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ボソボソしない! 熟成玄米ご飯の人気上昇「もちもちしておいしい」

2013-12-18 07:10:45 | 健康
ボソボソしない! 熟成玄米ご飯の人気上昇「もちもちしておいしい」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/snk20131216544.html
2013年12月16日(月)20:08
(産経新聞)

 ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な玄米。体に良いと分かっていても「ボソボソして口に合わない」と続かない人も多い。そんな味や食感のマイナス面を熟成により解消した玄米ご飯が「もちもちしておいしい」と評判になっている。「酵素玄米」「寝かせ玄米」などと呼ばれ、新しいものではないが、木村拓哉さんら複数の芸能人が「食べるようになって風邪をひかなくなった」などと最近のテレビで発言し、健康面から注目度アップ。「和食」の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録も追い風に、熟成玄米の和定食が見直されている。(重松明子、写真も)

 小豆と塩を混ぜて圧力鍋で炊き、保温ジャーで4日間熟成させた「寝かせ玄米」ご飯を一口。柔らかな弾力の米粒から、うま味がじわりと広がる。

 東京の下町、台東区蔵前。「食養研究家」の荻野芳隆さん(33)が経営する「結わえる」は、全50席がランチ時に2回転する大盛況だ。主なメニューは一汁二菜定食(800円)と一汁三菜定食(千円)。

 近隣のIT企業に勤める福永康紀さん(49)は、昨年から平日は毎日通っている。「初めて食べたとき、従来の玄米との違いに驚いた。便通がよくなり、特に運動せずに2週間後に体重が3キロ落ちてアレ~!? 半年後の健康診断で腹回りが6センチ減り、やめられなくなった」

 地元プロフットサルチーム、フウガすみだの須賀雄大監督(31)は、「週1回食べに来て、1週間分の玄米を買って帰る。チームの食事指導もこちらで受け、日本の伝統的食文化の素晴らしさや、人としてちゃんと生きていくことの基本が食にあると感じている。普段は粗食ですが、週に1度は好物のすしやラーメンも食べています」

 健康体形を維持するパンツ1枚のお笑い芸人、小島よしおさん(33)も常連だそうで、男性の支持が高いのが特徴だ。

 「肉ダメ、酒ダメ…という健康法には違和感を覚える」という荻野さん。食事をハレ(快楽食)とケ(基本食)に分けてメリハリを付けることを提唱。同店も夜は酒場に変身する。

 「質素な食生活で健康を保ち、たまの好きな飲み食いでストレス発散…というのは、戦後廃れてしまった日本人の伝統的な食生活バランス。これが復活して大衆化すれば、肥満やがんが減って医療費を抑制。食料自給率向上など現代の諸問題が解決できる。そのために寝かせ玄米を事業化した」と荻野さん。創業5周年の来年、新業態のおむすび店を出店。5年で都心部20店の多店舗化を目指している。

 JR高円寺駅北口の商店街を直進した早稲田通り沿いにある「つる来(き)」は、酵素玄米と発酵食品が食べられる店だ。5席のL字カウンターと小上がり一つの粋な小空間。酵素玄米ご飯に、肉、魚、野菜から主菜を1品選び、副菜2品に新香、みそ汁の日替わり定食が900円。

 もっちりした赤飯のような味わいの玄米ご飯と、酒かすに漬けた焼き魚の相性が絶妙! 塩麹や甘酒などの自家製発酵食品が使われ、卵焼きにもふっくら自然な甘さがある。鼻水をすすりつつ夢中で食べていたら、1人で切り盛りしていたお母さんが手を止めて、「風邪ひいちゃったの? ティッシュはそこよ」。気配りにジーンときて、飛び込み取材を申し込んだ。

 「もとは夫婦で営んでいた小料理屋でした」と吉村美枝さん(59)。仲良くカウンターに並ぶ日々も、平成20年に夫の一久さんががんのため62歳で亡くなり一変。残された美枝さんは、「これからは病気にかからない暮らしが大切」と酵素玄米の講習に通い、定食店に衣替えをした。「この食事をもっと早くに知って、主人に食べさせていたら…」。そんな切なさも込めて作るご飯は、かみしめるごとにやさしい味がして、心まで癒やされそうな気がした。


来年4月発売の糖尿病新薬 糖と尿を一緒に排出し血糖値低下

2013-12-18 07:09:21 | 健康

来年4月発売の糖尿病新薬 糖と尿を一緒に排出し血糖値低下
http://news.nifty.com/cs/item/detail/postseven-20131217-230932/1.htm
2013年12月17日(火)16時0分配信 NEWSポストセブン

 糖尿病は身体のエネルギー源であるブドウ糖が筋肉などに取り込まれにくくなり、血液中に糖が出て血糖値が上昇し様々な症状が出る病気だ。進行すると腎不全や糖尿病性網膜症、末梢神経障害など合併症が起こるので、血糖値のコントロールが欠かせない。

 既存の糖尿病薬は、血糖値を下げるインスリンに作用するものが多かったが、来年4月に認可されるSGLT2(グルコーストランスポーター2)阻害薬は、全く違う作用を有する。

 全身を巡っている血液が腎臓を通過する際、腎臓は血液中の不要なものをこし取って原尿を作る。その量は一日に約150リットルで、尿管を通って膀胱に蓄えられる。その過程で水分やアミノ酸、糖など身体に必要な物質が血液に再吸収される。昭和大学医学部糖尿病・代謝・内分泌内科の平野勉教授に話を聞いた。

「糖の再吸収は腎臓の近位尿細管で行なわれます。近位尿細管にはSGLT1とSGLT2という輸送体があり、尿中の糖を認識して血液に送り出しています。主に働いているのがSGLT2で、新薬はこのSGLT2の働きを阻害し、糖の再吸収を防ぎ、そのまま尿に出す作用をします」

 以前、実験用の注射薬でSGLT阻害薬はあったが、SGLT1とSGLT2の両方を阻害するため、小腸での糖の吸収に作用して胃腸障害などが起こった。今回の新薬はSGLT2だけに作用する。

 この薬は尿中に糖を出すので、従来のような糖尿病の尿検査では誤った結果が出やすいため、血液検査を行なう必要がある。インスリンに作用するのではなく、腎臓だけで糖の再吸収を阻害するので、低血糖などの副作用がほとんど起こらない。

 糖が体内に再吸収されず、体内のブドウ糖が減少するので、蓄積された脂肪を分解し、脂肪酸が代替エネルギーとして使われる。これにより体重減少も起こり、血圧や血清脂質 の低下など、副次的な作用も期待できる。
 副作用としては、尿に大量の糖が混入するので、尿が下着に付着すると細菌が繁殖し、膀胱炎や性器感染症を起こすこともある。特に高齢者は尿漏れなどもあり注意が必要だ。

(取材・構成/岩城レイ子)

※週刊ポスト2013年12月20・27日号

SGLT2阻害薬:糖尿病治療薬
http://kusuri-jouhou.com/medi/diabetes/sglt.html

 


『産熱』『放熱』

2013-11-11 18:58:16 | 健康
減らすだけでは体調を崩す! 意外と知らない「体脂肪」との上手な付き合い方
http://news.nifty.com/cs/item/detail/jitsuwa-20131022-4841/1.htm
2013年10月22日(火)15時0分配信 
週刊実話

 「体脂肪」と聞くと、我々は“体に溜まった厄介なお荷物”と捉えがちだが、実は我々の健康維持に大いに貢献し、必要不可欠なものだ。もし体内に脂肪が無ければ、人は存在すらしていないともいわれる。
 しかし、やはり体に付き過ぎると“肥満症”という病態に陥る。特に内臓に付く“内臓脂肪”には注意が必要で、動脈硬化や脳卒中の誘因にもなる。体に余分な脂肪を溜め込まないためには、脂肪の特性を知り、脂肪量をコントロールすることが最も重要なのだ。
 今回はそんな「体脂肪とはいったい何モノか」を追求してみた。

 昭和大学病院消化器内科の担当医はこう説明する。
 「体脂肪を一言で表せば、“体の中にある脂肪”。人の体は、30種類ほどの元素で構成されている60兆個の細胞の集合体なのです。この元素のうち、酸素、水素、炭素、窒素の4元素で体重の90%ほどを占めているのです。ですから、人の体は化合物ということもできます。いずれにしても、健康とは、これらの細胞が正しく機能している状態のことをいうのです」

 ただし、それら元素はそのまま取り込むことができないので、人間は食べ物や飲み物の栄養素から摂取することになる。中でも欠かせないのは、「タンパク質」や「炭水化物」「脂肪」「ビタミン」「ミネラル」の5大栄養素だ。一般的に脂肪は、これらの栄養素としての脂肪を指すが、既に体内に蓄積している脂肪を「体脂肪」と呼び、栄養素として摂取する「脂肪」とは区分される。
 この「体脂肪」はどんな働きをするのか。専門家によれば、(1)エネルギーの貯蔵、(2)タンパク質の節約、(3)体温調節、(4)女性の生理の発現と維持の四つに分けられるという。

 まず「エネルギーの貯蔵」だが、体が正常な働きを維持するには、エネルギーが必要だ。
 エネルギーは体内の糖質、タンパク質、脂肪などの中に蓄えられる。我々の体が正常な働きを維持しようとすると、このエネルギーが最も重要で、脂肪組織に蓄えられた脂肪がエネルギー源として必要な時に燃焼し、足りなくなるとエネルギーを補給するという重要な役割する。
 健康な成人が生きていくために必要なエネルギー量を、1日1200Kcalとすると、全身に蓄えられている体脂肪量は、基礎代謝量にして「140日分のエネルギー」がまかなえる勘定になる。これはマラソンを40回ほど走れるエネルギー量に相当するといわれる。

 次に「タンパク質の節約」だ。タンパク質は筋肉、骨、血液中のヘモグロビン、各種の酵素やホルモンなどの素材となる。そして命を支える身体組織を作り、生理機能を調整するために使われるように仕組まれている。
 しかし、タンパク質が日々のエネルギー源として使われてしまうと、本来の役割である生命の維持を支えることがおろそかになる。
 そこで、日々のエネルギー源のタンパク質が必要以上に消費されないように節約しなければならない。その役割を肩代わりしているのが脂肪で、蓄えている大量のエネルギー源のタンパク質が必要以上に消耗されないように食い止め、倹約に一役買っているのが体脂肪というわけだ。

 「体温調節」に関しては、もともと脂肪は熱伝導率が低いので、人間の体温保持などの保温作用を持っている。体温は体内で作り出される熱(産熱)と体内から外へ逃げる熱(放熱)のバランスで決まる。
 仮に産熱が一定でも、放熱の状態によって体温が変化するため、放熱をコントロールするのが皮下の体脂肪だ。
 外気が低いときは体温が逃げ出すのを抑え、熱い時は外気の温度が体内に伝わることを防ぐ。いわば体脂肪は、「人間が身に付けた“電気毛布”みたいなもの」と医療関係者はいう。
 さらに、内臓を正常な位置に保ったり皮膚に外傷を受け難くし、その下の骨や筋肉が傷つけられないようなクッション代わりになるなど、体内臓器官の保護をする役割を担っているのである。
 このように体脂肪(皮下脂肪)の役割は大きく、重要な働きをしていることが理解できたはず。

 ところが、中には「体重が増えた。体脂肪を削ぎ落とさなくては」などと、自己判断でダイエットやスポーツで懸命に汗を流す人もいる。だが、ダイエットをし過ぎて皮下脂肪を減らすのも考えものだ。
 東京社会医学研究センターの村上剛主任はこんな見方をする。
 「体脂肪が10%以下になってしまうと、環境の変化や暑さ寒さなどに弱く、抵抗力が低下し衰えてしまう。すると、風邪を引きやすくなるし内臓を支える脂肪も減るので、内臓下垂症(たとえば胃下垂など)にもなりやすい。不必要な脂肪がある場合は(日本肥満学会=腹囲が男性85センチ、女性90センチ以上)落とすのもいいでしょうが、よく調べた上で取り組んでほしい」

 つまり、適度に脂肪と筋肉の付いた均整のとれたスリムな身体を手に入れるには、“知的な努力”を重ねていく必要があるということなのだ。
 だが問題なのは、生活習慣が乱れ、体脂肪を皮下に溜めきれず、溢れた脂肪が小腸やその周辺の臓器の周りに蓄積すること。さらに、本来脂肪が付いてはいけない心臓や肝臓に付着して「内臓脂肪」あるいは「脂質異常」(高脂血症)をもたらし、その結果、動脈硬化や心臓病、脳卒中、糖尿病などの原因になる。

 繰り返しになるが、脂肪は悪者ではない。運動不足などの不摂生な生活を繰り返す我々に責任がある。脂肪を溜めず健康でいたければ、食事を少な目に、運動を活発に行うことである。

20ミリ・シーベルト以下で安全…規制委が指針

2013-11-08 15:44:37 | 健康
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20131107-567-OYT1T01511.html
2013年11月8日(金)03:06
読売新聞

 原子力規制委員会が、東京電力福島第一原子力発電所事故で避難している住民の帰還に関し、1年間に被曝ひばくする放射線量が20ミリ・シーベルト以下であれば、健康上に大きな問題はないとする指針を今月中にまとめることがわかった。

 政府が長期目標として掲げる「年間1ミリ・シーベルト以下」が安全の目安ととらえられているため、科学的な知見を示して不安の払拭を図る。指針には20ミリ・シーベルトでは発がんリスクが十分に低く、適切な対策を取れば、リスクは回避できるとの見方が盛り込まれる見通しだ。

 現地調査を行った国際原子力機関(IAEA)も10月、年間1~20ミリ・シーベルトの被曝線量は許容できるとした報告書をまとめている。

 指針を受けて、政府は正確な線量を把握するため、携帯式の個人線量計を配布する。保健師などが住民の健康相談に乗る「帰還支援センター(仮称)」も各市町村に設置する方向だ。


プルースト現象、懐かしい香りが脳や体を活性化

2013-11-08 15:43:43 | 健康
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20131108-567-OYT1T00822.html
2013年11月8日(金)15:01
読売新聞

 香りが過去の記憶をよみがえらせる「プルースト現象」と呼ばれる体験によって、快感や自分の体験の記憶に関わる脳の働きが活性化し、健康状態も改善するとの検証結果を、花王感性科学研究所(東京)や愛知医科大などの研究グループがまとめた。

 8日、徳島市で始まった日本ストレス学会で発表された。

 男女計10人(20~35歳)に自分の肯定的な体験を思い出す市販の香水と、具体的な記憶と結びつかない未発売の香水をそれぞれ2分間嗅いでもらい、PET(陽電子放射断層撮影)で、脳の状態を比較した。

 「プルースト現象」を起こす香りでは、快感などを判断する「前頭眼窩がんか野」と呼ばれる大脳の前部や、自己記憶に関わる「後部帯状回」と呼ばれる大脳の内側が同時に活性化した。炎症を起こす体内物質が血中で減少、体の状態を良くすることも確認した。

 プルースト現象を起こす香りを嗅ぐと、「出勤前のお父さん」「果物を食べた夏休み」「友達との買い物」などを思い出し、「懐かしさ」「快さ」といった感情が強くなっていた。未発売の香水では、こうした効果は見られなかった。


トランス脂肪酸、米で規制へ…「心臓病の原因」

2013-11-08 15:43:07 | 健康
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20131108-567-OYT1T00430.html
2013年11月8日(金)12:18
読売新聞

 【ワシントン=中島達雄】米食品医薬品局(FDA)は7日、マーガリンなどの加工食品に含まれるトランス脂肪酸の規制に乗り出す方針を明らかにした。心臓病の原因になると指摘されており、「安全ではない」と判断した。トランス脂肪酸を含む食品の販売はFDAの許可制となり、販売禁止になる食品も出てくる見通しだ。60日間、国民から意見を募集したうえ、正式に決める。

 トランス脂肪酸は、液体の油を固体に変える際に生成する分子で、ケーキや揚げ物などにも含まれる。体内に入ると、血液中の悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らす働きがあるため、摂取しすぎると動脈硬化が進行、心臓病になりやすくなる。 米疾病対策センター(CDC)は、トランス脂肪酸の規制により、年間2万人の心筋梗塞を防ぎ、心臓病による死者を7000人減らすことができると推定している。



利便性か安全性か 大衆薬のインターネット販売

2013-11-08 14:33:58 | 健康
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/snk20131107104.html
2013年11月7日(木)08:08

 ネット業界「われわれのビジネス否定」

 ■薬害被害者「薬剤師介在すること重要」

 今年1月の最高裁判決から10カ月。大衆薬のインターネット販売のルールが、ようやく法制化されることになった。「安全性が担保されることが何より重要」とする厚労省側と、「速やかに全品目を解禁すべきだ」と主張してきたネット業者側の“対立”は、安全性評価の期間を短縮するという妥協案でようやく決着する見通しとなった。評価の声がある一方、ネット業者の反発は激しい。

 「対面販売は安全、ネット販売は危険という理由でネットがダメということなら、われわれのビジネスが否定される」。ネット販売大手「ケンコーコム」の後藤玄利社長(46)は6日、東京都内で記者会見し、政府の方針に強い反発を示した。

 後藤社長は、ケンコーコムでは使用後の副作用の状況確認のためにメールを送るなど「安全確保に取り組んでいる」と説明。「副作用を把握するならば、販売した相手が分かるネット販売の方が、店頭よりトレーサビリティー(履歴管理)の点で優れている」と強調した。

 薬のネット販売は、体に障害のある人など店舗を訪れることが難しい患者にとって利便性が向上するため、ネット業者が早期の「全面解禁」を要望していた。6月に政府が閣議決定した成長戦略では、薬のネット販売解禁が規制緩和の中核に据えられ、期待感が高まっていただけに、一部規制が残ったことへの失望感は大きい。

 一方、今回の決定を評価する声もある。全国薬害被害者団体連絡協議会の花井十伍代表世話人(51)は「薬を安全に使うためには、専門家である薬剤師が介在することが重要だ」と強調。副作用リスクが定まるまでの間、薬剤師による対面販売を義務づけるとした政府の方針を支持した。

 厚労省によると、昨年12月に大衆薬への転用が承認されたばかりの中性脂肪異常改善薬「エパデールT」では、これまで知られていなかった肝機能障害の副作用が新たに明らかになるなど、転用後の一定期間は“不測の事態”が起きるケースもある。

 大衆薬のネット販売をめぐっては1月の最高裁判決以降、国のルールがないままなし崩し的に解禁され、無許可業者による販売などもあり、混迷していた。

 花井氏は「国はルール作りを進めるとともに、違法業者を監視するなど安全管理に努めてほしい」と述べた。


三木谷氏、政府会議辞任を表明 薬ネット販売制限めぐり

2013-11-06 19:17:17 | 健康

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/TKY201311060330.html
2013年11月6日(水)17:48
朝日新聞

 楽天の三木谷浩史会長兼社長は6日、都内で記者会見を開き、政府の産業競争力会議の議員を近く辞める意向を明らかにした。厚生労働省が市販薬(一般用医薬品)のインターネット販売で、劇薬など一部の市販薬のネット販売を制限する方針を決めたためだ。

 三木谷氏は会見で「立法されれば、不本意ながら辞任させていただく」と語った。厚労省方針のまま、薬事法改正案が国会に提出されるかを見極めて、辞任時期を判断する。楽天グループの医薬品販売会社などを通じ、今後、訴訟で国と争う方針も示した。

コメント
結構なこと。
地方の薬局店は閉店の憂き目に遭わずに済む可能性があるが、3年間の猶予だから‐‐‐‐‐‐‐‐。

 

 


薬23品目、市販3年でネット販売解禁…厚労相

2013-11-06 19:15:32 | 健康

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/trend/20131106-567-OYT1T00534.html
2013年11月6日(水)12:43
読売新聞

 田村厚生労働相は6日午前、厚労省で記者会見し、一般用医薬品(市販薬)のインターネット販売の新ルールとして、医師の処方箋が必要な医療用医薬品から市販薬への切り替え後原則3年以内に解禁する新たなルールを発表した。

 切り替え後3年で販売が認められるのは23品目で、副作用リスクの高い「劇薬」5品目は、ネット販売を認めない。政府は薬事法改正案を今国会に提出し、成立を目指す考えで、新ルールは来年春から適用される見通しだ。

 市販薬のネット販売を巡っては、1月の最高裁判決が一部を除いてネット販売を禁止した厚労省の省令を違法と認定した。判決以降、安全確保のルールがないままネット販売が続く「事実上の全面解禁」となっていたが、法改正により新ルールに基づく規制が適用される。新ルールにより、市販薬約1万1400品目のうち、劇薬以外の市販薬が段階的にネットで販売可能になる。


高血圧予防、カギは塩分…東京女子医大准教授

2013-11-05 18:27:57 | 健康
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20131104-567-OYT1T00955.html
2013年11月4日(月)23:59
読売新聞

 東京女子医大・東医療センターの渡辺尚彦准教授は4日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、日本人の3人に1人を占める高血圧について、「塩分の少ない食事など生活習慣の改善で、薬を減らすこともできる」と、予防や改善策について語った。

 高血圧患者は推計3970万人。渡辺准教授は、血圧は早朝、深夜、勤務中などで変化する上に、医療機関で測定すると平常時と差が出るため、家庭で血圧を測ることを勧めた。

 高血圧と診断されても、〈1〉ソースやしょうゆをかけずに素材の味を楽しむ、漬物や梅干しは残すことで塩分摂取量を抑える〈2〉42度以上の熱いお風呂に入らない、帰宅時は上着を脱ぐ前に室内を温めて寒暖の差を避ける――など日常生活の工夫で血圧を下げることが可能とした。



アルツハイマー研究、根治薬・仕組み解明へ期待

2013-11-04 16:02:50 | 健康
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/20131104-567-OYT1T00242.html
2013年11月4日(月)11:14
(読売新聞)

 厚生労働省の研究班(代表・森ひろし大阪市大教授)は、今月から、アルツハイマー型認知症の予防や根本治療薬の開発につながる調査研究に乗り出す。

 アルツハイマー型認知症をほぼ確実に発症する家族性アルツハイマー病の患者や家族の実態調査を実施。この病気の遺伝子を持つ人を対象にした国際研究「DIANダイアン」に参加することで、アルツハイマー型認知症全体の発症メカニズムの解明や創薬が期待される。

 全国の認知症高齢者は、推計で約462万人。主な認知症には数種類あるが、記憶障害が主症状のアルツハイマー型が最も多く、全体の約7割を占める。海外の研究によれば、家族性アルツハイマー病の遺伝子を持つ人のほぼ全員が発症し、発症の時期も40歳代、50歳代などが多い。世界では、遺伝子を持つ家系は約520見つかっているが、日本での実態は不明だ。


食事制限・運動なしでメタボ治療…マウスで効果

2013-10-31 15:09:37 | 健康
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20131030-567-OYT1T01463.html
2013年10月31日(木)03:03
読売新聞

 肥満が原因で発症する糖尿病やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を治療する薬の候補物質を見つけたと、東京大の門脇孝教授(糖尿病・代謝内科学)らの研究チームが発表した。

 心臓病の合併など様々な事情で運動や食事制限ができない人に朗報で、飲み薬を目指して5年以内に臨床試験を始める。研究成果は31日付の英科学誌ネイチャーに掲載される。

 肥満の人では、アディポネクチンという「善玉ホルモン」の分泌が減り、糖尿病やメタボにつながることが知られている。アディポネクチンを薬にできれば糖尿病などを改善できると期待されるが、構造が複雑なため、飲み薬としての量産は難しかった。

 研究チームは、飲み薬として使えそうな数百の化学物質を試し、アディポネクチンと似た働きをする物質を発見。脂肪の多い食事で太って糖尿病になったマウスに物質を飲ませて、効果を検証した。その結果、マウスの食べる量や体重に変化はなかったものの、血糖値や中性脂肪の濃度が下がった。肥満による筋力低下を抑える効果もみられた。


難病対策拡大、制度破綻した現状打破へ 首相も「ライフワーク」 医療費助成の難病300種に拡大

2013-10-29 14:33:51 | 健康
医療費助成の難病300種に拡大、負担2割に軽減 厚労省が素案提示
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/snk20131029523.html
2013年10月29日(火)11:28
産経新聞

 原因が分からず効果的な治療法がない「難病」について、厚生労働省は29日、医療費助成の対象となる疾患を大幅に拡大し、患者の負担額を2割に軽減する新制度の素案を専門家でつくる難病対策委員会に示した。対象疾患は今後決定するが、現行の56種から、約300種に広がる見通し。素案をもとに最終報告書を来月まとめ、来年の通常国会で新法の成立を目指す。

 対策には消費増税による増収分を充てる。同時にiPS細胞(人工多能性幹細胞)などを使った治療法や創薬の研究を進め、その成果を日本の成長戦略につなげる狙い。

 難病対策ではこれまで助成の対象から漏れ、高額な医療費負担を強いられてきた患者も多く、不公平感が高まっていた。厚労省は平成27年1月にも新制度を導入し、是正を図る方針。一方、患者の多い「パーキンソン病」や安倍晋三首相が患う「潰瘍性大腸炎」などは助成対象から外れる可能性もある。

 素案では、医療費助成の対象となる難病の認定基準を「患者数が人口の0・1%程度以下」と規定。助成対象者については疾患ごとに重症度の基準を定め「日常生活や社会活動に支障がある」と認定された重度の患者に限るとした。対象となる具体的な疾患名については、今後設置する第三者委員会で決める。

 助成についてはこれまで原則3割(70歳未満)だった自己負担額を2割に引き下げ。月額の上限は所得に応じ6段階設け、最高でも約4万4千円の負担に抑える。新たに対象となる患者は負担が減る一方、重症で医療費が無料になるなどしていたこれまでの患者は負担が増えるケースもあり、3年程度の緩和措置を設ける。

難病対策拡大、制度破綻した現状打破へ 首相も「ライフワーク」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/snk20131029538.html
2013年10月29日(火)12:28
産経新聞

 難病対策はこれまで確固とした法の裏付けがないまま、厚生労働省の一事業として行われてきたが、高齢化の流れとともに予算の確保が難しく、事実上の制度破綻を起こしていた。

 現在の難病対策は昭和47年、30~40年代に多発し、後に薬害と判明した神経疾患「スモン」対策の一環として当時の厚生省が始めた。国内でも数少ない患者が国の研究機関に臨床データを提供する代わりに、医療費の助成を受けられる仕組み。原因不明で症例数が少ないなど、一定の要件を満たした130種の病気を「難病」に指定し、治療法の研究費を助成。このうち特に治療が難しい56種は医療費を助成している。

 医療費助成は国と地方自治体が半分ずつ負担する制度だったが、小泉政権以降、国の事業費を前年比一律10%カットする「概算要求基準(シーリング)」が導入され、高齢化とともに増える患者に対応できなくなった。平成25年度の事業費は1342億円の見通しだが、国の予算は440億円。超過分は自治体が負担するという“破綻”を招き、約300種とされる難病患者すべてを救うことは不可能な状態に陥っていた。

 検討会はこうした状況を打開しようと民主党政権時に議論を始め、ここまでの結論を出すのに3年以上かかった。自らも難病患者の安倍晋三首相は15日の所信表明演説で、「難病対策はライフワークとも呼ぶべき仕事」と語っている。


医療ロボ「病院実習」…大阪市内に模擬施設

2013-10-15 16:28:58 | 健康

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20131012-567-OYT1T00787.html
2013年10月15日(火)08:20
(読売新聞)

 医療や介護分野で使う生活支援ロボットの普及に向け、関西の産官学が、大阪市内の病院跡地に「模擬病院」を開設して試作ロボットの実証実験に乗り出す。

 高齢者の見守りや移動の手助けなどをするロボットの実用化を図るのが狙いで、2014年度の開始を目指す。国内初の取り組みで、全国から関連企業を呼び込み、ロボット関連の産業を育てたい考えだ。

 元パナソニックロボット事業推進センター所長で大阪工業大の本田幸夫教授らが発起人となって今夏、設立された「スマートウェルネス研究会」(代表幹事=福島公明・淀川キリスト教病院理事)が中心となって進める。

 移転した淀川キリスト教病院(大阪市東淀川区)跡に旧病棟を改造するなどして診察室や手術室、検査室、病室などの施設を再現する。同病院や大阪大学病院などの医師や看護師らが立ち会い、各企業が持ち込んだロボットで、患者がベッドやいすに移る際の介助、重作業支援、投薬補助といった作業を実際に確かめ、使い勝手や課題などを探る。


糖尿病「まずインスリン投与を」 負担軽減…家族も患者も生活の質向上

2013-09-20 17:44:49 | 健康

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/snk20130920529.html
2013年9月20日(金)11:08
産経新聞

 今や国民病ともいえる糖尿病。治療にあたって、血糖をコントロールするインスリンの投与が患者とその家族の生活の質を向上させることが、「健康日本21推進フォーラム」(東京都中央区)と、糖尿病治療薬の研究開発・販売を行っているサノフィ(同新宿区)が、実施した「糖尿病に関するQOL調査」で分かった。

 調査によると、患者家族の88・9%が患者の糖尿病治療を支援。一方で、家族の43・6%が治療支援にストレスを感じている。治療に関しては「精神的」「金銭的」な負担が大きいという。

 発症すると、インスリンの早期投与と用量調節が有効だが、患者本人は「投与をなるべく先延ばしにしたい」という傾向もみられる。しかし、実際に投与を受けた患者自身は「経口薬よりも確実に血糖コントロールができる」(86・8%)、「合併症の進展を防げる」(79・5%)など高く評価。さらに「食事ストレスの軽減」「気持ちが前向きに明るくなる」「家族仲がよくなる」など生活の質の向上も実感。さらに家族にも、投与による治療が負担になっていないことが明らかになった。

 東京医科大学内科学第三講座の小田原雅人主任教授は、「医師からインスリン導入を勧められても拒否反応を示す患者は多いが、早期投与を検討することは有用。『前向きに治療に向き合ってほしい』という家族の思いを無駄にしてはならない」としている。調査は今年3月、2型糖尿病患者550人とその家族450人にインターネットを通じて行われた。