エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

昨年に続くアロニア収穫の手伝い

2023年09月05日 | ボランティア
HYML仲間の農園作業ボランティア・・・
昨年に続くアロニア収穫の手伝い
【9月2日 (土)】
HYMLの仲間でもあるあっきが故郷士別市にある農園で「アロニア栽培」に挑戦している。
5年ほど前にまったくのド素人から始めたアロニア栽培で最初の2年間くらいは失敗だらけで苦労
したらしい。大滝村にあるアロニア農家に色々相談したり栽培の手ほどきを受けながら徐々に畑の
整備をしていく中で実の付き方や大きさ、害虫駆除の方法なども学んで来たらしい。

そして、今年の出来はこれまでの最高レベルで大きな実がたわわに生っていた。
広大な畑なので収穫には人出が必要だが、地元でのアルバイトを募集するほど収益も無く家族とボ
ランティアに頼るしかないのが現状。また、士別という立地もありお手伝いの数は余り増えないの
が悩みのようだ・・。

更にあっきが作業中に手を切るケガをして左手が不自由であると聞き、応援を求む心の声が私にも
届いた。

微力ながら昨年に続いてお手伝いをさせて頂く事にした次第だ・・・。



大きな実を付けたアロニアの木

★ 応援に駆け付けた仲間たち・・・
全員HYMLの仲間たちで互いのお付き合いは皆10年以上になる。
この日、駆けつけてくれたのは私を含めて4名。みなさん毎年お手伝いに来る常連さんたちだ。
収穫作業は、何も言わずに手慣れたものですぐに作業開始となる。それぞれが好きな場所に移動し
て作業を黙々と始めた。

1時間ほど採るとバケツ半分くらいとなり3~4㎏ほどになる。休憩を挟みながらこれを繰り返し
次は「選果」をして水を入れた大きなタルに入れて虫出しを行った。
(実の中に稀に混入している害虫は、水に漬ける事で実から出て来て選果し易くなるため・・)



アロニア畑


エミちゃん・・・旭川から駆け付けてくれました。


俊さん・・・石狩から参戦です!


洋ちゃん・・・あっきと同じ士別市の出身、南幌町からやって来ましたぁ~!


エバ・・・ただの物好きボランティアは安平町です。


本日の作業員は5名。後列右端の麦わら帽子がオーナーのあっきです。

★ 夜はミニ懇親会 in 士別・・・
作業は夕方4時位まで行い終了し、エミちゃんは用事あって帰宅する。
収穫したアロニアは軽トラで市内の実家まで運び一晩水に浸して「虫出し」を行う。そして、翌日
には「選果」という作業で商品になる実だけを選び1㎏ずつ袋に入れて冷凍保存する。ここまでが
一連の作業のようだ。

さぁ~初日の作業が終わると先ずは「温泉」で汗を流しさっぱり。
実家に戻って「夕食」の準備となるが、こうした事は手際が良くあっきが用意してくれたジンギス
カンと野菜、コンロや食器などをテーブルに並べる。

そして、「乾杯!」だ。
4人でのミニ懇親会 in 士別と言った感じで去年と同じメンバーになった。
50代、60代、70代のオヤジたちでしゃべる話題は山談議だけではない。老後の生活や自分の
病気、ケガ、親の介護、相続等々多岐に渡って話は続く・・・。そして、最後はアロニアの話とな
り畑の維持管理についてオヤジたちは勝手言い放題である。

そんな時間が流れるのは早く、ひとり二人と床に就く。
一度寝たあっきが復活すると最後まで私に付き合う羽目になって申し訳なかった・・ゴメン。

なんだかんだとこうした仲間との会話は楽しいものだった。


★ 目標の半分だったが・・・
一日目の収穫は約70㎏だった。一人平均14㎏となるがある意味これが限界かも知れない。
ただ、来週も収穫作業があるので目標の150㎏には届くだろうと思う。しかし、広大なアロニア
畑にはまだまだ大きく育った実が生ったままだ。収穫出来ないアロニアの方が多く大きな課題にな
っている。

ただのお手伝いだから、勝手言い放題だが、亡き父が残した畑を守るアッキにすれば真剣である。
でも遠い士別の実家と畑を守りながら維持管理して行くのは大変な労苦だと他人事ながら思う事だ
が、今後なんとかいい方向に転じてくれることを願うばかりである。

来週もちょこっとだけお手伝い出来るかも知れない・・・。







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