労福協

ロウフクキョウといってもどういう字を書くのか初めての人は分らないと思います。
近年、反貧困運動や多重債務対策でＮＰＯや弁護士の皆さんとの付き合いが広がり、全国的には少し知名度が上がったと言われています。

労働者福祉協議会。
先週、名古屋で全国研究集会に参加し、一昨日は新潟労福協の定時総会があり、労福協関係の用務の多い１週間でした。

全国研究集会は盛り沢山の内容で、①「新しい公共」と市民事業者の役割、②協同労働法制化、③連合20周年プロジェクト、④改正貸金業法完全施行と多重債務対策、⑤自殺問題と対策、⑥パーソナル・サポート・サービス。

多くの人に伝えたいことばかりなので、少しずつブログで紹介していこうと思っていますが、とりあえず最後のパーソナル・サポート・サービスは、内閣府参与の湯浅誠さんが基調講演を行い、新たな貧困対策として対象者に個別的・継続的に相談・カウンセリングを行い、自立に向けてフォローアップしていく「パーソナル・サポート(個別支援）」という施策が始まることを紹介しました。
これは労福協が「ライフサポートセンター」として着手している事業と相通じるもので、私たちとしても政府の新しい施策との連携に期待しているところです。