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世宋大王艦

2007-05-29 10:51:12 | 海外
少し前の話になってしまいますが、韓国海軍が建造を進めていたイージス艦の第1号「世宋大王艦」(7600トン級)が完成し、現代重工業の造船所で進水式が行われました。
これでイージス艦の保有国は米国・日本・スペイン・ノルウェー・韓国と、5カ国になりました。

イージス艦の話をすると「イージス艦ってよく聞くけど何がすごいの?」という質問を時々受けます。
正直私もそんなに詳しいわけではないのですが、簡単に言えば「電子技術がすごい」という事になります。
その能力は100を超える目標を自動追尾し、危険度の高いものを自ら選択して撃墜してくれるという優れもの。また探査範囲も広く、相手に発見されるよりも早く攻撃が可能。いわゆるアウトレンジ作戦に長けたシステムといえます。
そしてなによりデータリンクシステムにより指揮下にある艦隊にその情報をリンクさせ指揮する事が可能。
原子力潜水艦ですら撃沈可能といわれるほどの探査・攻撃・防御能力があるそうです。
つまりイージス艦とは正確に言うなら「イージスシステム搭載艦」という事になります。
ちなみに「イージス」とは神話に出てくる神の盾の事。

それほどの能力のあるイージス艦を完成させた韓国。自主国防政策の一環であるらしいのですが、イージスシステムとはたしかブラックボックス化されていて重要部分は米国が握っているはず・・・。
果たして「自主」という言葉が正確に当てはまるのであろうか・・・?


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