江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

近況

2011年11月17日 | ブログ
半月ぶりの更新です。
ブログのタイトルも変えました。

連合新潟の会長を退任して、現在は定まった職がありません。
ボランティアで労福協の事務所にほぼ毎日顔を出していますが、事務局の皆さんには優しく受け入れていただいています。
当分はここを拠点に活動していくつもりです。
毎朝今までと同じように出掛け、ほぼ同じように帰宅していますので、生活のリズムも変わりません。
行けば行ったで仕事はあるもので、労福協の運動を通じて自分がやれることに精一杯取り組んでいきたいと思っています。

労働者派遣法の改正が骨抜きになりそうです。
「製造業派遣」と「登録型派遣」(仕事がある時だけの契約)の原則禁止を改正案から削除することで民主・自民・公明が合意する見通しだと報じられました。
「使い勝手の良い労動力」(使用者が雇用責任を負わず、必要な時だけ働かせて、要らなくなったら切り捨てる)として派遣労働という形を作り、当初専門性の高い13業種に限定していたものをどんどん規制緩和して1999年に原則自由化、2004年に製造業派遣を解禁しました。

その結果起きたのが例の「派遣切り」です。
リーマンショックが起きた年末、年越し派遣村に多くの失業者があふれました。

そんな働かせ方をしないと企業経営に悪影響が出るのだそうです。
「製造業派遣と登録型の原則禁止」は最低限の歯止めだと思います。
それが嫌だと言うのは、また自由に派遣切りできるようにしておきたいってことなんでしょうか?

実は先日も県内のある製造業の派遣切りでアパートを追い出され今月の給料も未だで所持金100円という人が労福協のLSC(ライフサポートセンター)に相談に来ました。

生活保護世帯が過去最高となった日本社会、一番の問題は「働かせ方」にあると思うのですが。

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