e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

崇廣堂

2011年02月28日 | 建築物
「上野高校」の校庭に沿って、通りを西へ行くと、隣にあるのが旧藤堂藩藩校「崇廣堂」。
正門の西側に「赤門」と呼ぶ朱塗りの長屋門があり、門を入ると、正面に入母屋造の式台玄関をもつ創建時の玄関棟(玄関、母屋)がある

1821年(文政4年)津藩十代藩主藤堂高兌により藩士の育成の為に建てられ、なお、津藩には津城内に、前年に設立した「有造館」があったが、伊賀上野に支校として開設された。
「崇廣」は「書経」の「功の崇きは惟志なり、業の廣きは惟勤なり」から取り、七間四面、入母屋造の「講堂」では、教師約10名で、約300名の生徒に、作詩、作文、医学、算術を教えたという。