ときどき空ログ
たまには空を見てますか?
 



今年の夏はタイミングが合わなくて、心ゆくまで花火を見に行く機会がないまま終わりました。

この夏の数少ない花火見物、たった2回ですけど、その一つが南丹市の「八木町花火大会」でした。
その前の週には八木町の隣の亀岡で花火大会があったのに、行けずじまい。

大堰川河川敷で7,500発が打ち上げられました。
国道9号線はすごく渋滞してましたけど、雰囲気はのんびりしてなかなかいいものでした。
用意されていた無料駐車場は早い時間に満車。仕方なく大堰川の少し上流へ走って堤防道路にとめました。20分くらい歩いて会場近くの大堰橋へ到着。
浴衣姿の観客が集まってきています。
打ち上げ開始予定の8時まであと15分。
急いで場所を探します。

大堰橋の上は三脚は難しそうだし、風下のような気がするので下流側へ移動。
かなり下流まで歩いて、堤防に上がって遊歩道の植え込みに三脚を突き刺すようにしてセッティング。

残念ながら大堰橋のトラスが写角に入りません。
これは来年の課題です。
時間がないので大急ぎでカメラをセット。

そしていよいよオープニングのスターマイン!
ドーンドーンと、なんと目の前で上がりました。
場所選定の大チョンボでした。移動しようかと一瞬考えましたが、あわてて移動してもいいことはないぞと思い直して踏み止まりました。

目の前の花火は見るだけならよろしいですが、写真にするのは結構大変です。カメラを振り回さないと追いかけきれないのです。

用意していったのはいつもと同じ代わり映えのない機材です。
ロートルEOSとコンパクトデジカメ。
三脚は1本だけなのでフィルムを使い終わるとデジカメに載せ替え。
久しぶりなのでカメラの調整方法を忘れてしまってもたもたしました。
マニュアルカメラならそんなことないんですが、暗いところでフィルムを手で装填してはミスをするのが続いて、結局オークションで手に入れた自動巻き上げカメラが花火用です。

フィルムの装填はミスがなくなったのに、撮影のミスはなかなか減りません。

コンパクトデジカメで真剣に写している人なんて見かけませんけど、真剣に撮ると普通のデジカメでもなかなかきれいな写真が撮れますよ。
上の写真はその一枚です。
使ったのはCANONのA70。花火写真を撮れるスペックかどうかだけが決め手で選んだものです。

地方都市の花火大会では協賛した企業名を読み上げるのも何となくのどかな雰囲気
です。花火大会の開催費用もだんだんと寄付金集めが大変だと思いますが、企業さん頑張ってください。
今年も寄付をありがとうさんです。

八木町の花火は国産主体だったと思いました。
形もいいしきれいでした。

ただ、欲を言うともう少し個性を出しても良かったかなと思います。
東京の千住の花火大会は会場の場所が場所なので大玉はあげられない代わりに、音楽とのコラボレーションをしたり、パステルカラーをテーマにしたりと、印象に残る演出をしているのですが、八木町の花火も色彩の特色を出したらおもしろいかもしれません。

1時間にわたる花火は見応え十分で、帰り道は気分爽快でした。
しかし、9号線に出ようとしたら京都方面は強烈な渋滞で、どうしようもなくて、結局、脇道抜け道を走って園部まで北上してさらに迂回して帰りました。

来年への教訓は、4時には現場到着。八木町よりも南側で車を止める努力をすること。
それがダメならまた堤防の上だな。
大堰川の対岸に行ったらいいかなと最初思っていたんですが、帰り道に対岸から出てくる車の量がすごいので驚きました。




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