3ヶ月前のこと、新幹線で東京へ出張した時のこと。
品川を出て、もうすぐ東京駅という時。
窓の外のビルの看板が目に入った次の瞬間、その日の会議の追加資料を忘れたことを思い出した!
その看板とはある都市銀行だったが、その銀行のことが会議のテーマだったわけではない。 何故思い出したのかと言うと、ある連想が働いたのである。
いや、正確に言うと逆連想と言うべきだろう。
つまり、「銀行は金を貸してくれる、その金は企業が工場を建てる時に必要になる、工場を建てる企業が増えると地域が活性化する、そのためにはどうすれば工場を増やすことができるか」、その方策を検討する会議だったのだ。
何と言う逆連想か! それも会社から新幹線で3時間の地点で!
えらいこっちゃ、どうしようと思案してふと思い出した。その日持っていたノートパソコンに資料の大半がコピーしてあったのではなかったか?
東京駅の日本橋口の広々した通路の隅っこでパソコンを起動してフォルダーを片っ端から開いてみた。
ない!どこにもない!
しかし、確かに前日に必要な追加資料を母艦のパソコンのフォルダーを開いて必要なファイルをコピーした記憶がある。
しかし、プロジェクトごとに整理したフォルダーのどこにも見当たらない。 コピーした後でデータがあることを確認しないで電源を落としたから、コピーできていなかったのか?
プリントした資料は勿論持ってくるのを忘れている。
時間がどんどん過ぎて行く。仕方ない、こうなったらひたすら謝るしかない。
迂闊だった。今朝もう一度チェックするべきだった。後悔先に立たずかー、、、
覚悟を決めて地下鉄乗り場に向かって歩き出した。
その瞬間、もう一つ思い出した、データはパソコンではなくUSBメモリーに移した!しかもそのメモリーは持ち歩いているはず!
慌ててカバンからUSBメモリーを探し出して、もう一度ノートパソコンを起動してエクスプローラーで見ると、、、
あった!!
大急ぎで東京駅の中にあるキンコーズへ行って、パソコンからプリント出力させてもらって、コピーをとって会議の場所に駆けつけた、
ぎりぎりセーフ!
脳の中の回路が一部切れている所と、逆連想できるようにつながっている所が交じり合っているなあ、だいぶ老化してきたのかなあ、とその日は一日中冴えない気分だった。
最近にない失敗をして以来、脳年齢をチェックできないかなあと思っていたら「かんたん『脳年齢』チェック」というのを見つけた。
クイズ形式の質問に答えるだけで無料で判定してくれるというので、早速試してみると・・・
質問そのものは記憶力と計算力を試すものと、速読力を試すもので誰でも簡単に挑戦できるのがありがたい。
めんどくさい質問が並んでいるようなのは、仕事が終わってからではきつい。
そう思うのがもはや老化の証拠かも。
で結果は、、なんとなんと、
「あなたの脳年齢は『35歳』です」!
おいおい実年齢の7掛けじゃないか!
この結果を見て正直ほっとした。まだできるじゃないか。
お世辞を言われているような気分でもあるけど悪い気はしない。
しかし、この間のような部分的断線の症状が出るようではどこかに問題があるはず。
脳は年齢とは関係なく訓練次第で活性化すると説明に書いてあった。
少し脳の活性化の努力をしないといかんなと、今日は改めて強く感じた。
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