日本ではインターネットによる選挙運動が実質的に禁止されている、ということになっています。
「ことになっている」というのは、どこまでなら事実上OKなのかが明確でないからです。
政治家は選挙期間中、自分のHPやブログの更新を自粛するのが一般的になっていますが、これに抵抗して選挙期間中も更新し続けて当選した市長もいます。
選挙期間中に一般人がブログの中で選挙に関する「報道や評論」を行うことが公職選挙法に抵触しないかどうかは明確でなく、警察や総務省は一般人によるブログ論評に実質的な取締りを行っていないのが現状です。
では、一般人のブログで特定の政党や候補者を「応援」するような記事を書くことはどうなのでしょう。
昨日から、個人ブログでの選挙関係の話題の取り上げ方に微妙な変化が見られます。
全体に自粛傾向で、応援記事ととられないような、選挙解説的な書き方になっていると感じています。
選挙運動には落選させる運動もありますから、自公政権の失敗を批判し、麻生首相の無責任ぶりを指摘することもいけないことになるのでしょうか。
なお一定の要件を満たす新聞や雑誌は、選挙に関する報道および評論を記事として掲載する自由が認められています。
新聞・雑誌がウェブサイト上で選挙記事をのせることも、法律上の問題はないとされています。
いい加減な当落予想や偏った記事もあるのに、それらは違法ではないのです。
公職選挙法は解釈・裁量の幅も大きく、不思議な法律です。
「ことになっている」というのは、どこまでなら事実上OKなのかが明確でないからです。
政治家は選挙期間中、自分のHPやブログの更新を自粛するのが一般的になっていますが、これに抵抗して選挙期間中も更新し続けて当選した市長もいます。
選挙期間中に一般人がブログの中で選挙に関する「報道や評論」を行うことが公職選挙法に抵触しないかどうかは明確でなく、警察や総務省は一般人によるブログ論評に実質的な取締りを行っていないのが現状です。
では、一般人のブログで特定の政党や候補者を「応援」するような記事を書くことはどうなのでしょう。
昨日から、個人ブログでの選挙関係の話題の取り上げ方に微妙な変化が見られます。
全体に自粛傾向で、応援記事ととられないような、選挙解説的な書き方になっていると感じています。
選挙運動には落選させる運動もありますから、自公政権の失敗を批判し、麻生首相の無責任ぶりを指摘することもいけないことになるのでしょうか。
なお一定の要件を満たす新聞や雑誌は、選挙に関する報道および評論を記事として掲載する自由が認められています。
新聞・雑誌がウェブサイト上で選挙記事をのせることも、法律上の問題はないとされています。
いい加減な当落予想や偏った記事もあるのに、それらは違法ではないのです。
公職選挙法は解釈・裁量の幅も大きく、不思議な法律です。