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EV電池25万台分供給…パナソニックが米社に

2013-10-30 16:42:38 | 経済

http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20131030-OYO1T00635.htm?from=newslist
2013年10月30日
読売新聞

 パナソニックは、米電気自動車(EV)ベンチャーのテスラ・モーターズ向けに、2014年から4年間で20億個の円筒形リチウムイオン電池を供給する方針を固めた。EV約25万台分に相当する大型受注で、300億円超を車載用電池に投資して生産を増強する。米国ではEVも含めた自動車市場が拡大しており、低迷していた日本の家電大手が反転攻勢に出る転換点となりそうだ。

 30日に両社で契約を結び、午後にも発表する。供給拡大に対応するため、住之江工場(大阪市)の設備を14年1月にも増強し、貝塚工場(大阪府貝塚市)を再稼働させて同年度中に生産を始める計画だ。EVやハイブリッド車向けの角形リチウムイオン電池を生産する加西工場(兵庫県加西市)も増強する。

 両社は09年に業務提携、11年10月にパナソニックが12~15年の4年間で車8万台分(約5・6億個)以上の電池供給契約を結んだ。

 テスラは、米国市場の景気回復で、量産型EV「モデルS」の13年の販売台数を想定を上回る2万1000台と見込んでいる。14年にはスポーツ用多目的車(SUV)タイプにも車種を拡大する方針だ。このため、パナソニックは契約期間終了を待たずに供給量を約3倍に増やすことにした。

 12年度のパナソニックのリチウムイオン電池などの小型二次電池事業は100億円の営業赤字。13年度は営業利益63億円の予想が上振れする公算が大きい。


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