで再訪する事にして新たな発見を求めて見た・・。
★ 新たな里山・・・
自宅から車で1時間前後で行ける山を限定して勝手に「里山」と位置付けているが、
地元「安平山」だけは余りにも身近過ぎて里山⇒自宅の庭に変えた・・(笑)
最近では、馬追丘陵の瀞台と長官山をメインに支笏湖周辺の樽前山、風不死岳、イチ
ャンコッペ山、紋別岳、恵庭岳、白老岳などを里山と呼んで来たが、これからは利根
別休養林も新たに加えようと思っている。四季を通じて登れる事やルートのバリエー
ションもあって何度訪れても飽きの来ない新たな発見を期待出来る山として大事にし
たいと思った。
いわみざわ公園のバラ園の駐車場からほど近い見晴台への登山口から歩き始める・・
無雪期は遊歩道になっているが、冬季は雪道だ・・・(当たり前だね)
赤エゾ松と広葉樹の混合林内にある遊歩道を登って行く・・
間もなく階段のある遊歩道も雪に埋まってスキーで登る事が出来た・・・
★ お気に入りの見晴台・・・
駐車場からおよそ30分で見晴台の入口に着いた。
ここにスキーをデポしてツボ足で通路を登るが、スキーのままで登れるほど通路にも積
雪があった。見晴台にある看板や椅子などは冬の装いでブルーシートに包まれて保護さ
れていたがここから眺める展望は変わりなく素晴らしかった。残念ながら夕張岳方面は
頂上部に雲が掛かり望む事は出来なかったが、眼下のバラ公園やグリーンランドそして
札幌方面の山々を望む事が出来て大満足である。人口8万人を越える岩見沢市であって
もここは穴場なのか訪れる人は少ないのだろうか?見晴台に続く踏み跡は少なく疎らだ
ったのが寂しかった・・。(人が少ない方が好きですが・・)
いわみざわ公園の展望台は芸術的な建物です・・・
見晴台頂上部・・・
見晴台からグリーンランドを背に撮ったが・・・持っている本はスノーハイキング
眼下のバラ園
手前は利根別自然休養林でその向こう側にグリーンランド
★ 未知なるルートへ・・・
見晴台を出て再びスキーを履き歩き始める・・。
冬期間は除雪をしていない見晴台の駐車場まで約200mでその向こう側が利根別休養
林内になっていて、続く遊歩道もあるが昨秋来た時も入口にロープが張られ通行止めに
なっていた。今回はここを通らなければ休養林に行けないので自己責任でロープを越え
た。古いスノーシューのトレースが残っていたが、途中から私たちとは別のルートを辿
っていて別れた。その場所は、グリーンランドのスキー場頂上部に当たりレーダー塔な
どと共に標高153mの一等三角点「岩見沢」がある付近だった。
私たちは東側に延びる遊歩道(廃道化していた)を辿り萩の山スキー場を経由して東屋の
ある「見晴らしが丘」を最終目的地として歩く事にした。
廃道化した遊歩道と言うより林道跡は、倒木や崩壊地もあり復旧するのは大変な場所か
も知れない。しかし、地図とGPSを用いて迷わずにクリアして歩くが、標高153m
の「岩見沢」からは4~50mの下り坂だった事と再び崩壊地と倒木を避けながらの登
り返しを思うと帰路は大変だなぁとテンションが下がってしまった。そんな時、遊歩道
の分岐から停めた駐車場へ滑って戻れそうな道を見付け再びテンションが上がる。
辿るは久根別休養林の最南端の遊歩道で昨秋は歩いていない道だった。この道を辿ると
「かしわの森」「八十八ヵ所霊場」を通ってやがて萩の山スキー場リフトの頂上に繋が
っている。スキー場最上部をかすめる様に遊歩道もあるが、樹林帯もあって分かり難い
ところだ。それでもコース内を歩くより樹林帯の雪道を辿れるし、やがて東屋のある見
晴らしが丘だった。
かしわの森付近・・・
遊歩道の左上の尾根上にお地蔵様が何体もあった・・・
萩の山スキー場リフトの上に出てビックリ・・・(萩の山の最高点157mの標高点がある場所)
スキー場の奥にあたる東屋が見えた・・・
久根別自然休養林の案内板
東屋から見下ろすスキー場・・・
珍しいランチタイムはカップ麺・・・
東屋からスキー場に向かってツーショットアピール!
★ 下りは早い・・・
見晴らしが丘でのランチタイムとスキーでコースを一回だけ滑り降りて登り返し帰路
(下山)となった。合わせて1時間ほどの滞在だった・・。
途中までシールを付けたまま下山し金志の三又路分岐でシールを外したのがチーヤン
だった。私はシールを外している時間がもったいないと言って最後までシールを貼っ
たまま先に降りたが、後に追い付かれ最後はほぼ同じだった。帰路軽い登り返しもあ
るがほぼ下り道でスキーは少しだけ滑らせることが出来た。見付けた分岐から直接駐
車場に降りるルートも地形図を見れば確認出来るので、見逃さず楽をして登山口に着
いた。下りはスキー場からだと30分だった。
天気も良くいい汗を掻いた半日だった・・・。
★ 帰り道・・・
先日の馬追丘陵で初対面だった「りょうまさん」が長沼町で喫茶店を経営している話
を思い出し、寄って見る事にした。ちょっとだけ探したが、お店を見つけて入店する。
「こちらにりょうまさんいらっしゃいますか?」と尋ねると首を傾げて見つめられた。
あっ!りょうまと言うのはハンドルネームで本名を聞いていなかったわ!
でも店の方がすぐ気が付いたようで、「山の関係ですね。」と・・・
「そのりょうまは今、配達中で店には居ません。」と言われたが、りょうまさんの奥
様がエバさんと会った話は聞いていましたと言ってくれてホッとする。自家焙煎のコ
ーヒーを飲みながら窓の外を眺めると樽前山から恵庭岳のシルエットに夕日が沈む眺
めが素晴らしかった。
りょうまさんに会うためまた来よう・・・と。
ログ調の素敵な喫茶店が馬追丘陵の麓にあるなんて・・・また癖になりそうだ。
夕日に照らされたりょうまさんの喫茶店「丘の上珈琲」です・・
店の大きな窓から望む恵庭岳に沈む夕日・・・ロマンだ!
岩見沢 利根別自然休養林
■ 山 行 日 2020年1月27日(月) 日帰り
■ ル ー ト いわみざわ公園~見晴台~見晴らしが丘~いわみざわ公園
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №6
■ 登 山 形 態 山スキーによるハイク
■ 地 形 図 1/25000地形図 「岩見沢」「上志文」
■ コースタイム 登り 2時間20分 下り 45分
<登り>
10:55 いわみざわ公園(バラ園)駐車場スタート
11:25~55 見晴台
12:35 金志の三又路分岐
13:15 見晴らしが丘(萩の山スキー場の上) ランチタイム&スキー1回
<下り>
14:20 下山開始
14:35 スキー場リフトの上(林道出合)
14:50 分岐
15:05 いわみざわ公園駐車場
2008年1月に増版された「スノーハイキング」はHYMLの編集で
北海道新聞社から発行された
★ 絵に描いた餅が・・・
2019年4月に出版された菅原靖彦氏の札幌から日帰り「ゆったりハイキング」や
2004年2月に出版された「スノーハイキング」は、2008年1月に増版される
と同時に購入しているのに、エバ夫婦にとっては「絵に描いた餅」だった。
この2冊の本を含めてHYMLが編集に携わっている本はすべて購読しているが、実
際のところ自分たちの山として役立てる事はほとんど無かった。しかし、行く山の選
択肢に悩んだり、近場の山しか行けない状態が増えてふと思い出したように再び開い
た本がこの2冊だった。公園とか休養林などと言うネーミング自体に縁がなかっただ
けに「ちょっと行って見るかぁ~」のノリで行ったのがキッカケだったかも知れない。
ゆったりハイキングでは、地元「鹿公園」を始め、中沼町の馬追丘陵・瀞台と長官山
苫小牧市のウトナイ湖や錦大沼公園、高丘森林公園、白老町のポロト自然休養林など
を巡るようになり、低山の楽しみ方を新たに発見し再認識させられた次第だ。
目指す山が遠い時・・・絵に描いた餅が実際は美味しい宝物だったと知らされた気が
する。そんな思いからスノーハイキングの本も見開き昨年秋に訪れた「利根別自然休
養林」にスキーで再訪する事にして新たな発見を求めて見た・・。
★ 新たな里山・・・
自宅から車で1時間前後で行ける山を限定して勝手に「里山」と位置付けているが、
地元「安平山」だけは余りにも身近過ぎて里山⇒自宅の庭に変えた・・(笑)
最近では、馬追丘陵の瀞台と長官山をメインに支笏湖周辺の樽前山、風不死岳、イチ
ャンコッペ山、紋別岳、恵庭岳、白老岳などを里山と呼んで来たが、これからは利根
別休養林も新たに加えようと思っている。四季を通じて登れる事やルートのバリエー
ションもあって何度訪れても飽きの来ない新たな発見を期待出来る山として大事にし
たいと思った。
いわみざわ公園のバラ園の駐車場からほど近い見晴台への登山口から歩き始める・・
無雪期は遊歩道になっているが、冬季は雪道だ・・・(当たり前だね)
赤エゾ松と広葉樹の混合林内にある遊歩道を登って行く・・
間もなく階段のある遊歩道も雪に埋まってスキーで登る事が出来た・・・
★ お気に入りの見晴台・・・
駐車場からおよそ30分で見晴台の入口に着いた。
ここにスキーをデポしてツボ足で通路を登るが、スキーのままで登れるほど通路にも積
雪があった。見晴台にある看板や椅子などは冬の装いでブルーシートに包まれて保護さ
れていたがここから眺める展望は変わりなく素晴らしかった。残念ながら夕張岳方面は
頂上部に雲が掛かり望む事は出来なかったが、眼下のバラ公園やグリーンランドそして
札幌方面の山々を望む事が出来て大満足である。人口8万人を越える岩見沢市であって
もここは穴場なのか訪れる人は少ないのだろうか?見晴台に続く踏み跡は少なく疎らだ
ったのが寂しかった・・。(人が少ない方が好きですが・・)
いわみざわ公園の展望台は芸術的な建物です・・・
見晴台頂上部・・・
見晴台からグリーンランドを背に撮ったが・・・持っている本はスノーハイキング
眼下のバラ園
手前は利根別自然休養林でその向こう側にグリーンランド
★ 未知なるルートへ・・・
見晴台を出て再びスキーを履き歩き始める・・。
冬期間は除雪をしていない見晴台の駐車場まで約200mでその向こう側が利根別休養
林内になっていて、続く遊歩道もあるが昨秋来た時も入口にロープが張られ通行止めに
なっていた。今回はここを通らなければ休養林に行けないので自己責任でロープを越え
た。古いスノーシューのトレースが残っていたが、途中から私たちとは別のルートを辿
っていて別れた。その場所は、グリーンランドのスキー場頂上部に当たりレーダー塔な
どと共に標高153mの一等三角点「岩見沢」がある付近だった。
私たちは東側に延びる遊歩道(廃道化していた)を辿り萩の山スキー場を経由して東屋の
ある「見晴らしが丘」を最終目的地として歩く事にした。
廃道化した遊歩道と言うより林道跡は、倒木や崩壊地もあり復旧するのは大変な場所か
も知れない。しかし、地図とGPSを用いて迷わずにクリアして歩くが、標高153m
の「岩見沢」からは4~50mの下り坂だった事と再び崩壊地と倒木を避けながらの登
り返しを思うと帰路は大変だなぁとテンションが下がってしまった。そんな時、遊歩道
の分岐から停めた駐車場へ滑って戻れそうな道を見付け再びテンションが上がる。
辿るは久根別休養林の最南端の遊歩道で昨秋は歩いていない道だった。この道を辿ると
「かしわの森」「八十八ヵ所霊場」を通ってやがて萩の山スキー場リフトの頂上に繋が
っている。スキー場最上部をかすめる様に遊歩道もあるが、樹林帯もあって分かり難い
ところだ。それでもコース内を歩くより樹林帯の雪道を辿れるし、やがて東屋のある見
晴らしが丘だった。
かしわの森付近・・・
遊歩道の左上の尾根上にお地蔵様が何体もあった・・・
萩の山スキー場リフトの上に出てビックリ・・・(萩の山の最高点157mの標高点がある場所)
スキー場の奥にあたる東屋が見えた・・・
久根別自然休養林の案内板
東屋から見下ろすスキー場・・・
珍しいランチタイムはカップ麺・・・
東屋からスキー場に向かってツーショットアピール!
★ 下りは早い・・・
見晴らしが丘でのランチタイムとスキーでコースを一回だけ滑り降りて登り返し帰路
(下山)となった。合わせて1時間ほどの滞在だった・・。
途中までシールを付けたまま下山し金志の三又路分岐でシールを外したのがチーヤン
だった。私はシールを外している時間がもったいないと言って最後までシールを貼っ
たまま先に降りたが、後に追い付かれ最後はほぼ同じだった。帰路軽い登り返しもあ
るがほぼ下り道でスキーは少しだけ滑らせることが出来た。見付けた分岐から直接駐
車場に降りるルートも地形図を見れば確認出来るので、見逃さず楽をして登山口に着
いた。下りはスキー場からだと30分だった。
天気も良くいい汗を掻いた半日だった・・・。
★ 帰り道・・・
先日の馬追丘陵で初対面だった「りょうまさん」が長沼町で喫茶店を経営している話
を思い出し、寄って見る事にした。ちょっとだけ探したが、お店を見つけて入店する。
「こちらにりょうまさんいらっしゃいますか?」と尋ねると首を傾げて見つめられた。
あっ!りょうまと言うのはハンドルネームで本名を聞いていなかったわ!
でも店の方がすぐ気が付いたようで、「山の関係ですね。」と・・・
「そのりょうまは今、配達中で店には居ません。」と言われたが、りょうまさんの奥
様がエバさんと会った話は聞いていましたと言ってくれてホッとする。自家焙煎のコ
ーヒーを飲みながら窓の外を眺めると樽前山から恵庭岳のシルエットに夕日が沈む眺
めが素晴らしかった。
りょうまさんに会うためまた来よう・・・と。
ログ調の素敵な喫茶店が馬追丘陵の麓にあるなんて・・・また癖になりそうだ。
夕日に照らされたりょうまさんの喫茶店「丘の上珈琲」です・・
店の大きな窓から望む恵庭岳に沈む夕日・・・ロマンだ!
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