ロンドンのヒースロー空港では、入国審査官のフェイストゥフェイスによる審査に代えて、目の虹彩によるチェックシステムを来週から試験的に導入して、入国審査待ちの長い行列を短縮したいとのこと。
虹彩認識システムは世界の空港では初めての採用。
指紋認証はドイツの一部の空港で使われ始めているほか、アメリカでも何箇所かで導入されたようだ。
虹彩認識をするためには事前に虹彩を記録する必要がある。当面、対象とするのはEU居住者で旅行頻度の高い人だとのこと。
年間9千万人が入国するヒースローでは大した緩和にはならない数字だと思われるが、今後は対象を拡大していくだろう。
入国者一人一人を面談する審査官の苦労やストレスを考えると、虹彩認識はかなり効率的なシステムだと考えられるが、面談をすることで不振人物を見抜く直感はどうなるのだろうと心配になるけど。
それは税関でも対応するからいいのか。
4月最終週にヒースローの第2、第4ターミナルに導入後、国内のほかの空港にも導入していくようだ。
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