http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140117-OYT1T00299.htm?from=main5
2014年1月17日11時58分
読売新聞
放し飼いの犬をバイクで避けようとして転倒し、重傷を負ったとして、福岡市の男性が、飼い主の女性に治療費など約2400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、福岡地裁であった。
2014年1月17日11時58分
読売新聞
放し飼いの犬をバイクで避けようとして転倒し、重傷を負ったとして、福岡市の男性が、飼い主の女性に治療費など約2400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、福岡地裁であった。
永井裕之裁判官は「女性は管理義務を怠った過失がある」として、約1500万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は2008年11月、市内を原付きバイクで走行中、中型犬が前方から近づいてきたため避けようとしたが接触し転倒。左足を骨折した。
女性は「中型犬は飼い犬とは違う」と主張したが、判決では、現場で目撃された中型犬の特徴が女性の飼い犬と一致し、付近で同種の犬を飼っていた家庭もないことなどから、「中型犬は女性の飼い犬」と認定。「放し飼いの結果、事故が発生しており、女性には損害を賠償する責任がある」とした。