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道頓堀プール ミニ試作成功 今春運営会社発足へ 

2013-01-12 16:54:42 | 社会

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20130112135.html
2013年1月12日(土)15:05
(産経新聞)

道頓堀プール“ふわふわ”「ちゃんと浮いた」ミニ試作成功 大阪・ミナミの道頓堀川開削400周年の目玉事業として平成27年に遠泳プールを設置する計画で、プロジェクト事務局が試作プールを製作し、大阪市内の川で試験に成功していたことが12日、関係者への取材で分かった。事務局は技術的な裏付けが進んだとして、今春にも運営会社を発足させたい考え。2月をめどに、計画の進捗状況を発表する。

 計画は現在、道頓堀商店会など8つの商店会が中心に協議。資本金(3億円)のめどもたつ見込みだ。

 試作プールの試験は、昨年10月23日に大阪市大正区の尻無川でスタート。関係者約20人が集まり、長さ5メートル、幅2・5メートル、水深1・2メートルのプールがクレーンで川に浮かべられた。

 設計・製作したのは、東京ドームの屋根テントなどを製造した大手テントメーカー、太陽工業の関連会社「TSP太陽」(東京都目黒区)。テント生地の箱形プールを川へ係留する“布函式”で、底には発泡スチロールを硬質樹脂で挟んだ板を敷き、発泡スチロールをプラスチックで包んだ浮きを取り付けた。

 注水も行われ、実際に入った道頓堀プール計画事務局の福田靖夫さんは、「プールがちゃんと川に浮いており、ふわふわした感じ」と感想を話す。試験に立ち会ったTSP太陽の問本敏之さんは「プールを護岸にどう取り付けるかなど、詰めていかなければいけない課題もはっきりし、試験は成功した」と胸を張る。

 今後は、プールに張った水の濾過など、衛生基準について詳しい調査を進めるという。道頓堀川開削400周年に当たる27年には、年間を通してミナミ全体でのイベント開催を計画中で、道頓堀川での遊覧船運航などもあわせて実施し、活性化につなげる方針だ。

 福田さんは「客引きが多く、『怖くて汚い』イメージのミナミを安心・安全で楽しい街にしたい。世界がターゲットだが、地元の人にも魅力的でくつろげる街にしたい」と話している。

 【メモ】道頓堀プール  大阪府市特別顧問で作家の堺屋太一氏が、昨年1月の府市統合本部会議で「大阪10大名物」の一つとして発案。7月の記者会見では、長さ25メートル程度のプールを複数つなぎ、総延長800メートル(最終計画では1キロ)の巨大プールを造る計画が明らかにされている。


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