ときどき空ログ
たまには空を見てますか?
 



猪名川の下流域になるんですかね。藻川との分岐点で行われる伊丹市花火大会。
阪神間の密集地帯のすぐそばなのにぽっかりと空いた空間で打ち上げられました。

伊丹空港のすぐそばなので着陸する飛行機からは空中ショーのように見えたでしょうね。

大阪周辺の花火大会では今年最後と言ってもいい花火大会なので頑張って行ってきました。
当日、一応そそくさと下見をしておいたのですがどうもいい場所が見つかりません。
最初は混雑するJR伊丹駅よりを避けて、下流側から狙おうと思ったのですが、下流側にはなんと高圧電線が空中を横切っていました。

結局、本番の30分前くらいに上流側、つまり一番混雑する側に到着。どこに車とめようか、考える暇もなく適当に、いい加減な場所に不法駐車しました。
1時間だけお目こぼしを、という感じです。

さて、場所をどうしますか。
川の水面に反射する花火をとらえたいと思ってうろうろしたんですが、案の定そんな角度のいい場所が橋の上しかありません。
橋の上は20mおきにガードマンが立っているので三脚は無理。それに車が通るので橋が振動しています。

そこで橋はあきらめ、水面もあきらめ、どうせなら伊丹の花火らしく打ち上げ場所のすぐ上流に架かっている神津大橋(斜張橋)を入れてやろうと思ったので、河川敷に降りました。
グラウンドになっているところは意外や誰もいません。
観客数があまり多くないせいもあるのでしょう。それにみんなもっと近くで見ようと神津大橋の方に進んでいます。

八木町の失敗(頭上花火で写しきれなかった)に懲りたので、遠景で撮影することにしました。

3千発なので、ゆっくりペースで打ち上げられ、こちらもゆったりと撮影できました。

なのに、デジカメはほとんど失敗でした。原因はマニュアルでの焦点距離設定ミスです。使っているカメラのマニュアルの距離設定が見にくいんです。
ほとんどがピンぼけ。あああ。

フィルムの方はまあまあでしたが。

花火大会としてはなかなかいい印象でした。
打ち上げ数が少ないなりに色を考えたり、スターマインも小振りながら演出が効いていて感動しました。
陣取った場所は、やや神津大橋がセンターより右寄りに入る位置だったので写真としてはバランスが気に入らないのですが、来年の課題です。でもまあこれくらいの位置なら伊丹の花火大会らしくていいかもしれません。

最後の締めのスターマインは良かったです。

そして、なんとなんと、お見送りの花火まで用意してあるんです。
最後の花火がすんで、みんなが帰途につくとき、会場のアナウンスで
「足下が暗いのでお急ぎでない方はこのあとにお見送りの花火を打ち上げますからごゆっくり観覧してからお帰りください」
ですって。
残念なことにそのアナウンスの頃には撤収して歩き始めていたので撮影はしませんでしたが、お見送りだからしょぼいかと思いきや立派な花火を何十発も打ち上げていました。

いいですね。
こういう粋な計らいって。
都市の花火大会なのにどこかのどかな花火でした。








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