http://news.goo.ne.jp/article/rkk/region/rkk-NS003201406081057400111.html へのリンク
2014年6月8日(日)10:57
RKKニュース
行方不明になっている熊本の県立高校の女子生徒とみられる遺体がきのう、人吉市の山中で発見されました。
現場から中継です。
現在、規制線が張られているこの場所からおよそ70メートルの場所で遺体は見つかりました。
現場では県警の捜査員がけさから遺留品の捜索など実況見分を行っています。
警察は別の事件で逮捕した静岡県浜松市の無職赤石弥容疑者(47)が「女子高生を殺害しそのまま放置した」との供述に基づき山中を捜索、きのう、午後4時過ぎ一部白骨化した遺体を発見しました。
捜査関係者によりますと先月4日から行方不明となっている県立高校3年の荒川真侑子さん(17)と、直前まで会っていたとみられる赤石容疑者は荒川さんとはインターネットで知り合い依然にも面識があったということです。
赤石容疑者は、きょう逮捕された別の事件で送検、警察は遺体を司法解剖し身元の確認をするとともに今後、詳しい事情を聞き殺人と死体遺棄の容疑で再逮捕する方針です。
以上、人吉市の遺体発見現場からお伝えしました。
動画はこちら
熊本高3女子か 山中に遺体 47歳男殺害供述
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20140608-OYO1T50003.html へのリンク
2014年06月08日
読売新聞
熊本県警は7日、熊本県人吉市内の山中で、一部白骨化した遺体を発見したと発表した。同市では高校3年生の女子生徒(17)が5月4日から行方不明になっており、別の事件で逮捕した浜松市浜北区の無職赤石
赤石容疑者は「女子生徒を山中で殺害し、置き去りにして逃げた」という趣旨の供述をしている。女子生徒が同日に赤石容疑者と会っていたことも判明。県警は、遺体は女子生徒の可能性が高いとみて、身元の確認を急ぐ一方、同容疑者を殺人、死体遺棄容疑で調べる。
捜査関係者によると、遺体は人吉市・高塚山の山頂に近い駐車場から約10メートル離れた草むらで見つかった。遺体には着衣があり、シートのようなもので覆われていた。腐敗が激しく、性別も不明という。8日に司法解剖を行う。
女子生徒は5月4日朝、「部活に行く」と言って自転車で自宅を出たが、学校には行っておらず、同日午前、自宅から約600メートル離れたコンビニエンスストアの防犯カメラに映っているのが確認された。その後の足取りは分からず、自転車はコンビニの駐車場に残されていた。
赤石容疑者と生徒はインターネットを通じて知り合ったといい、県警が女子生徒の携帯電話の通信状態などを調べたところ、同4日以前から複数回にわたり、赤石容疑者と連絡を取り合っていたことが判明した。
赤石容疑者は、今月6日、人吉市内のホテルで50歳代の女性指圧師の腕を自分の下半身に押しつけるなどしたとして、熊本県警に強制わいせつ容疑で逮捕されていた。
熊本の山中に遺体、不明高3女子か 47歳男「殺害し放置」
2014年6月8日
熊本県警は7日、同県人吉市の山中で性別、年齢など不明の一部白骨化した遺体を発見したと発表した。5月上旬から行方不明となっている市内の県立高校3年、荒川真侑子(まゆこ)さん(17)の可能性もあるとみて関連を調べている。
県警によると、不明直前に荒川さんと連絡を取り合っていた浜松市浜北区の無職、赤石弥(わたる)容疑者(47)=別の女性への強制わいせつ容疑で6日逮捕=が「荒川さんを遺体発見現場で殺害し、放置して逃げた」との趣旨の供述をしたことから、供述に基づき山中を捜索して遺体を見つけた。
遺体はうつぶせの状態で、シートのようなものに覆われていた。服は着ていたが、靴は履いていなかった。
県警は8日以降に司法解剖し、死因や身元の特定を急ぐ。
(産経新聞テキスト朝刊)
熊本の遺体発見 赤石弥容疑者、数カ月自宅に近づかず
2014年6月8日
赤石弥容疑者の自宅は、JR浜松駅から北約12キロの住宅地にある。築約30年の木造平屋建てで、大家の女性は「二十数年前から1人で住んでいた。家賃は4万円ぐらい。親が払っているのか、滞納することもなかった」と話す。最近数カ月は自宅に近づかず、最近は働いている様子はなかったという。
大家の女性によると、物音を立てることも周囲とトラブルになることもなく、地域で行う草刈りや側溝の掃除にも参加していた。近くに住む80代の女性は「会うとあいさつをしてくれたし、愛想がいい。いい人だと思っていた」、70代の女性も「真面目な感じの人。こんなことになるとは信じられない」と驚きを隠さなかった。
(産経新聞テキスト朝刊)
熊本の遺体発見 荒川真侑子さんは父と2人暮らし、家事も
2014年6月8日
「一度しかないこの人生を大切に生きていたいから」。熊本県立球磨工業高校3年の荒川真侑子さんは、小学校の卒業文集にこうつづっていた。最近は父と2人暮らしだったとみられ、「明るく、家事をきちんとする」と評判だった。
付近の住民によると、荒川さんは幼いころから父と兄、姉と暮らし、仕事を終えた父が食事の準備をしていた。兄や姉は進学などで家を離れたという。
近くの女性は、洗濯などの家事をきちんとする姿や子供がお菓子をもらったことを振り返り「明るくて礼儀正しい子」と話す。
小学校の卒業文集には「20才の自分元気? 仕事、何してる、12才のあたしはパティシエになりたいヨ!」と夢を書いていた。
(産経新聞テキスト朝刊)