江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

有権者の選択

2007年07月30日 | 政治
民主大勝、自民大敗で第21回参議院選挙は結果が出ました。
新潟県選挙区について今思うことを述べてみたいと思います。

自民党と議席を分け合ったとはいえ、民主党が2人合わせて70万票を獲得したことは、県民・有権者の自民党への批判と民主党への期待の現れと受け止めてよいでしょう。

「民主で2議席独占」という宿題は難し過ぎました。
連合推薦の黒岩宇洋が敗れたことは残念でなりませんが、有権者の選択を厳粛に受け止め、私たちに何が不足していたのか分析しなければなりません。

今一つだけ言えることは、最初から「黒岩は勝てる」とのムードが陣営内にあり、それが最後まで抜け切らなかったことです。
緩みがあったのは事実だったと反省しています。

そこへ黒岩有利という報道と「民主党2議席独占」への有権者の期待から、若干不利が伝えられた森さんの方へ最終盤で票が流れている状況が分かるのは週末になってからでした。

途中からいくら引き締めても、「大本営発表」は誰も本気にしてくれません。
週末必死の電話かけが続きますが、間に合いませんでした。

連合新潟としては、各労働組合の支持が3つに割れたとはいうものの、選挙で政治を変えようという呼び掛けはこれまで以上に組合員に浸透したと感じています。
それだけに各労組の独自判断もありますが、連合の決定には全体の理解をいただき、組織内の取り組みはしっかりやっていただいたものと思っています。

選対を支えていただいた皆さん、運動にご協力いただいた皆さんには大変なご苦労をおかけしました。
本来なら公認候補の選挙は党が責任を持つはずですが、その分を連合が被ったわけで、とくにスタッフは心身ともに疲労困憊という状況だと思います。
ご苦労をおかけしたことにお詫びし、その献身的なご奮闘に心より感謝申し上げます。

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