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橋下氏「妨害議員は出ていってもらう」…法定協

2014-06-16 14:21:02 | 政治
橋下氏「妨害議員は出ていってもらう」…法定協
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20140616-567-OYT1T50014.html へのリンク
2014年6月16日(月)07:46
読売新聞

 地域政党・大阪維新の会は15日、橋下徹代表(大阪市長)が大阪市内の繁華街で街頭タウンミーティングを開催するなど、大阪府内各地で大阪都構想のPR活動を始めた。

 橋下氏は「次に転んだら起きあがれないという思いで、来春に最後の訴えをする」と述べ、来春の統一地方選が都構想の是非を問う最後の機会になるとの認識を示した。

 維新は今月から毎月10日を「都構想の日」と位置付け、前後の週末に街頭活動をする方針。府・市両議会で議論が停滞するなか、統一選に向け、市民の理解を広げたい考えだ。

 この日、橋下氏は松井一郎幹事長(府知事)と、梅田、難波、天王寺の3か所で、都構想の財政的なメリットなどを説明した。

 維新は近く都構想の制度設計を話し合う法定協議会から反対派委員を排除する考えで、橋下氏は「(法定協を)妨害する議員には出ていってもらう。反対なら、(3月の)出直し市長選で対抗馬を立てて僕を落とせば良かった」と、委員入れ替えの正当性を主張した。

【都構想】維新が法定協メンバー入れ替えに着手
http://news.goo.ne.jp/article/abc/region/abc-20140609010.html へのリンク
2014年6月10日(火)00:44
ABC NEWS 関西ニュース

大阪都構想の制度設計を議論する協議会の会長を務める維新幹部が、「自民・民主・共産の委員が議論を停滞させている」との文書を各会派に送り、「反対派委員の入れ替え」に事実上、着手しました。

知事・市長と府議・市議らで構成する「法定協議会」は、議論の進め方をめぐって意見が衝突。1月を最後に、一度も開かれていません。会長の浅田均府議(維新)は、「自民・民主系・共産の委員の発言が、合計19回、協議会の規約に反した」として、文書で通知。会見で、「『都構想の議論が不要だ』という主張をする。明らかに規約違反です」と述べました。「都構想の設計図作りに協力しない会派は規約違反」と主張する浅田会長は、19日までに3会派の弁明を求め、内容によっては委員を入れ替えたい考えですが、他の会派の反発は必至です。

大阪都構想、「議論不要」は規約違反
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20140610-OYO1T50000.html へのリンク
2014年06月10日
読売新聞

法定協会長見解、反対の野党「入れ替えは横暴」

 大阪都構想の制度設計を話し合う大阪府・市議らの法定協議会(20人)について、大阪維新の会が構想に反対する委員の排除に乗り出した。浅田均・法定協会長(維新府議)が9日、構想に反対する自民、民主、共産の野党3党の委員が法定協規約に違反しているとの見解を発表した。維新側は今月中にも委員の入れ替えを強行し、1月末から中断している法定協を再開したい考えだ。

 「議事録をチェックしたところ、明らかに規約違反にあたる発言があった」。府庁で記者会見した浅田氏は、野党3党の委員が、法定協規約にある、「(都制移行に伴う特別区への区割りなどを定めた)協定書作成」の職責を果たしていないと強調した。

 具体的には、「都構想の議論は不要だ」「(都制移行で)大阪市の解体、廃止をすべきでない」などの発言が協定書作成の目的に反すると説明。過去13回の法定協で、自民9回、民主4回、共産6回の違反があったとした。

 浅田氏は、各党の反論を聞いた上で、今月下旬にも府市両議会に委員の入れ替えを要請する意向。維新は両議会とも過半数に届かないため、17人中10人を押さえる府議会の議会運営委員会(議運)で、府議枠の自民、民主委員(計2人)を新たに推薦する維新委員に入れ替える方針。

 これに対し、花谷充愉・自民府議団幹事長は「そもそも『(都構想の是非という)入り口論でもいいから議論に参加を』と求めてきたのは維新代表の橋下徹市長。入れ替えは横暴だ」と反発。浅田氏から「違反なし」とされた公明の待場康生・市議団幹事長も、「強引な入れ替えは否定せざるを得ない。法定協の体をなさなくなる」と語った。

 野党側は、入れ替えが強行された場合、維新の府議会議長(議運委員長)への不信任決議案提出や、法定協出席のボイコットなどを検討する構えだ。

 一方、3月の出直し市長選で、委員入れ替えを公約に掲げた橋下市長は、報道陣に、「(野党側が)入れ替えに反対なら、(対立候補を立てて)僕を落とせばよかった。議運で多数決で決めればいい」と述べた。


橋下氏「人の道に反する」…公明「関係終わり」
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20140205-OYT1T00163.html へのリンク
2014年02月05日 10時49分
読売新聞

 橋下徹大阪市長(日本維新の会共同代表)が出直し市長選に踏み切った要因の一つが、市政運営などで一定の協力をしてきた公明党との関係に亀裂が入ったことだ。

 「分かりました。市長を辞めます」

 大阪都構想の制度設計を話し合う法定協議会を翌日に控えた1月30日夕方、市長室で、橋下氏はしばらく沈黙した後、向き合う公明市議団幹部に言い放った。

 市を特別区に分割する四つの区割り案を一つに絞り込みたいとする橋下氏に対し、公明幹部は「議論が不十分で賛成できない」と伝えた。いきなり辞職を持ち出した橋下氏に、「4案で続ければいい」「集中審議をしてもいい」と翻意を促したが、橋下氏は「僕のこだわりです。もう変えられません」と返した。

 法定協で、公明は自民、民主、共産とともに絞り込みに反対。大阪維新の会側は「都構想は暗礁に乗り上げた」(幹事長の松井一郎府知事)と受け止めた。

          ◇

 「議席欲しさに都構想に協力すると言って、議席を得たらほごにするのは人の道に反する」。橋下氏は3日、辞職表明の記者会見で、公明批判をまくし立てた。

 橋下氏が「約束違反」と訴えるのは、2012年衆院選の公明との選挙協力だ。09年衆院選で失った大阪府内4議席などの奪還を目指す公明は、国政進出へと勢い付く維新を頼みの綱とした。公明候補がいる選挙区に維新候補を立てない代わりに、「都構想の住民投票の実施まで協力をしてもらう約束を取り付けた」というのが橋下氏の言い分だ。

 公明との距離が目立つようになったのは、橋下氏のいわゆる従軍慰安婦を巡る発言からだ。世論や公明支持層の反発を招き、橋下氏の求心力は低下。維新が昨年9月の堺市長選で敗北し、失速が顕著になると、公明にとって協力のメリットは薄れた。「約束」についても、公明側は「そこまで踏み込んだ話はしていない。住民投票はしっかりした制度設計ができた上での話だ」と真っ向から否定する。

          ◇

 橋下氏が08年に政界入りして以降、公明と橋下氏は離れたり近づいたり、互いの立ち位置を変えてきた。

 「迷惑かけます。必死に止めたんですが……」

 公明市議団の待場康生幹事長は3日夜、ある維新市議から電話を受けた。市議は電話口で、辞職表明に至ったことをわびた。

 橋下氏が出直し選で勝っても、維新が過半数に満たない市議会の構成が変わらない以上、公明の協力が必要な状況は続く。都構想はもちろん、橋下氏がこだわる地下鉄民営化などの大型政策も進まない。

 「大義なき選挙」と橋下氏への批判を強める公明側にも、全面対決には及び腰にならざるを得ない事情はある。次期衆院選。公明の国会議員秘書は「橋下氏が本気で(公明が府内で持つ衆院議員)4議席を取りに来たら、うちにとって目も当てられない結果になるかもしれない」と語る。

 ただ、今回ばかりは溝は埋まりそうにない。公明府本部幹部は橋下氏をこう突き放した。「人の道に反する、とまで罵倒されれば、もう関係は終わりだ」


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