e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

俳聖殿

2011年02月27日 | 建築物
「伊賀流忍者博物館」の直ぐ西隣が、下層八角形の「俳聖殿」。
地元出身代議士の川崎克氏が、俳聖松尾芭蕉生誕300年を記念して、昭和17年私財を投じて建てられた。
ユニークな形の建物は「奥の細道」を歩き、生涯旅をした芭蕉の姿を模し、二階の正面に掲げられている木の額が芭蕉の顔をアレンジし、檜皮葺の丸い屋根は旅笠、八角形の庇が袈裟、それを支える柱は行脚する時に用いていた杖と芭蕉の脚に見立てたという。

「俳聖殿」内には伊賀市指定文化財で、伊賀焼等身大の松尾芭蕉像が安置され、毎年彼の命日である10月12日「芭蕉忌」に開扉される。