江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

発想の転換

2008年07月04日 | 主張
日本の社会は矛盾だらけ、あらゆるところに異常と歪みが生じ、不安が広がっています。

私たちは大量のムダを出す消費社会に慣らされてきました。
一方、生産は効率と量を追求し続けました。

高い生産性でモノを次々と作り出し、垂れ流しの宣伝と多様な販売手法で売りまくり、不要なものまで買わされ、大量消費・大量廃棄のシステムができあがりました。
これをまったく逆にしなければなりません。

これからは手間をかけて生産されたものを(低い生産性でも安全で信頼できるものを)、割高でも必要なものを少量(本当に必要なだけ)、大切に消費する社会にしていかなければならないと思うのです。

生産も流通も消費も廃棄も量は小さくしていく、しかしその質を高めることで持続可能な社会をつくることができると考えます。
環境にも優しいはずです。
そのためには私たち自身のライフスタイルと価値観を変えなければならないでしょう。

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