新しい任務

25日の第60回通常総会で新潟県労働金庫の理事長に就任することになりました。
どうぞよろしくお願いします。

ＩＬＯが昨年、日本の労働金庫に関する調査研究報告書をまとめました。
60年以上にわたり労働者の生活を支援し続けてきた社会的良心に基づく労働者銀行として高い評価を与えています。
また今年は国連の国際協同組合年で、協同組合は公益の役割が期待されています。
就労と生活が揺らぎ、格差と貧困が広がる社会状況の中で、労働者の助け合い協同組織金融機関たる労働金庫の社会的役割は重要です。

新潟県労働金庫は今年創設60周年を迎えました。
銀行が労働者にお金を貸してくれなかった時代に、自分たちでお金を集めて生活に困っている人たちに回す仕組みとして設立された労働金庫は、現在も預けていただいたお金の貸出先はその99％が労働者の生活を支えるために使われていくのです。
今こそ労働金庫は創設の原点に立ち返ってその責任と役割を果たして行かなければなりません。
責任の重さを感じています。

金融機関の理事長というのは制約も多く、個人的とはいえブログでの情報発信は難しくなると思われます。
今後このブログをどうするか思案しているところです。